ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #25 鼻炎の対策
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第25回は、「鼻炎の対策」について。鼻づまりや鼻水・・・季節の変わり目になるとアレルギー的な症状が出るという方も多いようです。呼吸法をするときや眠るときにも鼻の症状は気になります。快適な呼吸のためにも自分でできる対策について、ヨガインストラクターのキコさんに聞いてみました。
※鼻筋マッサージのところで、「目尻」と言っていますが、正しくは「目頭」です。目頭から小鼻にかけて、となります。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているシチさんです。
シチです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスが
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、4月から新しくアーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンというクラスがスタートします。楽しみですね♪
こちらは、月3回月曜日の夜19:30より
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話を聞くことができますよ。
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アヤ
今回は『鼻炎対策』についてゆるトークします。
ゲストは、キコ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
キコ
はい。キコです。
よろしくお願いします。 -
アヤ
お願いいたします。
季節の変わり目に鼻炎になった、と耳にすることがあります。
今まで何ともなかったのに、 季節の変わり目に鼻炎になってアレルギー症状が出るようなことが多くなった、 とお話しする方も私の周りには結構いらっしゃいます。
そんな中ですね、やはりちょっと鼻が苦しいと思考もまどろんでしまったりしてしまうので、 できればですね、その詰まってしまった鼻、 詰まりとかなんか鼻問題っていうのをどうにかしたいなっていうふうに思うんです。
で、私もですね実は、 アレルギーを持っていて、 やっぱりその季節性のものっていうのが出てきたりするんですけど、 今はですね、笑いながら付き合ってるような感じです。
なんですけど、やっぱちょっとこう出てくるとですね、 やっぱり鼻通りがいい時がいいわと思って、恋焦がれますね。
何かそのキコ先生がなんか鼻炎対策として何かこうおすすめの方法とかあれば、 なんか今日はお話をお伺いしたいんですけれども、なんか得策みたいなのってありますか? -
キコ
はい、私もですね、実は鼻炎だったんですよね。
子供の頃からずーっと鼻炎でいつも鼻をムズムズ手でこすったりとか、 就職した後も「あれキコさん」あっ、その時はね、 キコさんじゃないですけども、「キコさん、お化粧してる?」って言われたりして、 なぜかって言うと、 鼻をよく触るので鼻のお化粧が取れていて、 それくらい鼻をよく触るぐらい鼻炎だったんですよね。
その時ね、エアラインに居たので、あの飛行機の中で過ごす時間が長かったので、 ものすごくね乾燥して埃が舞いやすい状態なんですね。
なのですぐに搭乗とかみなさんが帰られる時って、 すぐ鼻がムズムズしてくしゃんくしゃんくしゃん出たくなってしまうのをぐっとこらえながらね、 笑顔でねお送りしていたんですけども。
実は、ヨガを始めてから鼻炎が治り始めたんですよね。
良くなってきた。
もう完全なゼロではないんですけれども、 だいぶ鼻に困ることはなくなってきたって言っても過言ではないぐらいかなと思います。
アレルギーも花粉もだいぶ出てこなくなってきましたね。 -
アヤ
何をしたんですか? -
キコ
ヨガをしたっていうとそれまでで終わってしまうんですけど、 ヨガをすることでね、呼吸がすごく深まるんですよね。
で、この呼吸って実は、鼻ともちろん直結していくんですけども。
これちょっと東洋医学のね勉強した時に、 肺の機能と鼻って連動性があって、 この肺って、これからだんだん寒くなってくるんですけども、 この秋にだんだんだんだん、影響を受けやすくなっていくんですよね。
で、秋になってくると同じように乾燥もし始めてくる、 乾燥に弱いのも肺なんですよね。
なので、その飛行機の上って乾燥している、 そして鼻に直結して肺に直結して、 っていうふうに鼻のアレルギーが出やすい状態だったのではないかなって思ったりもしています。
これからね、みなさんだんだん乾燥する時期に入ってきたら、 ぜひ、ちょっと乾燥対策などもしていただけると鼻炎に悩んでいる方は、 楽になってくるかななんて思ったりもします。 -
アヤ
じゃあ、その乾燥対策ってどういうことをされたりするんですか? -
キコ
もちろん、加湿をするっていうのも必要なんですけども、 きっとたぶんみなさん無意識のうちに口呼吸に入ってると思うんですよね、 日常の生活の中で。
鼻って加湿する力もあるので、 鼻呼吸をしっかりと意識を向けていくっていうことと、 肺と鼻、乾燥が結びつくってお話ししたんだけども、 それプラス皮膚も同じなんです。
皮膚も陰陽五行思想というのがあって、 その五行の枠に入ってくるんですけども、全部同じ系列に入ってくるんですね。
で、この皮膚も潤いを入れてあげることによって肺が整ってきたりとか 鼻が整ってきたり連動性があるので、 皮膚もオイルを使ってしっかり潤いを入れてあげるとか、 あとはアーユルヴェーダでもやっていきますけれども、 ダルシャナ、皮膚をこすってあげるっていうものもすごく有効的です。 -
アヤ
なるほどですね。
皮膚こすったりするのは、 アーユルヴェーダだとシルクの素材のものっていう風にあるんですけど、それは同じ感じですか? -
キコ
そこはね、特に気にしてないです。
おばあちゃんの知恵袋みたいな感じのイメージしていただくと、 東洋医学ってすごいわかりやすいんですけども、 秋から冬にかけておばあちゃんじゃなくておじいちゃんかもしれない、 乾布摩擦…、こうやってね、やるイメージないですか? -
アヤ
私やってました。 -
キコ
やってました?!
寒い中タオルでゴシゴシゴシゴシ。
あれってなんか昔は意味がわからなかったんですけど、 頑張ってるなーっていう風にしかね思わなかったんですけど、 今思うと皮膚を強くするっていうものって、 肺を強化して風邪ひきにくくするっていう意味があったんだなーって。 今思うとねあるんですよね。
なので何でもいいのかもしれないです。
タオルでもいいので、とりあえず刺激を入れてあげて皮膚を丈夫にしてあげて、 なおかつ潤いを入れてあげるっていう。
オイルとかクリームでもなんでもいいかなと思うので潤いを入れてあげるっていうのが、 鼻にも直結してくるので、鼻炎を起こさないきっかけになっていくんじゃないかなって思います。 -
アヤ
なるほどですね。潤い大事ですね。
すごいしみじみ聞いてました。 -
キコ
潤い大事!
なんかヨガやってる先生って年齢不詳だったりって言われないですか?
自分で言うのも何か変なんですけども。 -
アヤ
言われます。
キコ先生も年齢わかんないです、私。 -
キコ
いやいや、私まあまあそこそこはいってるんだけど(笑)
なんか何だろう…
顔とかあんまりお化粧してない方、 濃いお化粧されてない方が多いようなイメージなんですよね、 私の中でヨガの先生って。
だけど、お肌がツヤツヤしてたりとか、 場合によってはてかてかしてるかもしれないんですけども、 あれって呼吸をすごいいつもね、 深い呼吸してるから肌が潤ってるのかなーなんてそんなところからもね、 繋がりがね出てきますね。 -
アヤ
なるほどですね。
じゃあ結構肌が乾燥してたりとかすると、 もしかしたら自分の中の、 肺っていったところも乾燥しかけてるっていう風に認識していいということです? -
キコ
いいと思います。 -
アヤ
じゃあ結構、秋から冬にかけて乾燥ひどいから、 やっぱり肌のケアも含めてちょっと気にした方がいい感じですね。 -
キコ
した方がいいと思います。
結構肺胞って奥の方まで酸素が届かなくて乾燥している状態の方って多いみたいで、 何パーセント…、 今思い出してもちょっとね何パーセントか忘れてしまったんですけども、 湿度が20~30%になると、もう先っぽの方が干からびてる状態、肺胞がね。 -
アヤ
おぉ、干からびたくない干からびたくない。 -
キコ
ちょっとこれ、パーセンテージはアバウトなんですけども、 でも逆に、例えば80%ぐらい潤いすぎても良くなくて、 肺の奥の方が水浸しになってる状態とも言われていて、 乾燥しすぎてもいけないし潤いすぎてもいけないっていうね。
ちゃんと皮膚呼吸ができる状態作ってあげないといけないという風に言われています。 -
アヤ
じゃあちょっとやっていきながら、 自分の潤い度合?ていうのを見つけていく感じでいいんですかね? -
キコ
いいと思います。
オイルって必要な分だけしか皮膚に浸透していかないって言われるので、 つけてみて溢れたらちゃんとティッシュで拭き取ったりして取ってあげてとか、 そんなに気負わずに楽しみながら潤いを楽しんで入れてあげるといいのかなーって思います。 -
アヤ
なるほどですね。
ちなみにですね、 アーユルヴェーダとかでもオイルを使うんですけど、 その時にオイルをつけすぎるとですね、逆に乾燥が進むって言うんですよ。
なので、多分溢れてしまってるんでしょうね。
顔とか腕とか体につける場合には、 もう結構手のひらでまんべんなく広げて、 それをぺたぺた皮膚につけるような、 そんな感じで十分ですよっていうのを聞いたことあります。 -
キコ
なるほど、はい、気をつけます。つけすぎないように^^ -
アヤ
いや、キコ先生も肌がつやつやですからね。 -
キコ
いやいやいや、テカテカして。。 -
アヤ
もうそれ言ったら私のおでこを見てください、だいぶ。 -
キコ
なんか結構ね、 潤ってる時はオイルつけなく、 てそのままね乾布摩擦じゃないけど、 こすってこうやってやって大丈夫。
鼻詰まってる方はね、この鼻の鼻腔のところがね、 軌道っていうかな、狭まって呼吸がしにくくなるので、 ここに人差し指を折り曲げて第二関節をこの鼻の上の鼻腔のところに ぐっと押し当てながら下に落としてあげると、鼻の通りが良くなったりします。
うん、ぐりぐりしたり。
あとはちょっと外側に引っ張ってあげて、軌道を広げてあげるようにして。 -
アヤ
なるほどですね、ほうれい線の上ぐらいですね? -
キコ
ほうれい線の上...、もうなんか目に近い、目のちょっと下ぐらいでもいいかな。 -
アヤ
目尻のちょっと下から小鼻にかけて。 -
キコ
グーッと下に下ろすような感じでさすってあげると、詰まってるものが出やすくなる。 -
アヤ
なるほどですね。
ちょっとなんかそれは朝方してみたい感じですね。 -
キコ
通してあげてから、鼻洗浄して、みたいな♪
完璧かと思います。 -
アヤ
うん、それはすごい!
良い流れですね。 -
キコ
詰まっている状態でね鼻洗浄すると痛いですもんね。 -
アヤ
なんか片っぽから出てこないんですよね。
だからこれどうしようかなと思って、いつも石井先生の脇のペットボトル⁈
ペットボトルを脇に挟んで、鼻腔通すやつがあるんですけど、 それをやって通したりとか、 あと私スートラニティって言って、 鼻の中に紐入れちゃうんですよ。
それすると、ほんと真空パックの封を開けたみたいな感じで、 一気に酸素がこう入ってくるんですよね。 -
キコ
それはアヤちゃんだからできるけど、 多分皆さんちょっと抵抗があったりねするかもしれないですよね。
私も練習したんですけどなかなか入らなくて、途中で挫折しました。 -
アヤ
そう。
私使ってるやつがあれなんですよ、ゴムではなくて紐なんですよ。
昔ながらのなんか結っているやつがあって、 ロウを塗ってる。
それだとこういう風にS字フックの上みたいな感じで引っ掛けるとかできるんですよね。
なのでそれを鼻の中に入れて、で、 喉の奥から出してみたいな感じで何回か擦って、ってすると出るんですけど、 その話をするとだいたいひかれますね。 -
キコ
なかなかねハードル高いですよね。 -
アヤ
そうそう。
ちょっと最近お笑いの方がよくテレビ番組でやってるんですけど、 あのイメージが強すぎるみたいで、 えっ!あれをやってるの?アヤさん、みたいな(笑) すごい目で見られるので、 今キコ先生に聞いた、鼻筋のところ上から下にこそぐやつ、 あれをちょっと私も試してみて、 みんなに変な目で見られないようなアプローチ方法を試してみたいなと思います。 -
キコ
寝起きでもね、すぐねできますもんね。 -
アヤ
うん、うん、できそうですね。
ベッドの上とかでもこうやってまず、 鼻筋マッサージして、 それでこう完全に起き上がった後に、 鼻洗浄したらなんかすっごいいい流れで朝を迎えられそうな感じがします。
ありがとうございます。 -
キコ
ぜひやった結果を教えてください。 -
アヤ
はい、また報告させていただきます。
今日はありがとうございました。 -
キコ
ありがとうございました。 -
アヤ
今回の知恵はいかがでしたでしょうか?
鼻炎対策についてキコ先生にお伺いしました。
鼻は肺とつながっているということで、 一つポイントとしては、潤わせること。
この部分を意識されるといいんじゃないかという風なお話でした。
また、皮膚と肺の乾燥というものもつながっているということなので、 肺の乾燥度を知るためにはご自分の皮膚を観察して、 適宜潤いが与えられるような環境にしてみる、 というのも一つの対策としてお話の中でありました。
何が自分の中でフィットしていくのかっていうものは、 キコ先生も私もそうなんですけれども、やってみないとわからないっていうので、 様々に対策をとっています。
ですので、今回のお話にあった通り、 肌を潤わせてみる、 そして鼻の中に潤いを持たせるように鼻の上から鼻筋を上から下にこそいで、 鼻通りを良くしてみる。
もしくは、皮膚を強くしていくために乾布摩擦をする。
という風にご自分で気楽にできるものっていうのを何か一つ取り組まれたらいいんじゃないかな と思います。
キコ先生、貴重なお話ありがとうございました。
皆様が先生たちに聞きたいことや知りたいことを募集しています。
アーユルヴェーディックヨガのクラスでのコメントお待ちしています。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪