ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #42 女性の尿もれ対策
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第42回は、「女性の尿もれ対策」について
よく身近なお悩みとして聞く「尿漏れ」には、2つの理由があります。1つは筋肉の弾力性低下によるもの、2つ目は神経の働きが弱くなること。アーユルヴェーダでは、生活のなかで、心と体のバランスを取ることと、筋力をつけることをすすめています。ウィメンズケアトレーナーでもあるヨガインストラクターのミサトさんに、どのような点に気を付けたらよいのか、お話しを伺いました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『尿漏れ対策』についてゆるトークします。
ゲストはミサト先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
ミサト
よろしくお願いします。
ミサトです。 -
アヤ
排尿障害の中でも、今回は尿漏れに対しての対策法をお伺いしたいなと思います。
事前にですね、排尿障害で悩まれている方は、 まず専門のドクターに診てもらうことが前提で、 今回のテーマに入っていくことをご了承ください。
一般的によく耳にする尿漏れなんですけれども、 これはとても身近な問題のように私自身感じています。
なぜ起きるのかは、様々に言われているんですけれども、 大きく2つに分かれます。
1つ目は、筋肉の弾力性低下によるもの。
2つ目は、神経の働きが弱くなることです。
アーユルヴェーダでは、生活内でのケアとして、 心と体のバランスを取ることと、筋力をつけることを進めています。
もし身近にこういう方がいる場合、ミサト先生なら、 どのような点に気をつけて生活してもらいたいなと思いますか? -
ミサト
身近にいる場合は、私ウィメンズケアっていうケアを日頃教えたりしてるんですけど。
生徒さんでいたら、まずは、恥ずかしがらず、みんなで「そうだよね」って言い合って、 わははーって言えるのが一番だなって思っていて。
だから、できるできないっていうものがあるっていうことを、 悲しまずに自覚していけば、対策をしようっていう気に、次に進めるから。
まずは、悲しく、深刻に捉えすぎない。
ただ、やっぱりこの状態っていうのは体の中でどんなことが起きてるかっていうのは、 知った方がいいと思うんです。
実は私、3年前に尿漏れが始まりまして、 なぜなら私は妊娠も出産もしていないんですね。
で、尿漏れになる大きな原因…、 女の人は、妊娠・出産とか、あとは年齢によるもの、加齢ですよね。
あとは、すごく太っちゃったっていう場合とか。
やっぱりね、体の底となっている、胴体の底の骨盤低筋群っていうのが、 いろんなものを支えるんだけど、 体重が重くなることで、弱くなってしまってっていうところもあるし、 あとはいきみ・クシャミとかですよね。
私、3年前に花粉症が起こってしまって、ちょっとアトピーとかも持ってたから、 そういうのも関連して喘息が起こっちゃったりして、 急激な圧をかけたんですよね。
で、尿漏れっていうのを初めて経験して、あ!こういうことかって思ったんです。
こういう風に腹圧がかかって尿漏れが起きちゃうのと、 あとは、どうしても女の人って尿道が短かったり特性的だから、 尿漏れが起きやすいんですよね。
おしっこが溜まっているのに気づかなくて、ふと出ちゃうとか。
我慢ができなくて出ちゃうとかいうパターンもあったりとか。
でも、多いのは多分腹圧性だと思います。
いきなりお腹に圧をかけた時だと思う。 これって、尿漏れが起きている時に考えられる体のお腹の中の状況の一つに、 内臓の下垂っていうのが言われてるんですよ。
それが起こってる時に、見た目はどうなってるかっていうと、 お腹がぽっこり。 痩せてる太ってる関係なく、ぽっこりお腹っていうやつですね。 それになってたりするんですよね。
で、あとは体の自覚的なものとしたら、 腰の後ろがこわばってたり、お尻が垂れてきたりとか、 もしくは固くなってきたりとかっていうことが考えられるから、 そういう部分からケアしていくといいんだろうなっていうのはあります。
ただただ、骨盤底筋群とか膣トレとか、そういうところだけ動かしてたとしても、 全体を見失ってしまうと、やっているときとやった後、 ちょこっとの期間はちょっと尿漏れが改善するんだけれども、 結果、治っていくかっていうと、また尿漏れが起こっちゃうってことが起こるから、 ヨガのポーズだと、逆さま…、骨盤の方を心臓より上げるダウンドックとか、 (ゆるいけどダウンドックだと)。
これって人それぞれの限界があるから…。
ハラーサナくらい足が上がっている状態で脱力するっていうので、良いかもしれない。
私が行ってたインドのカイバリアダーマっていう研究所のところでは、 そのポーズでしばらく脱力してると、内蔵下垂の改善が見られるっていうのは出てたんですよね。
そういう風に内臓下垂を気にしてみたりとか、 お尻をよく柔らかくするために、よくマッサージローラーみたいので、 簡単にお尻をマッサージしてみたりとか。
骨盤の変な前傾後傾をなくす、姿勢の歪みをなくすために、 腰の改善をするストレッチとかヨガをしたり、 エクササイズをしたりとかしてから取り掛かるのが良い。
一番大事なのは、内ももを使えるようにすること!
そこがキュッて使えるようになっていると、 デリケートゾーンの筋肉がちゃんと動くようになるから、大事だなと思うし、 特に高年期世代になると、これが絶対っていうふうには言われてないんだけど、 やっぱり女性ホルモンのうちの一つの方の減少によって窒がちょっと萎縮しちゃう、 後ろ側にある尿道が不安定になっちゃうことで、 尿漏れも起きやすくなったりするなんて言われてるんですよ。
これって変な話止められないことだから、 ちゃんと筋力でカバーするようにするけど、 私が絶対的にやってもらっているのは、リズミカルに反復するような感じで、 足とかも使うけれども、膣を動かすことと、 プラスαキープさせる、10秒くらいキープさせる、+ちゃんとリラックスするっていう風にして、 使って血液循環をよくする。
やっぱり筋肉なので、これをやると、尿漏れがね、 私のところでは2週間ぐらいで改善し始める方が多いんですよね。 -
アヤ
すごいですね。 それ毎日やってるんですか? -
ミサト
そうなんですよ。
覚えていただいて、お薬だと思って毎日やってみてとか、 尿漏れしたと思ったら思い出してやってみてぐらいのレベルでも、改善する。
私がね、今なくなってるので^^ -
アヤ
すごいですね。 -
ミサト
女の人にとったらこれってすごいちょっとね、いつも下着を見てあーって思っちゃったりとか、 シートをつけたとしても、尿漏れ起こってるのが分かると、あーあって、歳を感じたりとか。
あと子供と一緒に縄跳びすると、尿漏れが起きてっていう方とか。
なんか心に引っかかるから、よくなるといいですよね。 -
アヤ
あと私の周りでは、旅行がすごく気を使うようになったという声はありました。
だから今のお話聞いて、意外にお腹って固くなっているいうことを、 マッサージしたりとかすると結構硬いなって感じるんですけど。
やっぱそれと同じように、骨盤底もやっぱちょっと硬くなって、 本来の動きがしにくくなっている状態っていうのがある。
なんかそれって、いろんな緊張を生みそうな感じがしますよね。 -
ミサト
ねー -
アヤ
周りに打ち解けられない、心の緊張であったりとか、 そういうのも一つ関連してるのかなっていう風に感じました。 -
ミサト
服の色も選んじゃいますしね。 -
アヤ
あー、そっかそっか。
明るい色着たいのにっていうことですよね。 -
ミサト
クラスでレギンス履きたいのに、とか。
いろんな思いがあると思うから、乗り越えて欲しいところですね。 -
アヤ
ありがとうございます!
今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
尿漏れ対策について、ミサト先生にお伺いしました。 貴重なお話をありがとうございます。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪