ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #75 瞑想するときに気を付けること
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第75回は、瞑想するときに気を付けること。 瞑想に入りやすくなる環境づくりや、瞑想中になるべく邪魔が入らないようにする工夫、瞑想から出て、日常に戻るときのコツなどを、ヨガインストラクターのカコさんに聞いてみました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているシチさんです。
シチです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスが
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる アーユルヴェーダキッチンを、月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話し、そして実際のレシピについてのお話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は、『瞑想の際気をつけていること』についてゆるトークします。
ゲストはカコ先生です。どうぞよろしくお願いいたします。 -
カコ
よろしくお願いします。 -
アヤ
この番組を聞いてくださっている方も、 『瞑想』というものに一度は触れた方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
そういう時にですね、 長いことやれるような環境にしていくまでに、 私自身は結構工夫していったタイプだったんですけれども、 今行き着いたところで収まっているのは収まっているんですよね。
で、実践はできるようになってきたんですけど。
もし、カコ先生が今現時点で瞑想の際に気をつけていること…、 環境であったり、道具であったりとか、 瞑想最中のことであったりとか諸々ですね、 そういったものがあればお話をお聞きしたいなと思います。 -
カコ
瞑想って、物理的には肉体を一つのところに置いて、 自分の内側に意識を向けるっていうようなことなので、 座っている姿勢の細かいことは、 あるにはあるけども、 基本的にはまずリラックスして座れるようじゃないと持たない。
リラックスして座り続けられるための座り方とかの工夫は必要だと思うんですよね。
だからお尻の下にクッションを入れたりとか、 膝の下に何かプロープスを入れたりとかもいいですし、 寒くならないように。 基本的には瞑想ってやってる間に少し代謝が落ちていくので寒く感じるんですね。
最初ちょうどよくってもだんだん寒くなってくると、 それが気になっちゃうっていうこともあるから、 何かよく羽織ったりしてやったりします。
そういうものをですね、 決めといたらいいかなって思うんです。
よく言われることですけど、 リラックスするためのクッションとか羽織るものとか、 あるいは座る場所とか、そういうのを決めとくとね、 そこに座ると自然とリラックスして瞑想モードに入りやすくなるから、 そういうの工夫は、お家でなさるときにはちょっとできるといいのかもしれないですね。
本当に瞑想する“場所”みたいなのを作れないとしても、 例えばお座布団ならお座布団、と決めておいて、 そこに座ればそのモードに入れるような感じにだんだんなっていくので、 そういう工夫はすると、 これから瞑想するんだよ!っていうスイッチをオンにする感じには なりやすいかなっていうふうに思いますね。
あとは、瞑想してる間に邪魔が入らない方がいいから、 スマホが鳴っちゃったりとかしないようにオフにしとくとか、 あんまり宅配便がピンポンとか来るような時間帯じゃないときにするとか(笑) そういう工夫はあった方がいいかなと思うんですけどね。 -
アヤ
私、夕方してたときにピンポン来て、 すごい慌てて飛び跳ねたことがあります(笑) -
カコ
そう、それってね、 本当に結構衝撃が強いんですよ! -
アヤ
ちょっとパニックになるんですよね(笑)
あれ?私どこに行ったらいいんだっけ?みたいな。
普通ならまっすぐインターホンのとこ行けれるんですけど、 瞑想中にインターホンって、まっすぐ行けないんですよね(笑)
すごい今の言葉沁みます^^ -
カコ
瞑想中って、意識状態のことを言うんですけど。
普通の、覚醒してる時、外側をいっぱい見てて普通に生活をしている時の 意識状態と、眠ってる時の意識状態は違うじゃないですか。
熟睡してたら意識ないじゃないですか。
で、その間だっていう風な言い方をよくするんですけどね。
だから、夢うつつなのかどうか分かんないけど、 そのちょっと微妙なところにいるわけです。
変性意識状態なんて言ったりもしますけど、 そういう時って、すごく無防備なんですよね。
安心して、自分を開いている状態になるので、 その時いきなりバーンって大きい音とかで邪魔が入ると、 やっぱり無防備だから、結構やられちゃうよね(笑)
ここは気をつけられた方がいいかな。
だから寝る前とかね、朝起きだしてとかね、 そういう時だったら邪魔が入りにくいからいいんじゃないかなっていう風には思います。
その話で言うと、 やっぱり瞑想から出る時もね、 いきなり的に出ない方が良くって。
もしどうしてもタイマーをかけられるようだったら、 ジリリリみたいな、ピンポンみたいなのじゃなくて、 ヨガのクラスでチーンってなるじゃないですか、 あぁいう優しい音で合図してもらうようなのがいいかなって思いますね。
本当にそれこそ、余韻を感じるなんていう言い方をよくされますけど、 普段じゃない、無防備なリラックスした、 安心している感じの意識の状態から、 ある程度外に行ったら戦わなくちゃいけないから、 自分も防御体制入らなくちゃいけないじゃないですか。
それがもう崩れちゃってる状態なので、 もうバリアがなくなっちゃってる状態なので、 だから、そういう状態から普通の状態に戻る時に、 少しずつ刺激を入れていく。
急にすごい明るいところじゃなくて、ちょっとずつ明るく、 瞳に入る光の量をちょっとずつ調節するとか、 入ってくる音も調節するとか、 急に大音量のものを聞かないとかですね。
余裕があるのであれば、 しばらくその余韻に浸りながらゆっくり動くとか。
歩くときもバタバタって動くんじゃなくて、 ゆっくり歩くとか。
朝だったら、終わったらゆっくり起き上がって、 ゆっくり朝の支度をするとか。
そんなことだけでも、瞑想の体験が長く続いて、 そこが日常生活とパキッと分かれない。
自然に日常に入っていけると、だんだんその瞑想していた時の リラックスしている感覚が日常生活の方にも現れていくんですよね。
瞑想している間だけ集中しているけど、 あとはしっちゃかめっちゃかみたいな感じじゃなくって(笑)
そういうふうに流れを作っていくようにするといいかなと思いますね。
だからもう瞑想終わりました!必死でSNSでバッと打ちます!とか、 ヤフーニュース見ます!みたいのじゃなくて。
ちょっとしばらくそういうものから離れた時間を楽しみながら やられたらいいじゃないですかね。 -
アヤ
なるほどですね。
いや、本当に。
夜、瞑想してたりとかしても、 急に電気をパッてつけたりとかしたら目が開かないぐらい、眩むんですよね。
そうすると、だんだん私の家の夜の部屋の暗さが際立ってきて、 本当にロウソク一本で生活してるみたいな(笑) それぐらい暗くなって、本が読めなくなるんですよね。
なので、皆さんが皆さん、 そうやって変なところに行かずとも、 感覚がびっくりしないような気遣いを持ってあげるっていうのだけでも、 私みたいにインターホンでパニックにならずに済むのかなと思います。 -
カコ
瞑想した後、シャバーサナとかされてもいいかもしれないですよね。
アーサナのクラスでもシャバーサナのないクラスって、 全然なんかこう…完結しない感じじゃないですか。 最後のシャバーサナがあって初めて、「あ、ヨガやった」っていう感じじゃないですか。
だから瞑想の後にも、シャバーサナのような時間を作る。
実際にシャバーサナをされても良いですし、 そうじゃなくても、シャバーサナをしているかのようなリラックスした雰囲気で、 しばらく過ごすっていう感じですかね。 -
アヤ
あ~それは良いですね♪
なんかね、横になるとふわ~ってなる、その余韻に完全に浸る感じがありますね。
今話を聞きながらやりたくなってきました(笑)
ありがとうございます!
今日のお話はいかがでしたでしょうか?
瞑想の際気をつけていることについて、カコ先生にお話をお伺いしました。
様々な工夫をされていて、 そして今に至っていると思うんですけれども。
やはり過去の経験からのお話。
そして、感覚がびっくりしないように、 ゆっくりゆっくり環境になじませていくことを、 一つとっても工夫がされているんだなということを気づかされました。
気楽に、そしてリラックスして瞑想に取り組むことができるように、 という一つのメッセージもありましたので、 どうしたらリラックスできて、心地よくいられる場所になるのか、 そういったところも、ご自身で見つけられていくと、 また健やかな瞑想時間というのができるんじゃないかなと思います!
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪