ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #6 整う睡眠とは
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第6回は、「整う睡眠とは」。体質によって必要な睡眠時間が違う?心身を十分に休める睡眠時間が確保できないときはどうするのがよいのでしょう? コンディションづくりに大切な睡眠の調整方法についてゲストにお話を伺いました。今回のゲストは、ヨガインストラクターのヤスシさんです。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスが
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、4月から新しくアーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンというクラスがスタートします。楽しみですね♪
こちらは、月3回月曜日の夜19:30より
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話を聞くことができますよ。
-
アヤ
今回は『睡眠』についてゆるトークします。
ゲストはヤスシ先生です。 どうぞよろしくお願いいたします。 -
ヤスシ
よろしくお願いします。 -
アヤ
私は、夜寝る3時間ぐらい前から、 部屋の電気の照度を下げて過ごしています。
これは、睡眠の質を上げるために、毎日取り組んでいることです。
ほとんど暗いリビングで過ごして、軽くストレッチしたりして、 感覚がほっと安らぐのを待っています。
ヤスシ先生は、仕事柄移動が多い時期がありましたが、
時差ぼけや疲れが見えないのが、不思議でした。
先生は睡眠時間、通常どのくらい取るようにしていますか? -
ヤスシ
そうですね。
時間としては6時間半から7時間ぐらいだと思います。
7時間は確実に取るようにしてますね。 -
アヤ
それはなぜですか? -
ヤスシ
なぜかって…
本当に僕にとっては、日々のお仕事が最優先だと思ってるので、
スタジオなどに行く時はやっぱり、ベストコンディションでと思うと、
それが自分でコントロールできるのは、睡眠時間くらいだったりします。
例えば、風邪を引いたりとかしたらしょうがないんだけど、
睡眠が足りなくって、体調がすぐれなくっていうのは、自分の落ち度だと僕は思っちゃうので、
だから、睡眠を取るのも仕事だと思ってるくらいです。 -
アヤ
あぁ、なるほどですね。
じゃどうしてもですね…、睡眠時間が取れない時ってあると思うんです。
例えば、出張が続いたりとかすると、 いつもと環境が違うところで過ごさなきゃいけない、っていう状況がありますね。
私もそういうときっていうのが、ちょっとどうしても睡眠の質が落ちてしまうんですけれども、
そういうことが多い中で、先生は何か 工夫していることっていうのはあるのでしょうか? -
ヤスシ
えー、そうですね。
確かにね、以前は、ニューヨークと日本を行き来してたので、 時差ぼけもありました。
睡眠時間が削られるっていうこともあったんですけども、
ま、全然アーユルヴェーダじゃないけれども、
一つの大きなところは、「根性」で乗り切るっていうところ(笑)
ひとつはね。
で、二つ目の方法がもしあるとしたら…、
眠気があるからコーヒーを飲もうとか、チョコレートを食べようとかっていう風にせずに、 なんか変なエネルギーがある感じがするので、 眠気がある時の方が、刺激の少ないものを取ってるかもしれないです。
それこそお白湯とか、ほうじ茶とか…。
そして、1日睡眠時間が少なかったら、次の日で取るようにしてますね。
時差ぼけの時はね、どうしても一週間ぐらい少なかったんですけども、
それはやっぱりさっき言った、 第一メソッドの「根性」でしょうか。
そして、気をつけてるのは…
あるお医者さんが言ってらしたんだけども、
例えば、7時間の睡眠を取るために…、 夜寝るのが3時だったら10時まで寝よう!っていうよりも、
僕は、何時に寝ても同じ時間に起きる!っていうことをなるべくしてます。 -
アヤ
同じ時間に起きる。 -
ヤスシ
うん。
それが一番こう、足りない時にいいって聞いたので…。
なので、朝ゆっくり寝るから夜遅くまででもいいやっていうことは思わずに、 朝起きる時間から逆算してっていう感じですね。
今ではどんどん、ヨギーエアで朝、教えることも多くなったので、 もう22時ぐらいからそわそわして、横にならないと!とか思ったりするわけですよ(笑)
で、特に用事がないこともあるんだから、 本当に、18時半ぐらいに寝ちゃう時も、なきにしもあらずで。
だから僕にとっては、僕の健康と…、実は肌のケアも、 多分睡眠時間だと思ってます!
睡眠時間だけは優先してますね。 -
アヤ
そうですよね。
やっぱり睡眠ってとても大事ですよね。 -
ヤスシ
そうですね。 -
アヤ
これもなんか体質とかによって…
睡眠時間の大体の目安っていうのが出てたりするんですけど…、
ちなみに、ピッタ体質の人は大体7時間ぐらいらしいです。
ヴァータ体質の人っていうのが8時間だったかな。
カパ体質の人が6時間。ちょっと短め。
カパの人は結構体力がある。っていうので、根性もあるみたいですね。
なので、ちょっと短めの時間っていうのがいいみたいです。 -
シチ
アユルヴェーダ的に、何か睡眠の取り方みたいなのってあるんですか?
こういうふうにとったほうがいいよ。とか… -
アヤ
そうですね。
あの~…、アーユルヴェーダ的には、寝る前の3時間~、
いろんな感覚刺激を少なくしていくっていうことを推奨しています。
その感覚器官っていうと、見ること、聞くこと、鼻から嗅ぐこと、味わうこと、肌に触れること、 この五感ですね。
その中でもやはり、視覚と聴覚っていうのは、感覚の中でとても割合が多い。
情報入力の割合が多いところなので、目を休める、耳を休める。
もしくは、耳障りの良い穏やかな曲を聴く。自然音に近いような…
そういうものを聞いて、ゆっくり過ごす。
とりあえず心地いいな。って思えるような環境の中に、身を委ねていく、 っていうことを推奨しています。
あとはですね。
やっぱり眠りが浅くなりやすい人には、ホットミルク…
温めた牛乳にギーを入れて、それをゆっくりゆっくり飲む。っていうことは、 言われたりしてます。
なんですけど、私も結構22時とか9時半から相当眠くなるんですけど、 入眠に困ることはまずないので、試してはないんですけれども(笑) -
ヤスシ
僕も困らないんですよね。 -
アヤ
うん…。寝れちゃうんですよね。
後はですね、夜、瞑想するっていうのも一つありかなと思っています。
すごく精妙な時間になりますし、 意識とか感覚器官を静かにする。
安らぎの中に導くっていう意味では、 やはり瞑想のテクニックっていうのは、 とても効果があるんじゃないかなと思います。
私も、ストレッチすることであったり…
そのストレッチをしながらも、若干瞑想的になので…、
脇腹を伸ばしながら、ただ寝るんですよね(笑)
意識が飛んだりとか。
でもそのぐらい、なんかこう…なんだろう、
居心地がいいところっていうのを探り続けていくっていうのは、 これは夜、寝る前の楽しみに繋がってくるんじゃないかな。って思います。
なので、なんでもわくわくしながら、心地良いことを見つけていく。
そして自分が、何に対してリラックスをしていくのか、っていうのを見つけ続けていく。
アレンジしていかれると、きっとこう、自分の居心地のいい夜の時間っていうのが、 出てくるんじゃないかなって思います。 -
シチ
ありがとうございます。 -
アヤ
ありがとうございます。 -
ヤスシ
アヤさんにちょっと質問していいですか?
例えば、アーユルヴェーダでは、寝る前の…、例えば何時間前とかに食事を終えるとか、 そういうのもあるんでしょうか? -
アヤ
はい!あります。 ありがとうございます。
そうですね。
アーユルヴェーダでは、食事の消化力の一番高い時間に、 一番量を多くとるっていうことをしてます。
なので、ピッタの時間帯:昼の10時から夕方の大体16時ぐらいまで、
っていう間に、消化力が一番高い時間帯になってきますので、 その時間に取られるといいですよ!っていう風には言われてます。
なので夜はですね、比較的軽い食事。
ボリュームを下げたりとか、あとは野菜を中心とした食事に切り替えていくとか、 胃の負担が少ないものを取るようにすると良い。と言われています。
で、それはですね、
大体入眠の3・4時間前っていう風に言われています。
-
ヤスシ
やっぱりそのくらいなんですね。 -
アヤ
はい。そのぐらいがいいんじゃないかっていう風に言ってますね。
やっぱり2時間だと、ちょっと早すぎるみたいなんですよね。 -
ヤスシ
そうですよね。 -
アヤ
どうしても、食事時間があって…、
私も時々そうなんですけど、20時、21時とか、遅い時間帯に食べれざるを得ない状態があって、 そして、すぐ眠らなきゃ、次の日の仕事に影響するっていうような、 いたしかたない状態の時とかっていうのは、
消化力とか、老廃物を体の中に止めないようにする働きかけっていうのも、実はあったりします。
それはですね…、ちょっとあれなんですけど…、
イレギュラー的な感じで捉えてもらえるといいんですけど。
食後ですね、30分ぐらいちょっとゆっくり過ごした後に、
その後、少し散歩するとか。(30分ぐらいの散歩とか)
なんかそういう、ちょっとだけ体の熱量が上がること、それもゆっくりですね…
上がることっていうのを取り組まれると、 体の中に老廃物が貯まりにくいっていう風に言われてたりします。
なので、そういう風にして思うと…、
夜中に外に出るのは結構難しかったりしますから、
おうちの中で、それこそちょっとヨガ的な、軽い運動をしていくっていうのも一つあるでしょうし、 胃に負担がない程度にですね。
負荷がかからない程度に、ちょっと体を動かしてみるっていうのが、 老廃物をためない体にしていくのに、いいのかなって思ってます。 -
ヤスシ
なるほど!ありがとうございます。 -
アヤ
はい!ありがとうございます^^
はい。今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
今日は、睡眠について、ヤスシ先生にお話をお伺いしました。
自分の睡眠時間の長さによって、 コンディションが変わるということが、
これも仕事の一部という風に捉えて、 眠ることを優先的に、コンディションを整えていくようなリズムにしていくと、 自分が、どのくらいの長さの睡眠を取ったら過ごしやすくなるのか。 疲れにくくなるのかっていうのが見つかりやすくなるんじゃないかな。っていう風なお話もありました。
この部分はやはり、聖典で書かれていることに、 全て寄り添うっていうよりは、自分の感覚に従って、いつも見続けてあげるっていう風に、 繊細な観察者であり続けることを、ヤスシ先生から今回学んだような気がします。
どうしても時間が取れずに、いなければいけない時っていうのは、
朝早い時間帯、朝起きる時間帯を一緒のものにしてあげると、
そこでコンディショニングが整いやすくなる。という風な、ちょっとしたヒント、 ちょっとした手がかりっていうものもありました。
こういうことに関しては、やはり私たちも、取り組んでみたいなって思えるような ことだったと思います。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪