ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #82 アーユルヴェーダの活動について
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第82回は、アーユルヴェーダの活動について、公認心理士やカウンセラーとして働く田端瞳さんにお話しを聞いてみました。 病院でカウンセラーとして働くなかで、アーユルヴェーダのアプローチを用いて「自分を知ること」「自分のトリセツをつくること」でラクになったり自分に合ったものをみつけていくサポートをしているそうです。そのような活動を広める、一緒にできる仲間を増やしたい、と、AMAJ(アーユルヴェーダ・メディカル・アソシエイツ・ジャパン)を立ち上げて、スクールで教えているそうです。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回はアーユルヴェーダドクターの田端先生の今後の活動についてゆるトークします。
ゲストは、アーユルヴェーダドクターの田端先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
田端瞳
よろしくお願いします!
皆さん、こんにちは^^ -
アヤ
現在ですね、田端先生は、保健師、公認心理士でもあって、 さらにアーユルヴェーダドクターでもあるので、 東洋医学や西洋医学に精通されています。
そういう多岐にわたる知恵や技術・知識などをお持ちなんですけれども、 現在どのような活動を主にされているんでしょうか? -
田端瞳
えっとですね…、
もともと西洋医学のバックグラウンドだったので、 西洋医学をのベース、西洋医学の治療をやってるところに 東洋医学だったりとか、ヨーガだったり呼吸法だったりアーユルヴェーダだったりとか、 自分自身を知るというような、軸というかですね、 それをベースにしながら、どういったことをしたら自分が一番楽になるかなぁとか、 今の自分を知って、どういうことをしたら一番今の状況から、 何かが良くなるかなぁとかいうことを、日常生活の中から、 あるいは考え方の中から、いろんなシフトをして。
最終的には自分を知って、自分のトリセツを作って、 自分が過ごしやすい知識を、自分の中で落とし込んで、 楽に生きていくっていうお手伝いというかですね、 そういうのを基本的なベースとしてあるっていう感じですね。
そこに、例えば…、 ヨガだったりカウンセリングだったり、アーユルヴェーダのドーシャチェックだったり、 自分のドーシャに合う生活スタイルを入れ込んだり、 そこにお悩み…、精神的なうつ病でこういう考え方がいつも頭の中にありますとか、 そういったところで、話を聞いたりっていう感じです。
私の中にある活動のベースというのは、 自分を知って、いかに楽に、自分に合ったものを知って生きていくか、 みたいなですね。 そういうところで、自分のことを知るお手伝いをさせてもらってるっていう感じですかね。 -
アヤ
なるほどですね。
ヨガでもアーユルヴェーダでも、究極の目標というか…、 自分を知っていくっていうこと自体が良薬にもなるっていう風にも 言われていて。
で、そこに至っていくまでには、 やはり田端先生のように、寄り添ってくれる存在がいるだけでも、 すごく心強いと思うんですよね。
と同時に、やはり自分を知るって、 結構時間がかかる作業だったりとかすると思うんですけれども、 その一人の方と関わるってなったら、 やっぱりそれなりに時間とかを費やしてカウンセリングとされてるんですかね? -
田端瞳
そうですね。
一回のセッションも、一時間以上…、一時間半ぐらいと長いですし、 普通のね、精神科のお医者さんって五分から十分ぐらい。
で、心理テストとかだったら、それこそ三十分とか時間が長かったりとか、 話すとかカウンセリングする時間ってだいたい三十分ぐらい。
私は一時間は取ってるんですけど、短い傾向にあるんですよね。
でもやっぱり自分の深いところを知っていったりとか、 自分のことを質問してくれるというかね、 どうしてそう思ったの?とか、どうしてそれを選んだの?とか、 何を目的にそれを選んだんだろう、それをずっと選んでしまうとかだったら 何かきっと理由があるはずだから、 その理由を自分の中で知ってですね、 その目的をもう一度見直して、 じゃあこっちの方がいいんじゃないっていうことを、思い返すのにも、 やっぱり自分のことを聞いてくれたり質問してくれたり、 頭の中で自分のことを整理する、そういうお手伝いっていうかね、 自分の顔って見えないので、誰かに映して見る、みたいな感じで、 やっぱり自分のことを誰かに話ししてアウトプットして整理する、 みたいなことが人生の中で結構忙しいとですね、 なんだなんだでしないまま、 50代60代70代になって、え…このまま今まで生きてきたけど違ったんですか、 みたいな。
なんかそういうことになっちゃったりすることもあるんですよね。
でも、一旦どっかで、一日でもいいし、一時間でもいいので、 自分と向き合って、「なんか違う」って思うんだったら、 一回立ち止まって、何が違ったのか、本当はどうしてほしかったのか、 何が嫌だったのかを、本当はどうなっていきたいのかを、 自分の地図をもう一回広げて、把握するみたいな、 現在地も把握するみたいな、 そういうことってたった一時間でも、だいぶ今後が違ったりするんですよね。
この一時間で自分と立ち会えるというか、 それは私の中ではすごい醍醐味であり、 いろんな人のその人生を垣間見るというか、 あぁ、そこで嫌な思いしたんだね、とか。 そこが分岐点だったね、みたいなところに立ち会えるっていうのが、 自分を知ると、それは自分にとって良くなかったんだなぁとか、 じゃあこうしてみよう!って思える、 でもそのこうしてみよう!と思えるまでに、 やっぱり時間っていうか、おっしゃるみたいに、一回立ち止まって、 自分を棚卸しして整理するっていう時間がどうしてもいるんですよね。
でもなんかやっぱりこう…、 日々の生活に追われて、なんか嫌な感じしてるけど、 ずっとそのままっていう風にすると、 結局何が何だか分かんないまま、あれれ…、こんなはずじゃなかったんだけどって、 なってしまうこともやっぱりあるので、
その前に時間を取るというか、 そういう時間に立ち会えるっていうその醍醐味と楽しさは、 私の中では大きいかな~と思いますね。
そういうお仕事をさせてもらってることに、すごく感謝してるんですけどね。 -
アヤ
なるほどですね。
やっぱり先生は、公認心理士とかも、 日本の国家資格ですけど、お持ちだからこそ、 カウンセリングに時間が十分取れたりとかっていうのが、 現実的に可能なんですか? -
田端瞳
そうですね。
基本的にカウンセリングっていうのは、 今のところ医療法では点数がほぼつかないという感じですね。
ですから、病院側の本当に善意というか、 私の立ち位置があるみたいな。
ほとんど私が病院にいたからといって、 病院の収入にはならないわけですよね。
そういうわけでは、良心的な病院が、 ちょっと患者さんの何かヘルプになることをしていただけないかということで、 そのお時間をいただいているっていう背景があるんですよね。
ですから、公認心理士の資格を持っていたとしてもですね、 なかなかその西洋医学のバックグラウンドで、 お話を聞くってなると、時間が短くなってしまう。 10分とか15分とか、30分とかになってしまうっていうのはあるんですけど。
私の場合、たっぷり時間がとれるっていうのは、 非常にありがたいなと思いますし、 それをね、西洋医学のこの場所でできるっていうのは、 すごく意義深いことかなって。
実際の患者さんに行えるっていうのは、意義深いことだなぁとは 思ってますね。
アーユルヴェーダのことをもっと知ってる人が増えたら、 いろんな法律が変わったり、いろんなやり方が変わったりするのかなっていう感じです。
私は、いろんな仲間を増やしたいなぁと思ったりして、 スクールの活動として、 一つは、患者さんのお話を聞いてカウンセリング。
もう一つは、仲間を増やすというかですね、 私の体は1個しかないので、 いろんな人に同じようなことをこうやって広げていきたいな、 仲間が欲しいなっていうのがあるので、 そういうところで、開いて、自分と同じような活動をしてくれる人を募るというか(笑) そういう意味でも、スクールをやっているっていう感じですね。
人がもう少し増えてきたら、そういうアーユルヴェーダの活動を広げて、 もうちょっと秋とか春とかだけでも、アーユルヴェーダのキャンプをするとか、 病気の人に対して、アーユルヴェーダでできることを、 もう少し集中的に…。
施設を作るっていうところまでは難しいかもしれないですけど、 年に何回かだけでもキャンプをして、2、3週間、 そこで自分自身と向き合う治療というかね、 パンチャカルマっていう治療をできるような感じに、 将来的にはそういう風にしたいな~と思って。
今、患者さんと向き合うっていう仕事と、 スクールを両立させることを試みてるって感じですかね。 -
アヤ
なるほどですね。
私自身もですね、 田端先生の基礎講座と、カウンセリングを受けさせていただいて。
本当に勉強になったし、 誰かのために役立てていきたいっていう思いもさることながら、 やはりこう学ぶ中で一番感じたのは、 最初の冒頭でも先生がお話しされていた、 「まずは自分を知ること」なんかここの部分を、 強烈に教わったような気がしてるんです。
カウンセリングっていう一つの技術論っていうものを学んではいるんだけれども、 でもやっぱり、その立場に…、 カウンセラーとしてなる自分自身の姿っていうのを、 どこまでもどこまでも客観的に見る力っていうのを、 養う基礎っていうのを、同時に教わったような気がして。
本当に、自分を知りたい人こそ受けてもらいたい!っていうような、 全部を終えて感じるとこではあるんですけれども。
自分を知る力を蓄えた人たちが、 今度は人のために、役立つっていった次の力に、変わっていくと、 本当にそれこそ強い力になりますよね! -
田端瞳
そうですね。
カウンセリングしている自分自身が、 カウンセリングをしている時に成長していけるっていうかですね、 やっぱりすごく良い仕事というか、 ライフワークなんですよね。
いろんな人の人生に立ち合って、 その人の会話見ながら、じゃぁその人に何かアドバイスするとかじゃなくて、 その人が自分で自分自身に気付いて、 自分で変化していくのを見て、こっちも勉強になるというかですね。
そしてそれを見ながら、そこに投影してる自分の嫌だなっていう感情すらもね、 その人と嫌な感じをシェアしながら、 自分も成長していけるみたいな。
そういう、ただ一方的な感じっていうよりも、 同じの双方の学びみたいなのが、 このカウンセラーのライブの中にあるので、 そこが一番の魅力かなと思って、 そこの魅力を一番伝えるところを、私結構力を入れてたりするんで、 どちらかというと、どういう風なカウンセリングをするかというよりも、 カウンセリングのライブをどういう風に楽しむかみたいな、 そういうところのお話の方が多かったかなって思いますね! -
アヤ
本当ですね^^
やっぱりその教科書的な学びというよりは、 やっぱり人と関わり合っていく中で、 自分自身も成長させていただくっていうのが、 なんか本当に、身を通して伝わってきたので、 やっぱそこから…、どういう風に日々の中とかでも、 どういう風に人と接していくのかっていうのは、 すごく心がけるようなになっていきました。 -
田端瞳
病気は、本当いろんな病気があるので、 私、医療従事者じゃないからっていう形で、 そういう風に懸念する必要は全然なくって、 普通にグーグルで探したりとかして、あぁそういう病気ねって。
で、それでアーユルヴェーダではこう考えられるとか、 あぁ考えられるとか。 危惧してると、病気は無数にあっても、 ある程度ここら辺が原因だろうみたいなことは分かるんですよね。
ですから、ここら辺は良さそうだな、 副作用がない、政府ケアっていうのがいっぱいあるので、 そういうところでこれをやってたら自然に良くなった、みたいなですね。
ですから、全然お医者さんじゃなくても、 医療のライセンスで持ってなくても、 どなたかの人の話を聞いて整理して、 こっちの方向いいんじゃない?っていう風に持っていけるのは、 誰でもできることだし。 ちょっとの知識があったらできるんですね。
そういうところが広がっていって、なんかいい感じになっていったらなぁ。
カウンセリングの醍醐味は、 自分自身がカウンセリングをすることで、 さらに自分のことを知れるきっかけというか、 その機会をいただけるっていうことなんですよね。
それがすごい素晴らしいなと思って。
このカウンセリングの仕事ってなかなかね、楽しい!なかなかですね! もうやめられないというか、楽しいですね^^ 飽きない! -
アヤ
そうですよね~^^
一人一人の人生観って、もう濃厚ですからね。
お話聞けるだけでも貴重ですね! -
田端瞳
自分のことって意外に知らないことが多いんですよね。
で、なんとなく日々を過ごしていって、 あれよあれよという間に「あら?」って人生が終わる…みたいな(笑) 「あれ?こんなはずじゃなかったのに?」みたいな。
でも、たった一時間、 ちょっと自分のことを整理してみて、 私は本当はどういう体験をしにこの世に生まれてきたんだろうかとか、 本当はどういう体験をしたかったんだろうか、 どういうのが嫌なんだろうかとか、 ちょっと分かるだけでも、ものすごい変化が起こって、 人生の幸福度っていうかですね、そこは違うかな。
病気であっても幸福で生きていくことができるし。 -
アヤ
そうですね~
AMAJの、ホームページを見ていただくと、 田端先生が主催の、アーユルヴェーダ基礎講座、 そして、カウンセリング講座っていうのが見られるんですよね。 -
田端瞳
そうですね!
お仲間が欲しいがために、はじめたスクールなんですけれども、 最初は、本当ね、アヤさんとやった時とかね、 超少人数で、面と向かってやってましたね。 -
アヤ
第一期生で参加させていただいて、 すごい濃厚でした♪ -
田端瞳
コロナが始まってからは、遠隔でっていうことをやってみて。
私本当に、こういうズームとか苦手だったんですけど、 やりはじめて…。
そうするとね、スリランカから参加してくれたり、 沖縄から参加してくれたり、 北海道から参加してくれたり、 時間と空間を超えて繋がれる、また別の喜びみたいなのがあってですね、 なんかびっくりして、そういう繋がりがあるのね、と思って。
オンラインの良さも最近はすごく感じてますね♪
対面も対面で良いんですけどね~ -
アヤ
そうですね~
実技とかも対面だとあったりとかするので、 本当に時間が許される方はですね、 そちらの方も受けていただきたいし、 ほんとオンラインでもですね、 時間さえ許せば、どこからでも参加できたりとかしますので、 ぜひともAMAJのホームページをご覧いただいて、 気になる方はですね、先生のお話を聞いてもらいたいなと思っております。 -
田端瞳
いつでもウェルカムで~す! -
アヤ
ありがとうございます^^
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
アーユルヴェーダドクター田端先生による、 最近の活動についてお話をお伺いしました。
自分を知るためのお手伝いをしているっていうのが、 すごく印象的なお話だったんですけれども。
やはりこれは、私たち一人一人がテーマに挙げていること なんじゃないかなと思います。
本当に、道に迷って…、もうまっ暗闇の中で道を進んでいる方もですね、 その光を差し込みたいっていう時には、 やはりこういう田端先生のような存在といったところが、 頼りになったりすることもあるんじゃないかなと思います。
そういった時にですね、 一時間でも立ち止まって、その時間をあえて作ってですね、 先生のような、経験のある方とお話をする機会を設けていただくだけでも、 何か前に進めるきっかけになると思うし、
こちらの方のカウンセリングに興味がある方もですね、 自分を知るっていったその旅路を、 さらにですね、促進させるべく、ご自身の勉強を進めていただけると、 なんかより、アーユルヴェーダっていうものが、 広く浸透していくものになっていくと、私も夢見てですね、 そういう仲間を増やしいきたいなという風に、 個人的にも思っております。
今日は本当に貴重なお話ありがとうございました! 日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪