ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #50 苦手だけどやってみたい瞑想のやり方
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第50回は、「苦手だけどやってみたい瞑想のやり方」について。 興味はあるけれど、じっと座るのは苦手、という方に向けておすすめの瞑想法について、ヨガインストラクターのマレさんに聞いてみました。とてもシンプルで気楽な方法を教えていただきました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『瞑想のやり方』についてゆるトークします。
ゲストはマレ先生です。
よろしくお願いいたします。 -
マレ
よろしくお願いします。 -
アヤ
瞑想やマインドフルネスをすると良いというのは、世間でも認知されていますが、 案外じっと座るのが苦手という方もいらっしゃいます。
でもやってみたい!という方に、 おすすめの方法はありますか? -
マレ
そうですね。
最初私もそうだったんですけども。
ずっと座ってるのってね、結構苦痛なんですよね。
いろんな方法があるんですけれども、一つね、 おすすめの方法があります。
これはマインドフルネスの方法の一つなんですけれども。
タイのお坊さんで、日本人の方なんですけれども、 プラユキナラテポーさんっていう方がいらっしゃって、 その方の講座で教えていただいた、 親指と人差し指をタップする。 ポッポッとタップする瞑想の方法があります。
これ例えば、電車に乗っている時とかでもできますし^^
ちょっとね仕事の前で、コロコロがざわついちゃって、 プレゼンなんかしなきゃいけないんだけれども、 緊張しちゃってみたいな時も使えます。
別にリズムも問いません。
親指と人差し指をただポッポッポッとタップし続けるんですけど、 同時に自分の呼吸にも自覚を持ちます。
例えばこのタップもね、瞑想って言うと、分かんないけど… 親指と人差し指の間の微妙な感覚とか、神聖な感覚を取りましょうみたいな、 正妙に、みたいなガイドが想像できるかもしれないんですけど、 何も細かなことを感じる必要はなくて、 ただ自分の手が動いて、タップしているということに気づき続けるということをします。
そして呼吸に意識を置いていく。 マインドフルネスというのは、直訳すると、いろんな直訳があるんですけど、 これ私気に入っていて、「心を行き渡らせる」。 動いている親指と人差し指に、心が行き渡る。
ここに心が置かれているという状態があると、 ものすごく、余分なマインドが静まっていくというのを感じていただけると思います。 -
アヤ
なるほど。
親指と人差し指をタップしていくということなんですけど。
ただその触れ合っている感覚に意識を向けるのか、 それともその親指を曲げている、人差し指が曲がってきている、 そしてくっついた、そして離れてまた指が伸びていったっていう、 そのプロセスを観察していくのか、どういう感じなんですかね? -
マレ
今言っていただいた2つとも、結構細かいじゃないですか。 そんな細かくなくていいです。
ただここに動きがあって、それに気づいている。 気づきに対して、何か指定しなくていいです。
動くプロセスに気づきましょうとか、 親指の腹の感覚を気づきましょうっていうような、 細かな指定はなくていいです。
ただ動いている。 今ここに動きがあってっていうのに、気づいている。 それだけでOKです。
もう一つ大事なのは、 呼吸にも意識を置いていく。
呼吸があるっていうことが、自覚されながら動いている。 それだけでいいです。
その動きがあるところに、私たちの心が自然に置かれていく性質がありますから、 それだけであんまり深く考えなくていいっていう、気楽な方法です。 -
アヤ
じゃぁまず、その存在に気づいてあげるような、そんな感じですかね。 -
マレ
もっと気楽ですね! -
アヤ
もっと気楽? -
マレ
コンセプトは作らないほうがいいかもしれない。
存在とか、気づいてあげようっていう何かの概念、コンセプトは作らないで、 気楽にタップして、自然にトントントンってなっているのに気づいていればいいです。
それがマインドフルネスですね。
コンセプト立てしちゃうと、多分そうならなきゃいけないっていう風に、 マインドが働くと思います。
こういう風に繊細に気づかなきゃ、とか。
それに気づかなきゃっていうその設定が生まれてくると、 逆にマインドは動きまくってしまうので、 パンパン、ポンポン、その時にもし気持ちいいなっていうのが浮かんだら、 そのまま味わいますし、 手のスピードもね、早くなってんな、みたいなのがあったらそれで全然OKで。
そこにノンジャッジ、ジャッジメントしないっていうことが大切ですね。 -
アヤ
なるほどですね。
なんかよく、心が緊張したりとかすると、 体のある部分がすごく動いたりとかすることもあるじゃないですか。
そういうことって、結構無意識レベルで出てきたりとか、動きだったりとかすると思うんですけど。
そういうちょっとした動きに対して、意識をただ向けるっていうだけっていうイメージですかね。 -
マレ
そうですね。
例えば、緊張していたりとか、ザワザワとかっていうことに対しても、 何か変えていこうとしなくていいと思います。
このマインドフルネスに関してはね。
その心臓を解いていくというワークに関しては、 もちろんそこに働きかけが起こるけれども、 マインドフルネスの最初は、やっぱりありのままのその状態に、 ノンジャッジで気づいていくということなので、 そこに動いてるな、ってことを気づいているだけでOKなんです。
すごい緩いです。 -
アヤ
ゆるいのがいいですね^^ -
マレ
座りにくいなとか、 じっとしてるの苦手だなっていう人の多くは、 きっと私もそうだったんですけども、 例えば瞑想=じっとしなくてはいけないとか、 心の働きを止めないといけないとか、 穏やかにしないといけないみたいな。
そのように止めようとか、じっとしてようとすると、 私たちって逆の反応を起こすんですよね。
そしてそれがすごく難しく感じられるかもしれません。
なので、まずよく瞑想のコースでは、 最初にお話ししてるんですけど。 良い意味で諦めてくださいって言ってます。
私たちの心も含めて、この世界のすべてって動いてないことがないんですよ。
全部、常に動いている。
心も動くのが本質だし、風も。
なので、それを無理に止めようってすると、それは無理な話なので、反発しますね。
マインドフルネスは逆に、その無情で動いてるんだなっていうことに気づいていく、 心もずっと動くし、体も動くし、どんなに止めようとしても、 お腹はぐるぐる言うし、足はしびれてくるし。
だから、そもそも動きが止まらないんだなっていうことを見るのがマインドフルネス。 なので、何かコンセプトを作って穏やかにならなきゃいけないとか、 いい人になるためにしなきゃいけないとか、そんな感じじゃないです。
座りにくいなと思っている人は、 逆に動いているものに気づいていくといいと思います。 -
アヤ
ありがとうございます。 今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
瞑想やマインドフルネスについて、マレ先生にお話を伺いました。 何々しなければいけない、というような、心というものがうまれると、 やはり私たちは苦しくなってしまいます。
ですけれども、もともと動くものが、私たちの性質なのだ、 動くものが当たり前のものなのだ、ということに気付き続けていくということ、 ここからはじめてみると、気楽にマインドフルネスや瞑想に取り組むことができるんじゃ ないか、ということでした。
マレ先生、貴重なお話しありがとうございました。 -
マレ
ありがとうございました。 -
アヤ
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪