ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #57 幸福度をあげる3 good things
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第57回は、幸福度をあげる3 good thingsについて。 その日にあったいいことを3つ書き出す、3 good thingsのオンラインクラスをしている、エシカルジュエリーHASUNAの代表 白木夏子さんにお話しを伺いました。白木さん自身が3 good thingsをはじめたきっかけや、続けることでみえてきたこととは? ヨガの哲学にも通じる心の在り方についてトーク。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『3 good thingsについて』についてゆるトークします。
ゲストはジュエリーブランド、HASUNAの代表、白木夏子さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
白木夏子
よろしくお願いします! -
アヤ
今日は小さいお子様も一緒にご参加ということで^^ -
白木夏子
すみません。
早速ちょっと声が入ったりしてますけれども。
4月から保育園なんですけど、 0歳で慣らし保育が始まって、 4月中ってあんまりたくさん預けられないんですよね。
4月から働けるぞ!みたいな感じで考えてはいけないなみたいな。
なのですいません。 今日ちょっと声がかなり入ってしまうと思うんですけど、申し訳ありません。 -
アヤ
いえいえ、可愛らしいお声ですごく癒されます。
ありがとうございます。
早速質問なんですけれども、 今、講義の方でも3 good thingsのお話をお聞きすることができております。
私も拝見させていただいたんですけど、 すごく面白い内容だなと思って興味深く聞いておりました。
この3 good thingsを白木さん自身取り組むようになったきっかけを 教えていただけるといいなと思います。 -
白木夏子
ありがとうございます。
3 good thingsは、昨年の12月からスタジオ・ヨギーさんのyoggy airで、 取り組みをさせていただいていて。
30分の講義というか、時間で、 みんなで3 good thingsをやるっていう時間にしてるんです。
やることは簡単で、 その日にやったいいこと、 これ良かったなーって思うこと3つを書き出して、 その3つに関して「良かったなー」みたいな感じで、 どうしてこれが良かったんだろう?ってことを しみじみ考えてみるっていう時間にしています。
これは、科学的な根拠があるワークで、 もともとは、アメリカ人の心理学者であるドクター、 マーチン・セリグマンという方がいらっしゃって、 ペンシルバニア大学の先生なんですけれども、 こちらの方がポジティブ心理学というのを提唱されていて、 こちらがですね1998年にですね、セリグマン博士が提唱されているもの。
当時セリグマン博士というのは、 アメリカの心理学会の会長に就任されたタイミングで、 これまでの心理学というのは、うつ病とか異常行動とか、 そういう結構マイナスなことにフォーカスをして、 マイナスをいかにゼロにしていくかっていうことに研究がなされていたんですけど、 でも、一般的なというか、 マイナスがない状態で生きている人たちが、 より良い人生を歩んでいくには、 心理学的なアプローチで何かできるのではないかということで、 これからは、ポジティブなアプローチが必要だというふうに言われていて、 そこからポジティブ心理学の研究が主流になっていったという形なんですよね。
その中で、 私たちがより良い人生を生きていくには、 例えば、すごく幸せを感じるようなこと、ウェルビーイングとか、 強みにフォーカスをして、より効率的な仕事の仕方というか、 自分に合った仕事がないだろうかとか、 その強みを発見するストレングスファインディングとか、 そういったことがもっともっと大事なんじゃないかということで、 いろんなワークがあるんですけれども、 そのワークの一つが3 good thingsというものがありまして、 この3 good things、1日にあったいいこと3つを紙に書き入れて、 それについて考えるっていうところですね。
私も最近知ったワークなんですけれども、 ちょうどやっぱりコロナになってから、 3 good thingsをやられている方が何人かいらっしゃって、 本当に塞ぎがちで、 毎日お家の中で過ごしていて、 なかなか外部との接触がなかったり刺激がなかったりする中で、 しかもテレビとかラジオとかニュースで見るのはコロナの感染者がうんたらとかそういう ネガティブなことばっかりで、 私たちってネガティブな方向に流されがちだと思うので、 そんな中で3 good things、いいことに焦点を当てて、 それで満たしていくということは、 非常に気持ちの面で明るくしていくというか、 気持ちの面をコントロールしていくのに、 有効的な方法であるということを知って、いいなと思ってやり始めたんですよね。
そしたらすごいやっぱり、 気持ちがより明るく(笑) 元々そんなにすごい激しく落ち込んだりするタイプではないんですけど、 いいなと思いまして。
自分でも、毎日ではないんですけれども、 3 good thingsを私は5年日記帳で書いてるんですけど、 こちらをしております。 -
アヤ
5年分貯まるんですか? -
白木夏子
はい。5年分!
でも毎日はちょっとできてないんですけど、5年分貯まってきますね。 -
アヤ
なんかすごい!幸せだらけの手帳ですね^^ -
白木夏子
いやでも…
結構やっていくと、2、3日サボってるというか、 やらずに放置してると、 昨日の分もちょっと書いておこうとか思うと、 昨日あったいいことが思い出せない(笑)
昨日とか一昨日何がいいことだったんだろうとか思うと、 全然思い出せないんですよ。
だから、やっぱり1日振り返って… 今日は桜綺麗だったなぁとか、 なんか今日は晴れてて良かったなとか、 あれ美味しかったなとか、 今日のことは思い出せるんですけど、 一回寝ると忘れちゃうのでやっぱり。
残しとくの大事だなって思いました、毎日。 -
アヤ
本当ですね。
いいことならちょっと残しておきたいですよね。 -
白木夏子
そうそうそうそう。
いいことって忘れていくんだ、悪いことも忘れますけど…
やっぱ忘れるんだなって思いました、私たちはね。 -
アヤ
いや本当ですね、 私なんか昨日の晩御飯何食べたかとか忘れますからね。 -
白木夏子
そうそうそう、本当に。
よく忘れていくので。 -
アヤ
本当、何かいいことあったら書くっていうのは、 なんか後で振り返った時に、あぁ自分はこういうのに感動してたんだなとか、 その時の感覚を思い出して、見た瞬間に明るくなれそうな気がしますね。 -
白木夏子
そうなんですよね。
私の人生悪くないじゃんみたいな感じで、 過去を振り返っていくと、やっぱり忘れているところを呼び覚ましてくれたり、 自分が恵まれている環境にいるということを、 客観的に見ることができるからすごいいいなと思っています。 -
アヤ
本当ですね。
実は、ヨガの聖典の中にも、 否定的な思いっていうのが出てきたら、 逆に肯定的な思いっていうのを育んでいきましょうっていう、 そういう練習の仕方もあるんですよね。
やっぱ、それをどういうふうに取り組んでいいのかっていうのが、 ヨガの練習の仕方で挙げられてるんですけど、 なかなか心の中での実践なので忘れちゃうんですよね。
なので、今お話しいただいた、 日記に書く、良かったことを日記に書くっていうのは、 1日の終え方としても肯定的な思いに満たされて、 笑顔のまま眠れそうだし、 笑顔で眠った時の夢とかもめちゃめちゃハッピーそうだし、 次の日起きた時の朝日を見たりとか、 夜明けから日が明けてくるその瞬間の、 すごく綺麗な景色を見ただけでも、心が澄んでるから、 素直に感動できそうな感じっていうのが訪れそうだなって、お話を聞いて感じました。 -
白木夏子
そうなんですよね。
本当に何でもよくて、 なんだろうな、一回3 good thingsの講座の最中で、 いろんな方、参加者の方の3 good thingsをチャットとかで書いてもらったりするんですけど。
そこで結構アクティビティが少ない日は3 good thingsを 見つけるの大変ですね、みたいなことを書かれていた方がいらっしゃったんですけど、 でも例えば、派手なことというか、旅行に行って、 この景色見て綺麗だったとか、 旅行に行ってこのお刺身食べて美味しかったとか、 例えばそういうのは簡単だと思うんですけど、 日常の中で、水飲んで美味しかったとか、 お風呂が気持ちよかった幸せ、みたいな。
このぐらいの、日常の中に埋もれている幸せに目を向けていくっていうことの いい訓練にもなるなと思っていて。
見過ごしがちな幸せっていっぱいあると思うんですけど、 例えば子供が生まれて、 毎日のいろんな雑務に追われていると、 もう疲れたもう嫌だみたいな感じで思ってきちゃうかもしれないし、 あと、パートナーとかがいても、パートナーから掃除しろだの片付けろだの 言われてめんどくせえとか言うのもあるかもしれないけど、 でも!ポジティブに転換するとすれば、 子どもがね、こうやって毎日すくすく、 今日も病気せずに生きてる、幸せだ~みたいな。
生きてる、息をしてる、それだけでありがたいありがたいっていうこととか。
パートナーがいてくれて、健康で幸せだったなっていうことを、 紙に書くと、なんか恵まれてるなみたいなことがしみじみ実感してできるんですよね。
こういうなんでもない日常が実はすごく幸せだということに、 自分を気づかせていくワークでも本当にあるなと思っていてます。 -
アヤ
本当ですね。
さりげなく見過ごしがちな日常の景色っていうのを、 思い出すっていうのはすごく自分を豊かにしますね。
3 good thingsを続けることで、 何か白木さん自身変化したこととかありますか?
例えば、見る景色であったりとか、 感動の閾値が下がったとか、なんか実感としてありますか? -
白木夏子
でもやっぱり、毎日のちょっとした幸せって、 忘れちゃうんだなっていうことがショックだったので。
全然思い出せないっていうことがショックで、 やっぱりつけといた方がいいなって思ってたっていう、そこですよね。 -
アヤ
いいですね。
ちなみにその日記はあと何年分あるんですか? -
白木夏子
今年まだ初めて2、3ヶ月なんで(笑)
あと4年9か月くらいありますね。 -
アヤ
じゃぁ、1年経ったら、まぁまぁ幸せに満ち溢れますね。 -
白木夏子
そうですね~ -
アヤ
じゃぁそのことにまた、どんなことがあったかなど、お話し聞きたいと思います。 -
白木夏子
ね~
たぶん今日のこととかも、絶対覚えてないです。 何も書かなかったら。
1年後なんて全然覚えてないですよね(笑)
それが、やっぱり何かにつけられてるっていうのはね、すごいいいなって思います。 -
アヤ
ありがとうございます。
今日の知恵はいかがでしたでしょうか?
3 good thingsについてお話をお伺いしました。
白木さんは、続けていくことによって、 自身の見る生活の豊かさっていうことに、 改めて気づいたということをおっしゃっていました。
私たちも、日常の中で何か派手なことには目が向くんだけれども、 ごく自然の小さな幸せというものは見過ごしだったりします。
ヨガの中でも言われている通り、 この当たり前の景色の中に、どれだけ、豊かさ、 そして幸せな感覚というのを思い出していくのかっていうのが、 実は自分自身を豊かにしてくれるものになってくるんじゃないかということがあったりします。
そういう意味では、今回の白木さんのお話というのは、 私たちの埋もれがちな日常の景色というものを、 思い出させてくれるきっかけになるんじゃないかなと思います。
5年手帳を買うのもいいでしょうし、 自分の中で何か書き留めやすいお好きなノートというのを見つけて、 ぜひ今日からでも取り組んでみてください。
貴重なお話をありがとうございました。
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪