ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #76 セラピストに聞く。アーユルヴェーダとの出逢い
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第76回は、アーユルヴェーダとの出会いについて。 アーユルヴェーダセラピストとして活躍する梅村静代さんをゲストに迎えて、アーユルヴェーダとの出会いについてお話しを伺いました。 バックパッカーで世界を歩いていた梅村さんは、インドに行こうとしていたときにとある本に出会い、インドでは聖者や聖地をめぐることに…。現在、アーユルヴェーダをライフワークとするに至った背景を伺いました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『アーユルヴェーダとの出会い』についてゆるトークします。
ゲストは福岡のアーユルヴェーダセラピスト、梅村先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
梅村静代
よろしくお願いします。 -
アヤ
今回ゆるトーク初めての、アーユルヴェーダセラピストの方の お話が聞けるということで、個人的にとても楽しみにしていました。
今からワクワクしておりますので、いろいろお話を聞かせてください!
今回ですね、梅村先生のことをまだご存知ない方もいらっしゃると 思いますので、先生のプロフィールをまずご紹介させていただきます。
福岡でアーユルヴェーダサロン「RAMA(ラーマ)」を運営されており、 こちらではシロダーラーやアビヤンガなどを受けることができます。
また、福岡ヨギーでの、アーユルヴェーダ講座を担当されたり、 アーユルヴェーダ医師の田端先生が代表のアーユルヴェーダスクール、 AMAJでも技術指導され、セラピスト育成にも尽力されています。
早速なんですけれども、今回は、梅村先生にですね、 長らくアーユルヴェーダセラピストとして活躍されているんですが、 アーユルヴェーダとはどういう風に出会ったのかというのを、 お伺いしたいなと思ってます。 -
梅村静代
「アガスティアの葉」っていう本があるんです。
青山圭秀先生という先生が書かれた本なんですけども。
ある日、私が友人のお家に行ったらですね、 「今度どこに旅をするの?」って聞かれました。 その時バックパッカーでしたので、私が。
で、「今度そろそろインドに行こうかな」って言ったらですね、 その本を貸してくれました。
「アガスティアの葉」っていう預言書がインドにあるらしいから、 これ読んできたらって言って、その本を渡されたんですね。
その本をぱっと開いたら、「理性の揺らぎ」っていう…同じく青山先生が 書いた本の続編であると書かれていたんです。
で、その理性の揺らぎっていう本は、私の父からですね、 「この本面白いから読んでみたら」って勧められた本だったんです。 まだ読んでなかったんですけど。
で、これは何か繋がってると思って、「理性の揺らぎ」から読んで、 「アガスティアの葉」を読んで、そしたら、どっぷり… これはインドに調べに行かなければ!ということで、 インドに行くことになるんですけども。
その時にちょうどですね、理性の揺らぎの本の中に、 アーユルヴェーダのことが出てくるんですよ。
そこでは私さらっとしか興味を持たなかったんですけども、 青山先生という、その本の著者に興味を持って、 その当時まだね、電話回線の時ですよ、インターネットが、 その電話回線のインターネットで、「あおやままさひで」って調べたらですね、 日本アーユルヴェーダスクールの一期生が募集中!と、 サイトが出てきました。
そこで、青山先生が哲学を教えるというのが書かれていたので、 すぐに申し込みをして、その後結局インドに行って、帰ってきてから、 日本アーユルヴェーダスクールに入学した!っていう運びなんですよ。 -
アヤ
すごいなんか運命的な出会いですね! -
梅村静代
そうですね。
一冊の本から出会うことになったんですけど、 結局そのスクールに行く、その一番最初のきっかけは…、 私、結構精神世界が好きで、青山先生もそうですけども、 そういうことにすごく興味を持っていた時期に、 たまたまその流れでアーユルヴェーダスクールに行くことになるんですけど。
アーユルヴェーダってやっぱり勉強したら面白いんですね。
なんかこれ一生勉強し続けるだろうなっていうぐらい深みもあるし、 知れば知るほど面白い。
そして、実際の生活にどんどん取り入れることができるっていう点があって、 どんどんそっちにもはまっていきました。 -
アヤ
私も先生のおかげで、どんどんドハマりしております(笑) -
梅村静代
そうですよね~^^
どんどん深みにはまって、抜けられなくなってるんですけども。
それぐらい楽しみながらやれる。
で、学問っていうところでも、アーユルヴェーダはすごく…、 生涯学習的にずっと続けていけるものとして、お勧めもしたいし、 自分も続けていくだろうなっていうところがあるものですね。 -
アヤ
そうですね~
じゃあ、その学校に行く前にですね、 先にインドに行ってたということなんですけれども、 そこでは何をされたんですか? -
梅村静代
それはですね、結局「アガスティアの葉」を読んだんですよ。
アガスティアの葉を読みに行くのと、 理性の揺らぎっていう本には、サイババっていう、インドにもともといた聖者に ついて書かれてたんです。
私はあんまりすぐ信じない人なので、調べに行ったんですね(笑)
サイババを見た時に私は何を思うんだろうとか。
手から灰を出したり、色んな奇跡をみんなに見せてるっていう話だけど、 本当かいなと思って、調べに、見に行ったみた!というところです。
で、実際に、サイババの村にも行けたし、アガスティアの葉も、 なんかこう…その時もすごくシンクロがいっぱい起こったんですけれども。 アガスティアの葉も無事に読むことができて、 なんかその、インドって、やっぱりこう…人生をガラッと変える国、私にとっては。 そういう体験が始まったのがちょうどその頃でしたね。 -
アヤ
なるほどですね。
じゃあそのタイミングで、もう帰国されて、アーユルヴェーダスクール行かれて、 青山先生からもご指導いただいたんですか? -
梅村静代
そうです。
哲学の講義、それでも1~2時間、2~3時間とか、それぐらい。 一日だけの講義だったんですけど、 青山先生には直接にお会いすることができて、 すごい積極的に終わった後も話を聞いていて、 その流れで、先生が個人的にされていた瞑想講座も受けることができるように なったので、なんかそのあたりの年から、私にとってのアーユルヴェーダ業が始まった っていう節目みたいなところでしたね。 -
アヤ
なるほどですね。
もうそこからが、もうずっとアーユルヴェーダとヨガの探求とか、 心理の探求の道ですね。 -
梅村静代
某アーユルヴェーダスクールにいた時ですけど、 ちょうど私の座っている前の席に、自分でヨガのスタジオを持っておられる先生が たまたま目の前に座っていて、休み時間とかに話している流れで、 「来てみたら」って言われて、そこから本当に自分もヨガの学びをスタートさせて もいるんですよ。
こちらも同じ年に始まりました。 -
アヤ
すごい急展開ですね!
でもほんと、導かれるようにアーユルヴェーダもヨガも出会っちゃって… -
梅村静代
そうです!
よかったですね^^ -
アヤ
アーユルヴェーダスクールって多分当時は東京しかなかったですよね? そちらの方に住まわれて、ずっと通ってたっていう感じですか? -
梅村静代
そうです。1年間東京に住んで、アーユルヴェーダスクールに通ってましたね。 -
アヤ
なるほど。
卒業された後はどういう風にされたんですか? -
梅村静代
卒業した後は、福岡に戻ってきて介護の仕事をしました。
それもまた先ほどのインドと繋がってくるんですけど。
インドに、サイババを見に行って、聖者と呼ばれて崇め奉られてる人を見た時に、 なんかこう…、病気の人がたくさんいらっしゃったんですよ、その場所に。
救いを求めてきていらっしゃる方が山ほどいて、 彼らは必死でそのサイババに手紙を渡そうとしてたりするのを見た時に、 サイババがどうこうっていうよりも、私が気づいた一番大きなことは、 「私は幸せだな」って気が付いたんですよ。 幸せだったんだなって。
私は特に病気を持ってるわけじゃないし、 すがりついて、助けてくださいっていうように助けてほしいことも特にない。
本物だろうかと思って興味だけで見に来たバックパッカーの一人で、 あぁ私って幸せなんだな~ってその時に気が付いて。
むしろ、この困ってる人たちを助けることができる。 足が悪いんだったらちょっと手助けしたりとかもできるし、 私って助けられる側じゃなくて、助ける方の側の人間だなっていうことに 気付いたのが、そのサイババのアシュラムで気付いて、 それで日本に帰ってきて、アーユルヴェーダスクールで勉強した後、 介護の仕事をすることになりました。 -
アヤ
じゃあその介護現場とかでも、学んできたことっていうのを生かしたりとかっていう 機会はありました? -
梅村静代
いえ。それがほとんどなかったですね。
それが現実で…
やはりその現場っていうのも、自分が思い描いている高齢者ケアみたいなもの っていうのは、理想通りにはできてないわけですよ。
あくまでもケアプラン上で進んでいくものなので、 理想の介護みたいなものっていうのはほぼできないっていうことが分かりましたね。
そこでアーユルヴェーダを取り入れたいと思って、 ケアプランになんとか取り入れてもらえるように話をしたんですけども、 買ってこられたオイルがベビーオイルだったりとか、 すぐ買えるしっていうのでですね。
だから結局あんまりそういうことはできなかったです。
それがきっかけで、今の道に入ってきてるのもあるのでね、 それは必要な経験だったんだろうなとは思うんですけどね。 -
アヤ
そうですね。
なんかすごい背中を、そこで押してもらったような経験ですね。 -
梅村静代
そうですね。
繋がってるっていう感じがします。 -
アヤ
しかも、当時で言えばおそらく、アーユルヴェーダとかっていうのが まだそんなに知られていない時代でね、 一般の人とかにも、え?それ何?みたいな形で言われている時代の中で、 すごい試行錯誤して、普及に努められていくっていうのは、 すごい勇気がいったことなんじゃないかなと思います。 -
梅村静代
勇気というよりも、好きで話すだけっていう感じですね。
ただ好きだから一生懸命話してるっていうだけで、 全然伝わらないんですけど…、でも伝わらなくても、 ただ話してるっていうところでしたかね、最初のころは。
でもだんだん少しずつ、スタジオ・ヨギーさんの方でもね、 インストラクターコースにも組み込まれたりとか、 ヨーガをする人が増えてきたっていうところからも、 アーユルヴェーダの普及っていうのは大きいと思います。 -
アヤ
なるほどですね。
ありがとうございます!
今日のお話はいかがでしたでしょうか?
アーユルヴェーダとの出会いについて、梅村先生にお話をお伺いしました。
当時は、アーユルヴェーダのことがあまり流通していない、 そんな時代の中で、運命的な出会いをして、 もうあれよあれよとアーユルヴェーダの道に進まれていった、 そんなお姿に、ちょっと感動を覚えさせていただきました。
貴重なお話をありがとうございます。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪