ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #44 女性ホルモンの変化に揺れるときは
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第44回は、女性ホルモンの変化と自分の向き合い方について。 ウィメンズケアトレーナーでもあるヨガインストラクターのミサトさんに、お話しを伺いました。女性ホルモンの変化が大きい時は揺れている舟に乗っているようなもの。体の変化に加え、心理的なストレスも加わると、自律神経の乱れにもつながります。ストレス耐性をつける手軽な方法を教えていただきました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『女性ホルモンの変化に伴う自分との向き合い方』についてゆるトークします。
ゲストはミサト先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
ミサト
はい、ミサトです。
よろしくお願いします。 -
アヤ
お願いします。
女性ホルモンは、男性でも女性でも共存しているんですけれども、 特に今回はですね、女性をターゲットにしたお話というのをお伺いしたいなと思っております。
この女性ホルモンは、月単位であったりとか、 何かしらの天気を迎えた時に変化を起こしやすいんですけれども、 その変化に伴って、自分自身とどういうふうに向き合っていいのかな というふうに悩まれている方も多く聞きます。
ですので、今現時点でですね、 どういうふうに向き合おうかなって思われている方に、 なんかちょっとお話をいただけるとありがたいなと思ってます。
よろしくお願いします。 -
ミサト
はい。
女性ホルモンの変化っていう時って、 船が揺れているみたいな状態だと思っておくといいと思ってて、 揺れている船に自分が乗っているっていうような感覚だから、 船酔いにならない人となる人が両方いらっしゃると思うんですよね。
これで言うと、変化が起きている時っていうと、 大きい変化が、妊娠した時とか、産後安定するまでとか、 あとは排卵が起きた時から月経が始まる前までの期間とか、 あとは代表的に言われているのが高年期世代の人だったりするんですね。
この時の、この揺らぎっていうか、ホルモンの揺らぎっていうところについていける人と いけない方、両パターンがあると思うので、 高年期のことで言うと、高年期障害って普通の生活に本当に支障が出るぐらいの 状態の方っていうのが、2人に1人ぐらい。
症状って言うと100種類以上って言われてるんですけど、 色々あるから、気づいてる人と気づいていない人もいるけれども、 それが大体7割ぐらいみたいな。 -
アヤ
そんなにいるんですね -
ミサト
そう。
症状はあるけれども、気分転換をしたり、 運動をしたりして、あとは休むことで、「まぁいっか」のレベルまで持っていけるという 方もいるから。
本当に大事なのは、いろんな情報から、自分が今どういう状況にいるかっていうのを、 まず知っておいたほうがいいっていうか、それが大事。
痛みの中にいるんだったら、それなりのケアをするとか、 休むとか。 ストレス対策をした方がいいし、そうじゃないんだったら、 逆に違う病気であったりとか原因が隠れているから、 ちゃんとお医者さんに行かなきゃいけない。
もちろん女性ホルモンのことも、ウィメンズクリニックには行ってほしいんですけど、 ホルモンのせいなのかそうじゃないのかっていうのも知っておくのは一つ。
今はこういう時なんだから「そっか仕方ない時なんだな」って、 納得できるかっていうのも境目だったりすると思うんですけどね。
でも一番生活の中でできるのは、なんとも最も簡単で、 私自身ものすごいホルモンバランスが悪かったり、 自律神経の失調が激しくて仕事がちょっとできなかったりとか、 その時代に言われたのが…
寝室のカーテン私全部ないんですよ。 -
アヤ
えー
なんでですか? -
ミサト
朝の太陽光を浴びるっていうのがめちゃくちゃ大事で、 めちゃくちゃ体の助けになるんですよ。
最低でも20分ぐらいって言われてるから、 ゴミ捨てついでにお散歩しちゃうっていうのもいいんですけど、 そうするとストレスに抵抗するっていう脳内の物質ホルモン、 ホルモンじゃない、失礼しました。 物質が出てくる。
そうすると、ホルモンの変化の時に、体がちょっときつくなる要因とすると、 そういう卵巣機能の問題っていうのと、 あとは性格的なものとか心理的なもの。
よく人に合わせちゃったり、こうしなきゃあぁしなきゃっていつも自分に負荷をかけているとか、 あと高年期世代だと、なんかこう女性っていうものが終わってっちゃうっていうような自覚、 悲しみ、憂いみたいなもの。 プラス、生活環境とか社会環境の変化っていう、この3つセットで自分にかかってくるんですね。
だから、その時に一番最初に自分を立て直すには、 このストレス耐性をつけるとか、気分転換をするっていうのが、 毎日誰でもできるから、それが太陽の力なんですよ。 -
アヤ
素晴らしいですね。
それでカーテンをつけずに!
めちゃめちゃ健康的な感じですね。 -
ミサト
朝、しっかり早く起きちゃうから、 夜も眠いスイッチがちゃんと入ってくれるんですよね。
昔は興奮しちゃうタイプだけど、 パンと眠いスイッチが入るっていうのはすごいありがたいことなんですよね。
こうすると、体内の時計もちゃんとリセットされる。
体内時計が狂って狂っていろいろ不調が起きちゃうのもリセットできるし、 生活のリズムも変わってくるし、いいことだらけ。
だけど、太陽が見れない人とか、 あと紫外線のアレルギーがある方はどうするのって言ったら、 リズミカルな運動をするといいって言われてて。 -
アヤ
リズミカルな運動ってなると、ダンスとかですか? -
ミサト
ダンスすごいよくて、 ダンスとかジョギング、ウォーキング、歌うたうとか。
歌うたって一人で踊っちゃうでもいいし♪ -
アヤ
それ、誰も見てないかもハッピーな感じですね♪(笑) -
ミサト
でも運動嫌いだったらどうすればいいの?って言ったら、 リズミカルな咀嚼って言われてて。
何でもできる!
でもそれさえ言ってたら、抗重力筋を働かせなさいって言ってるんですよね。 -
アヤ
それだったら普通に立つっていうだけでもいいですよね。 -
ミサト
体幹部、ちゃんと尿漏れ対策につながっちゃう!
前々回かな、内ももしっかり使って、しっかり骨盤を立てて、 つま先立ち、かかと立ちとかして、ふくらはぎ下から上に抗重力筋を働かせると、 ここでね太陽の時も分泌する物質ってセロトニンってやつなんですけど、 これがね、抗重力筋を働かせることによってもサポートされるって今言われてるから。
だからヨガとかいいですよね! -
アヤ
いやもう良いですね^^
ちょっと今味わってしまいましたけど(笑)
ピラティスもいいし、ビューティーのクラスも良いですよね! -
ミサト
そうなの。
とにかく足を使うっていうとこから始める、抗重力筋っていうと。
ホルモンを操作するっていうと、 私がやってる運動とか体だけのケアからではどうしても操作ができないけれども、 それはねやっぱりお医者様の助けを借りるから、 ちゃんと病院に行ってほしいんですけれども。
こういう日頃からのケアとしては、 自律神経とかセロトニンとかいうものに着目して、 生活スタイルをできるところから変えてみると、 実際にね、そういう揺らぎの方が多く来ているんですけど、 気づかないで50歳過ぎた、閉経しました、とか。 そういう症状だったんだけれども少し楽になる時間ができるだけでも変わったとか。 -
アヤ
それはすごい大きいですよね。 -
ミサト
でも真面目な人、さっきの性格っていうと… 真面目で律儀な人って、「やらなきゃ」「言われた通りできない」が、 またストレスになっちゃったり。
そういう人は何でもいいから夢中になれて、 自分が満足して安心できる趣味か何かありませんか?って言ってて、 気分転換をする機会を1日1回でもいいから作ってみてください!とかっていう風にして、 それでも変わる方がいらっしゃる。 -
アヤ
そうか、気分転換も人それぞれだったりしますからね。
そういうのをちょっと試してみて良かったなって思うのをメモしてみるっていうのも、 真面目さをお借りするのであれば、メモして、 今日ちょっとこれ試そう、これ試そうってピックアップできそうですよね。
なるほど。 ありがとうございます! -
アヤ
今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
女性ホルモン、今回は特に高年期中の過ごし方についてお話を伺いました。
朝日を浴びること、 20分間太陽の日を浴びて、 1日のリズムを作ってみること。
もしくは、軽いリズミカルな運動をしてみること。
これをするだけで、脳内の物質のバランスも整い、 そしてホルモンのバランスもいい状態に保ちやすくなるのではないか。 で、それがストレス耐性をつけていくことによって、 それらの対応もできる力っていうのを高めていくことができるんじゃないか、 というふうなお話でした。
貴重なお話を今日もありがとうございました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪