ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #49 人生の目的や学びの深め方
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第49回は、人生の目的や学びの深め方について。 インド哲学には人生の4つの目的「ダルマ」「アルタ」「カルマ」「モクシャ」というのがあります。アーユルヴェーダでは、心身共に健康に過ごすための知恵であり、各々の人生の目的をまっとうするための知恵と言い換えることもできます。その知恵のひとつにヨガの知恵もありますが、ヨガインストラクターのマレさんはどのようにヨガの学びを深めているのでしょうか。人生の目的や学びについてお話しを伺いました。
ダルマ:自然の法 アルタ:繁栄、人生の豊かさ カーマ:欲望 モクシャ:生きながらにしての解脱
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『学びの深め方』についてゆるトークします。
ゲストはマレ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
マレ
よろしくお願いします。 -
アヤ
インド哲学には、人生の4つの目的というものがあります。
その中には、人間が精神的に成長していくことも含まれる箇所もあります。
アーユルヴェーダでは、心身ともに健康に過ごすための知恵であり、 各々の人生の目的を全うするための知恵と言い換えることもできます。
その知恵の一つに、ヨガの知恵もありますが、 マレ先生はどうやってヨガの学びを深めていますか? -
マレ
人生の4つの目的… ダルマ、そしてアルタ、カーマ、モクシャですね。
私はですね、もともと小さい頃に、 漠然と、人生の目的って、見えている…例えば勉強だったりとか、 成果を得るとか、例えば職業的に何かになるみたいなことじゃないんじゃないかなって、 ずっと思ってたんですね。
その頃は、うっすらぼんやりそう思ってたんですけれども。
その中で、ヨガの哲学を学んだり瞑想する中で、 ちっちゃい頃に感じてた頃っていうのは、 まさにそのヨガでいうところの、大きな全体性、 そこを見ていく、要は目者に至ることが目的なんだなっていうふうに、 だんだん思っていったわけなんですけれども。
根本的に、もともとそんな感じでヨガを勉強し始めているので、 今どうやって学びを深めているのかな、 同じ姿勢でずっと学んでいく中では、 やっぱり目に見えないもの、自分の人生や生命を支えているものって何だろうっていうことを ずっと探求していきたいっていうことと、 あと今すごく大きいなと思うのは、本当ご縁があって、 それがまさに「ダルマ」と…、 ダルマっていうのが、自然の法と訳されますけど、自分の役割ですね、大きな意味の役割。
そして「アルタ」は、繁栄すること、人生を豊かにしていくことですよね。
そして「カーマ」っていうのは欲望っていう風に言われるんだけど、 いろんな欲望があって、すごく個人的なレベルの、あのケーキ食べたい…っていうようなね。
例えばどんな欲望があるかな…。 お金持ちになりたいとかもそうかもしれないんですけども、 もちろんどちらもあっていい欲望で、ケーキ食べたいも、お金持ちになりたいも、 でも欲望が、自分がもともと持っている役割に基づいた欲望、 そしてそれが他の人の役にも立つような欲望だと、 やっぱりこの最初の、「ダルマ」と、そして人生の豊かさの「アルタ」と、 「カーマ」がつながっていくと思うんですね。
本当に今はご縁があって、こうしてヨギーで自分がヨガを伝える立ち位置に なってるじゃないですか。
それがこう、なんていうのかな、 「ダルマ」と「アルタ」と「カーマ」をつなげてくれている感じなんですね。
私自身は、そんなに実は勉強とか学びを深めることがそんな得意じゃなくて(笑) -
アヤ
そんな風に見えない。 -
マレ
見えない?ありがとう^^
結構、今まで勉強するのは三日坊主だったりとか、 例えばもともとヨガのポーズを今伝えたりしているわけなんですけど、 よく生徒さんにお話ししているんですけど、 小学校の1年生から大学に至るまで、体育の成績全部1ぐらいだったのね。 -
アヤ
私もです!
なんかすごい近く感じましたね(笑) -
マレ
そもそも本当に継続的に体を鍛えたりとかっていうことって、本当苦手で、 今、ヨガを教えていること自体がすごくミラクル。
今でもそんなにアーサナとかがすごくできる先生ではなかったりするんですけれども、 でも自分のそういう人生の目的というか、役割っていうのが、 きっと縁がつながって、今ヨギーで教える…、 教えるってすごくおこがましいですけれども、お伝えさせていただくっていう立ち位置に 来ているので、それが私を学ばせる方向に背中を押してくれるんだと思います。 -
アヤ
すごいですね。
いい循環が出来上がってますね。 -
マレ
この循環がなかったら、たぶん三日坊主だと思う(笑)
そしてもう一つはやっぱり、子供の頃から見えない部分、 生命が現れてくる元とか、自分が感じている、 思っている一般的な人生の目的と違う何かがあるなっていう感覚は何だろう?って いうのが、さっきも話したように、探求に向かわせるので、 これは、私自身、ヨガだけを目的にしているわけじゃなくて、 ヨガは一つそれを知っていくツールとして考えていて、 他にも仏教であったりとか、他にもいわゆる啓発的なこととかっていうのも 継続して学んだりしてるんですけれども、 それはもう自分の本質のところに至りたいっていう探求が、 また背中を押してくれている。
それはさっきの4つの人生の目的では、 ヨガでは、生きとし生けるもの。
私たちが知っている生き物だけではなくても、 岩とか砂とかも含めて、 みんな、モクシャに向かっているんだよってことを言うんですけど。
ありがたくそういう方向性に自分が今あるんだなっていうのを 自覚しながら学んでいる感じかな。
これは、すごく大きな特別な話をしているような感じになってしまうんだけど、 多分こうしてヨギーエアーでヨガを練習されている方だったりとか、 体のことを健康にしたいなぁとか、 日常の中を自分らしく、幸せにしていきたいなっていう人は、 大きな意味で、皆さんがそっちに向かっているから、 どういう取り組みをしていても、 そういう方向に行くんじゃないかなっていうふうに思っています。
学び続けていくと、だんだんそれがクリアになってくると思うので、 ぜひ学んでいただきたいなと思います。
今、私はティーチャートレーニングのコースを担当しているんですけど、 ヨガの先生になると、嫌をなく背中を押されていくから、 いろんなことをやっぱり知りたいなとか、 伝えるのに責任を感じる中で、 やっぱり自分も高めていきたいなっていうふうに、 自然と思えてくるので、 なんか番宣みたいになっちゃいますけど(笑)
でもぜひね、ヨギーのトレーニング、 やっぱりすごく哲学の部分も、自分も学んできてすごく充実してたりするので、 先生の方向に来ると、嫌をなくどんどん学べるよ!みたいな、 しかもだんだんちょっとこうね、自分の中もクリアになるかなって思ってます。
いつでもいらっしゃってください^^ -
アヤ
でも確かにティーチャートレーニングって、 その前のBTCといってベーシックトレーニングコースとか、 メディテーションインテンシブコースとかっていうのと、 またちょっと格が違う感じが私自身の中にもあって。
やっぱその今まで学んできたこととか経験してきたことっていうものが、 本当にティーチャートレーニングの中ではあらわになってくる。
そして自分の恥ずかしいところっていうのを、 見ざるを得ない状態になって、そこからやっぱり学ぶ意欲というか、 なんかこういう滞りっていったところをもうちょっとクリアにしていきたいなっていう欲望って いうのが、メキメキと出てきたので。
やっぱりああいう風に揉まれるというか、 ある種のプレッシャーはあるんですよね。 人前で話すことを一つとってもそうだし、 人前でポーズをとっていくことを一つとってもそうだし、 何が自分にとっての壁になっているのかっていうのが、 またあれで見えてくるから、 そういう意味ではすごく成長させていただいたトレーニングの一つになっています。
本当受けるといいですよね(笑) -
マレ
段階的に、だんだんベーシックトレーニングコースから、 ヨガではそういうふうに世界を捉えるんだとか、 自分の日常をそうやって見ていくんだ、 そこからまたメディテーションや体のこと、アナトミーテンシブとかもね、 内面の部分と外側のフィジカルの部分と見ていって、 最後にドーンと外側のアウトプットするみたいなのがね、 ティーチャートレーニングなんだけど、 まあまあ講師側もすっぽんぽんになりますよね(笑) -
アヤ
おかげで、やればやるほど、 羞恥心が削られて、削られていきました(笑) -
マレ
ねぇ、なんかいいですね。
本当になんかこうアヤさんが、 最初に私にこういうこと聞きたいなっておっしゃってくださった中で、 ちょっとこう…大らかだけど強い感じがあるんですね、なんてことをおっしゃってくださってたじゃないですか。 -
アヤ
はい。手紙に書きました。 -
マレ
そう、手紙くださってて。
そうやって見えるんだなって思った時に、 もともとその強さがあったわけじゃなくて、 学んでいく中とか、ヨガの講師になっていく中で、 自分に対する責任感とかね、 そういったものが自分を強く育んでくれてるんだなっていう風に思います。
きっとね、ヨガ、勉強されてる方って、 そういうのを自分でも気づきながらいるんじゃないかなって思うので、 どんどん学んでいただきたいなって思ってます^^ -
アヤ
はい、ありがとうございます。
背中を押していただきました。
今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
マレ先生による、ヨガの学びの深め方についてお話を伺いました。
ヨガの勉強をしていると、 やはり壁にぶつかる部分というのがあったりするんだけれども、 やはりその時に応じた先生が現れて、 そしてその時に応じたワークショップもしくはトレーニングなどを学ぶ機会が与えられて、 というふうに繰り返していくうちに、 自分自身でも精神的な成長をされていったというお話でした。
マレ先生、貴重なお話ありがとうございました!
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪