ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #62 アーユルヴェーダの魅力について
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第62回は、アーユルヴェーダの魅力について。ふだんゲストを迎えてお話をしていますが、あらためてナビゲーターのアヤがどのようにアーユルヴェーダに出会って、日常に取り入れていったのか、サポーターのしちが聞いてみました。全部メソッド通りじゃないといけない?それともつまみ食いでもOKなの?そんな疑問に応えています。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、毎週水曜日の昼12:30にマイコ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『アーユルヴェーダの魅力』についてしちさんと私で語ってみました。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
しち
よろしくお願いします。 -
アヤ
いつも収録の時に、しちさんはいつもそばにいてくれて、 私たちを見守ってくれている存在なんですけど。
今回はあえて表に出てきていただいて、 この2人で話すということをちょっと試みてみたいなと思います。
いつもオフトークの方では、しちさんたくさん質問してくださって、 すごくお話が盛り上がったりするので、 私個人的にはすごく楽しい時間なんですけれども、 ちょっと今回はですね、そんなしちさんとこうやって公の場でお話ができる といったところで、楽しみにしております♪
どうぞよろしくお願い致します。 -
しち
よろしくお願いしまーす!
なんか新鮮ですね^^
普段は、アヤさんがゲストの方をお迎えしてお話しするので、 アヤさん自身のお話も聞いてみたいなと思いまして、 このような機会をいただきました。 -
アヤ
ありがとうございます。 -
しち
アヤさんは、もともとアーユルヴェーダに興味を持ったきっかけってどういうことだったんですか? -
アヤ
もともとはですね、 私は最初ヨガの方から始めていて、 体を動かすヨガというよりは、瞑想の方から入っていった方になります。
瞑想をしていく中で、やっぱり心が落ち着いたりとか、 睡眠の質が上がったりとかっていう風に、 やっぱり体にとっていい変化っていうものが出てきました。
そこからヨガの勉強を始めたりしたんですけど、 勉強をしているうちに「インドの医学がありますよ」ということで、 何かの講義中の中で紹介されたんですよね。
そこで初めて、アーユルヴェーダという言葉を知って、 そこから色々調べていたら、 どうも、東洋の医学であるっていうことが、 私の中でしっくりくる感じで、そこから興味を持って調べ始めました。
一つ、睡眠って言ったところを先ほど挙げたんですけど、 私、ヨガ始めた時って実は睡眠障害でですね、 本当に短時間でしか眠れなくて、 すごく心も揺らぎが多くて、 当時はリハビリの仕事をしてましたから、 やっぱりその心的負担、体への負担っていったところがとても多い状況でした。
そんな中でですね、 睡眠薬を飲んで寝たりとか、強制終了ですよね。 っていう形でやってたところ、やっぱり朝起きるのがすごくきついとか、 朝一番たくさん考えなきゃいけないんですけれども、 全然思考が回らないとかっていうので、 だんだん悪循環になってきてですね。
これはちょっと自分でもどうにかした方がいいのかなって思った時に、 たまたまヨガに出会って救われたという形です。
後々から知ったんですけれども、 アーユルヴェーダの睡眠の治療っていったところの項目も書いてあったりして、 で、その中の一つに、やっぱり瞑想っていったところが挙げられてたんですよね。
なので、本当に私の場合は、やってみて後から気づくことっていうのが結構多くて、 それでやっぱりこのアーユルヴェーダの中ですごく古い知恵ではあるんだけど、 大事なことがたくさん書かれているなっていう照合をたくさん知っていった結果、 今に至っているというふうな形です。
その睡眠以外のこととかでも、 アレルギー性鼻炎があって、 花粉症っていうふうに診断はされたんですけど、 時期になったら鼻水が止まらなくて、 ヨガで鼻呼吸をしてくださいというのが全くできない状態。
いつも口呼吸をしてたんですよね。
こういう状況… 下を向けば鼻水が出てくるし、 頭はぼーっとするしっていうので、 これもちょっと苦しいからどうにかしたいなっていうので、 その時はヨガをやってた友人にお話をしたところ、 鼻うがいがいいよっていうふうに言われて、 それで夕暮れのベランダでジャラネティを教わりながらですね、 嗚咽しながらですね(笑)鼻洗浄を挑んだ記憶があります。
でもそれをやると、 本当におでこの前あたりっていうのがクリアになって、 これが鼻呼吸をするっていう感覚なんだっていうのを初めて味わったんですよね。
そこから、その友人に教えてもらったままを実践して、 1年ぐらい経った時に、 また後からアーユルヴェーダの本とかで知るっていう形で、 だから良かったんだなっていうのを照合させてもらいました。
なので、そうやって今まで経験してきたことっていうのが、 結構アーユルヴェーダの本の中には最初から書いてあったりとかしたので、 これはしっかりとアーユルヴェーダを学んでいけば、 もっと未然に防げるものとか、 これから訪れてくる何か不具合とか、 自分の苦しいなって思える状況とかに対処できる知恵っていうのが あるのかもしれない。 ヒントがあるのかもしれないと思って、それで今に至っている感じですね。 -
しち
あ~なんか面白い!
今、お話を伺ってて思ったのが、 私も実はマニュアルとか読むのが苦手で、 商品とか買った時に、最初から全部読まないんですよね。
いきなり使ってみて、分かんないなっていうところだけ調べるみたいな感じ。
ちょっと違うかもしれないけど、 アヤさんもちょっとお困り事があって、 睡眠のことだったり、それごとにちょっと解決方法があって、 それでアーユルヴェーダを知って、後から理論を知ってっていう感じなので。
私みたいにお困り事があってからマニュアルを見たみたいな感じの(笑) -
アヤ
まさにそんな感じですね!
本当に実践派ですね。 -
しち
なるほどなるほど。
ちょっと安心したというか^^
なんかこう…アーユルヴェーダのイメージが、 全部を知って分かってから実践ってなると、 すごく遠く感じてしまうんだけれども、 まずは自分の気になっていることとか、 これちょっとなんとかならないかなと思っていることがあったら、 そこから糸口でアーユルヴェーダに触れたりとか、 それのなんか解決の道があるんだなと思って、ちょっと親しみが持てました。 -
アヤ
そうなんですよ。
私もですね、実際にアーユルヴェーダをお医者さんから学ぶっていうことをしたんですけど、 その最初の講義の時に、 すごい救われた言葉があって。
「私たちは経験するため、体験するために、今の人生を生きてるんですよ。
だから、知識を入れたからそれが100%正解ではなくて、 自分がもう苦しくて苦しくてしょうがない。
でもこの状況を変えたいって思わない限り何も変わらないでしょ。
だから、その時のためにアーユルヴェーダは力を貸してくれるんです」 っていう風に言ってくださった言葉が、もう私目から鱗で、 すごく難しいことを学ぶんだろうなっていう風に身構えてたんですけど、 決してそんなことはなくて、こうやって思いやりあふれる言葉とか、 思いやりあふれる施術の仕方とかっていうのを知ることができていったので、 学べば学ぶほどアーユルヴェーダの魅力っていうものを実感していきました。
なので本当に、知識が先だと、 そこで頭でっかちになるんだけど、 じゃあやってみてどうなのかっていうのは、自分が一番よくわかるんですよね。
やっぱり気持ちいいなとか、 私の場合は、眠れるようになるなとか、 体が軽くなったなとか、 朝起きた時の幸福感っていうのが、 今日はすごく味わい深いとか、 その微細な感覚って多分自分しか分からない。
だからやっぱりその答えは、 自分が一番よく知っているでしょうっていうふうに言ってくださるんですけど、 そうやって気づかせてくれることを、 やっぱりそのお医者さんから通しても教わっていきました。
なので、頭でっかちで考えるっていうよりは、 むしろ気楽にやってみる。
これがずっとやっていけそうな感じがするのか、 そしてやっぱり必ず手放す時期っていうのがありますよね。 自然の法則なんで。
なので、やはり一つ試したことに対して、 ずっと永続的にやっていくかって言ったらそういうわけではなくて。
私の場合で言えば、 鼻うがいっていうのを、鼻炎がひどい時はずっとやってたんですよね。
鼻の中に糸を通すスートラネティっていう鼻糸通しがあるんですけど、 そういうものも、最初の頃はやってました。
それはもう3年間ぐらい毎日毎朝やってたような状態だったんですけど、 ある時からですね、 全然気にならなくなるぐらい、鼻呼吸がスムーズになったんです。
そこからですね、ちょっとずつ期間が空くようになって、 今ではどうかって言ったら、鼻がよっぽど悪くない限りはしないっていう感じです(笑)
だから適宜、鼻うがいを実践しているっていう感じで、 そこを絶対的にしなければいけないっていう状況ではないっていう感じですね。
なので一つのことを試したとしても、 その時の体とか心に対してフィットしているのであればOK!
だけどいつかやっぱり卒業するときは来て、 また次の実践方法っていうのが必要になることもあったりします。
なので、それがなくなったとしても、 やらなくなったとしても、決して悲しむことはなくて、 また必要になる時が訪れると思うから、 その時に一つの対処法として身につけておくっていうぐらいで、 いつでもさよならしていいんじゃないかなというぐらいの心構えでいつも付き合っています。 -
しち
気が楽になりますね。
1回手を出してしまったらずっとやらなきゃいけないんじゃないかみたいに思ってしまうけど、 そんなことはない!みたいな。
とっても必要な時期もあれば、それがなくても快適になる時もある。 -
アヤ
そうですそうです。
それが本当に必要な時ってやっぱりすごい苦しい時だと思うんですよね。
例えば会社の人間関係とかで思い悩んでいる時って、 人に話したくなるじゃないですか。
一人の人にずっと同じ相談をするというよりは、 何人かの人に意見を求めたりとか、 っていうこともあったりとかすると思うんですけど。
でもふと悩み事が消えてしまった時って、 同じようなことはしなくなると思うんですよね。
それと同じかなと思います。 -
しち
なるほどなるほど。
あとアーユルヴェーダって、すごく幅広いなと思ってて、 そういうふうに体のケアのこともあれば、 食事のこともあったりとか、 あとエステっていうと変ですけど、 旅行に行ったりとかすると、アーユルヴェーダの施術があったりとか。
私も目のケアを受けたことあるんですけど、 そういうのがあったりとか、いろいろすごく幅広いなと思っていて、 どのぐらいの種類があるんですかね? -
アヤ
気になりますよね。
私もそこ本当に勉強し始めた時気になっていて、教えてくださったんですけど。
アーユルヴェーダってインドの医学っていう位置づけになってます。
日本で言ったら本当に「医療」みたいな形で扱われてるんですけど、 それと同じように各部門っていうのが存在しています。
アーユルヴェーダの中には、8つの部門があるっていうことが言われていて、 その一つ例を挙げていけば、 内科がありますよ。 小児科がありますよ。 精神科がありますよ。 毒物化がありますよっていう風な形でですね、 こういう風に8つの部門っていうのが分かれているので、 それぞれの専門分野があるっていう風に思ってもらえるといいかなと思います。
なので、今しちさんが言ってくださったように、 いろんなオイルマッサージであったりとか、浄化方法であったりとか、 食事制限であったりとか、薬草を使ったような治療であったりとかっていうのが、 本当多種多様あるっていうのは、 日本においての総合病院にかかっているようなものっていう風に イメージしてもらえば、 それだけ病気の数だけ、人の数だけ治療法があるっていうのと、 同じような扱いになってきます。 -
しち
医療だとすると、 やっぱり何か気になったものとかがあった時に、 やってみるイメージなんですかね。
それともなんかこう…
健康状態を維持するためのものなのか、どっちなんだろう?みたいな。
アーユルヴェーダって、なんて言ったらいいのかな、 病気になってからっていうよりも、 病気とか何か症状が出ないようにやっていく対策かなってちょっと思ってたんですけど… -
アヤ
なるほど!
そうですよね。気になりますよね。
2つあります。
チャラカサンヒタっていう、アーユルヴェーダの聖典があるんですけれども。
その中の言葉を借りれば、 「健康な人はより健康に」 「病気の人は、それを苦しまない程度にしていきましょう」っていうふうな 言葉があるんですよね。
なので、健康な人がより健康にっていうのは、 最初に言ったような、予防医学的な形で扱われていきますし、 本当に苦しい状況にある時っていうのは、 治療が本格的に必要な状態になりますから、 だからやっぱりその病気の原因を探っていきながら治療をしていくっていうふうな、 結構積極的なものになってきます。
なので、私たちが今日本国内においてイメージしているものであれば、 予防医学的な要素っていうのがすごく強いのかなと。
だけど、やっぱり病気になってしまった人に関しても、 ちゃんと治療法を先生が一対一で問診して、 そしてちゃんと見てくださいながら治療をしてくださるっていったところは、 すごく日本の医療システムと似てるのかな、というふうに思います。 -
しち
ありがとうございました。
すごく勘違いしてたところがあって、 やっぱり予防医学ってすごく思ってたところが、 もともとは医学だったんだなというのが、分かりました。
ありがとうございました。 -
アヤ
いいえぇ(笑)
なんかね、ヨガをこうやって私もそうですけどやってたりとかすると、 だんだん風邪ひかなくなってくるし、体も強くなっていくんですよね。
なので、より健康な体っていったところを持ちながら、 自分のダルマを果たすお役目を果たしていくっていう風な意味合いで言えば、 より健康にっていったところの思考が強くなってくるのは、 確かにあると思うんですけど、 決してそれだけではない。
私みたいに、睡眠障害が出てしまった人っていったところでも、 私は勝手にヨガのおかげで治っちゃった感じですけど、 その時にもしアーユルヴェーダの先生に出会っていたならば、 また違う方法での治療っていうのがあったと思うんですよね。
だから本当に出会うタイミングとか、 こういうふうに知識を入れていくタイミングっていうものは、 人それぞれだったりとかすると思うんだけど、 本当に必要な時に、必要な知恵とか知識というものが、 こうやって外部から入ってくるので、 それは本当に縁がつないでくれるものなんじゃないかなと思います。
アーユルヴェーダの面白いのが、 もともとの起源というのが、 聖者が瞑想状態の時に、人がもっと生きとし生ける人が幸せになってほしい、 もっと幸せになれる道はないのかいう風な形で、 思いやりの気持ちを持って体系化してくださったっていうのが元々なんですよね。
なので、そういう意味では、 始まりのところも、すごく思いやりあふれるものだし、 それが5000年経った今でも続いているということは、 やっぱり私たちの本当に大事なことっていうのを、 このアーユルヴェーダを通して教えてくれている知恵そのものなんじゃないかな というふうにも捉えさせていただいてます。
なので、入り口はどんな状態であったとしても、 私はなんかこう…、気楽に付き合っていけれる友達的な形で 身近に置いてはいるんですけど。
本当にこうやってね、ゆるトークを聞いてくださっているリスナーさんも、 ちょっとずつですね、興味を持ってくださっているというお話を聞きますから、 それはそれで私はすごく嬉しい限りだなというふうに思います。
かつての聖者たちの思いやりを皆さんが受け止めてくださってますから、 それはすごい崇高ですね。 -
しち
ありがとうございました!
まだまだ聞きたくなっちゃったんで、またお時間を持ってください。
アヤさんの話をやってみたくなります♪
ありがとうございます。 -
アヤ
ありがとうございます!
なかなか私一人で喋ることもそんなにないので、 本当に貴重な機会をありがとうございました。
しちさんとまた、オフトークのような形でお話できたことを光栄に思います。
ありがとうございます。 -
アヤ
では、今回のゆるトークはいかがでしたでしょうか。
私の個人的なアーユルヴェーダの魅力について、しちさんと語られていきました。
またこれからも、様々な先生を通してアーユルヴェーダの魅力について お話ししていく機会を設けていきますので、 ぜひ今後ともご清聴のほどよろしくお願いいたします。