ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #83 インド占星術について
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第83回は、インド占星術ついて アーユルヴェーダドクターの田端さんにアーユルヴェーダとインド占星術の関わりについてお話しを聞いてみました。 ジョーティッシュといわれるインド占星術は、占いと思われがちですが、アーユルヴェーダの基礎学の位置づけで、暦の知識、日にちの吉祥などを学ぶそうです。自分の星回り、体質、五大元素、運命を知る、手掛かりとなるツールとしての知恵であり、目に見える症状の背景を知ることに役立てているそうです。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『インド占星術』についてゆるトークします。
ゲストは、アーユルヴェーダドクターの田端先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
田端瞳
よろしくお願いします! -
アヤ
田端先生は、インド占星術にも詳しくて、 私も以前先生主催のリトリートに参加した時に、 私自身も鑑定していただきました。
幼少期からの性格傾向というものがあっていたり、 向いている職業の一覧にヨガインストラクターとか、聖職者とか、 あとは人を癒す仕事っていう風に書いてあったので、 なんかもうあまりに当たりすぎていて、鳥肌が立ったのを覚えています。
インド占星術は、一般的に「占い」という形で認知されていますけれども、 アーユルヴェーダとの関係ってどういう風なものなんでしょうか? -
田端瞳
もともとですね、アーユルヴェーダを太古の昔の人たちが勉強する時に、 その基礎学習としていたものが、ジョーティッシュ…、 光の科学っていう意味なんですけど、 ジョーティッシュ、光るものに対する勉強だよ~みたいなことなんですよね。
それは暦の知識だったり、時間を計る知識だったりとか、 アーユルヴェーダではハーブを取るタイミングとか、いい日とか、 治療を始めるのにいい日だったりとか、日にちや時間の感覚、 良い日と良くない日とかがあったりする。
そういったところで、中学校で数学習うとしたら、 習う時に、基礎の部分って算数じゃないですか。
そんな感じの位置づけで、日にちの勉強とか、暦の勉強とかして、 その人の個人の成功・行動とか、そういうものを勉強して、 その上で、専門的な病気の勉強みたいなのは後でするみたいな、 そういう流れがもともとはあったんですよね。
昔は、先生から弟子にっていうのがあったんだけれども、 今は大学制度になったので、 インド占星術は勉強してもいいし、しなくてもいいしっていう流れには なってますけど、基本的にはインドの昔からある基礎的な学問の一つとして、 ジョーティッシュっていうのがあったわけですよね。
やっぱりこう、自分を知るっていうテーマでは、 インド占星術も、アーユルヴェーダも、 だいたい似たようなところがあるのかなと思うんですよね。 自分の星回りや、自分の運命を受け入れたりとか、 自分の体質とか、自分の中にある5大元素を受け入れて、 自分の体質っていうものを知って、その上でどんな風に生きたらいいかとか。
自分の運命が決めたというか、自分が決めたプログラムに、 どういう風に沿ってきたらいいかとか、そういったところで、 自分をよりよく活かしていくためのツールみたいなところでは、 ジョーティッシュであれ、ヨーガであれ、アーユルヴェーダであれ、 共通してる部分なのかなと思うんですよね。
そういった面では、すごく同率に並んでいて、 どちらかというと、ジョーティッシュはアーユルヴェーダの基礎学習の中にあって、 それを踏まえた上で、アーユルヴェーダの勉強が始まっていた、 という背景がある、そういう位置関係ですかね。 -
アヤ
なるほどですね~
まず星の、その人の運命的なものとかっていうのを知った上で、 その人の人生の時間軸の流れに寄り添った治療ができるように、 体系づけられていったっていう背景があるんですね。 -
田端瞳
やっぱり体のことって、外から見える部分が結構あるので、 咳が出てるなーとか、熱があるなーとか、 この人太り気味だなとか、痩せ気味だなっていうのはある程度あるんですけど、
そこに見えない部分というか、 その人の背景にあるカルマの問題だったりとか、 何がこの病気をさせてるのかっていうところっていうのは、 やっぱり見えない部分があるんですよね。
で、アーユルヴェーダでは、その悪しき生活習慣によってできた病気…。
病気には3つあると言われてるんですね。
・悪しき生活習慣でできた病気
・年をとっていくにつれてできていく病気
・人生のレッスンとして、カルマの総裁として起こる病気
っていうのがあって、その部分では、頭の中で、体で見えてることで、 分析してわかることを超えてるわけですね。
そういうことの場合には、やっぱりある程度星読みをして、 どうしてこの人がこの病気になったのか、 もしかしたら悪しき生活習慣だけではなくて、 過去のいろんなカルマのレッスンとして、 何かを学ぶために起きてるっていう事もあるわけですね。
そこを…、人生を知るとか、自分を知るっていった時に、 アーユルヴェーダだけでわからなかった部分が、 インド占星術と組み合わせることで、 もっとその人を包括的に見れるというか、 体の肉体レベルだけじゃなくて、精神レベルだけでもなくて、 もっと向こう側にある宇宙の流れというか、 カルマの流れ的な自分っていうのも見れるみたいな。
そういうところで見えた方が、 一人の人をいろんなところから見れるっていうので、 アーユルヴェーダだけで見る、肉体レベルだけで見る、 そういう体のドーシャのエネルギーだけで見るところだけではなくて、 その向こう側にあるカルマの流れも見れるって言うところで、 このアーユルヴェーダでを知った上で、プラス、ジョーティッシュを知ると、 さらに包括的に見れるって言うのがありますね。 -
アヤ
なるほどですね。
実際に、先生もカウンセリングの中とかで、 このインド占星術って言ったところを、 うまく組み合わせてカウンセリングされているというお話なんですけれども、 どういう風な感じで組み合わされているんですか? -
田端瞳
そうですね、例えば・・・
どうしてもこの病気を色々やってみてもなかなか治癒しないとか、 特にアーユルヴェーダでは精神的な病気だとか、 婦人科系の病気だとか、皮膚の病気っていうのは、 カルマが絡んでいることがあるので、 やっぱり、そういうカルマで起こった病気っていうのは、 薬が基本的に効かないっていうのがあるんですよね。
その人のレッスンとして現れてるので、 レッスンが終わるまでは基本的に薬って、 あんまり根本治療にはならないんですね。
そういう時に、もしかしたらっていうことで、 インド占星術見たりとか、あるいはタイミングを見たりとか、 人によって自分に合うもの合わないものが分かりませんとか、 合ってる職業がわかりませんとか、 自分の本来決めてきた道というか、 何を目的に人生生まれてきたかちょっと混乱してますっていう時に、 星たちの配置を見て、 星たちが教えてくれることをヒントに、 こんなことではなかったかな? こんなことではなかったかな?っていうことを確認するため、 思い出すために、ツールとして使うっていうことが多いですね、 カウンセリングの中では。 -
アヤ
なるほどですね。
実際に、占星術を使って面白かった例とかありますか? -
田端瞳
結構いろんな例があるんですけど、 職業って言ったら、例えば…
私の生徒さんの一人なんですけど、 たまたまリトリートで来られた時に、金星がすごくいいんですよね。
精神科のお医者さんなんですけど、 金星がすごくいいので、 どっちかというと美術系に進んでもおかしくないよっていう感じで、 本人に問いただしてみると、 やっぱり美術の大学に行かれていたと。
それで、本当は彫刻家になりたかった、だけど、 お医者さんになってて。
すごく木星も良かったので、 ヒーリングに興味があるって言うのはね、あられたんだけどでも、 もう少しヒーリングと美っていうのを、くっつけたらいいんじゃない?って いうようなことで、ご本人もともとそういう考えをお持ちだったんだと思うんですけど、 美容の外科の方に行かれて、すごい今楽しそうですよ♪
やっぱりね、自分がやりたいことを押し殺してやるとハートがちょっと 嫌がる。
そうすると、ちょっと違うなーみたいな、 でもそれを、組み合わせる事ってできるんですよね。
ですから、そういうことで気がついて、 美術の道と医学の道でまったく別なわけじゃなくて、 美容整形とか、美容の方に統合していくっていうこともできたりするんで、 その辺はすごく面白い組み合わせで、こんな方法もある、 自分の生き道をね、もう一度考えてみるみたいなきっかけになったというか、 もともとご自身そういう考えがあられたと思うんですけど、 そういうところで確信に繋がったっていうところは、 やっぱり一つのツールとしては、 インド占星術ってやっぱ面白いなと思いますね。 -
アヤ
そうですね。
自分がやりたいこととか、興味があることとか、 だけど現実それが全然違う道にあって、 そこの理想と現実のギャップがあると、 そこでちょっと苦しくなっちゃって、 もやもやした気持ちが出てくるじゃないですか。
そうした時に、やっぱそのインド占星術の星の流れ、 自分の人生の流れって言ったところとかっていうのを見ると、 こういう星の流れもあるんだって、 一つ自分自身を広く見る機会をいただいて、 そしてもう1回立ち止まって考えてみた時に、 この道もいいんじゃないかなって、 答えが見えやすくなる、そういう力を促進させてくれる、 そういうツールとしてすごく素晴らしいなって思いますね。 -
田端瞳
なんか気が付いてない人も多いんですよね。
当たり前だと思っていて。
例えば、すごい金星がいい人でも、 自分はこれは普通だと思ってるけど、 でも金星がものすごくいいところにいると、 ものすごくやっぱり美的センスがあるのに気づいてないとか。
手先器用なことに気がついてない、とかですね。
だからですね、いろんなそ自分のリソースに気づく、 自分のいいところに気付くっていう、 当たり前すぎてある自分の良さみたいなところに、 やっぱ気付いてない方結構多いんですよね。
そういうとこの自分の良さ、 これすごくうまくできるよ!当たり前だけど!っていうところが、 本当はすごくギフトなんだよ、 あなたにとってこれはすごくいいところっていうのを、 やっぱり自覚して生きていくのと、 そうでないのとはやっぱちょっと人生の選択が変わってくるのかなって いうのはありますよね。 -
アヤ
そうですね!
なんか今のお話を聞いて、 もう1回インド占星術見てもらいたくなりました^^ -
田端瞳
ただの占いでしょう?っていうのは、 それを検証したことがない人だっていう風な言葉もね、 残ってるぐらい、すごくね、やっぱり何かを表してる一つの…、 星の流れの中での何か、 秩序というか、その中で何かやっぱり指し示してるものがあるんじゃないかなぁ と私は思ってますけどね。 -
アヤ
そうですね。
ありがとうございます!
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
インド占星術の位置づけについて、 先生にお話をお伺いしました。
貴重なお話をありがとうございます。
アーユルヴェーダの治療学に入る前に、 インド占星術の学びを深めていくということを聞いたのが、 ちょっと初めてだったので、 なんかすごくアーユルヴェーダというものの世界観というのが、 多岐に渡っていくんだなということを改めて感じた次第です。
このインド占星術っていうものではあるんだけれども、 本当に学んでいくだけでも、 触れていくだけでも、自分の人生の指針に役立つ知恵というものが 隠されているんじゃないかなというふうに、 垣間見させていただきました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪