ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #84 学びのモチベーション
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第84回は、学びのモチベーションについて。この回は、アヤさん本人のトークをお届けします。いつも何かを学び続けているアヤさんの学びの動機はなんでしょうか。お話を聞いてみました。ヨガインストラクターになる前は、リハビリの治療家として働いていたアヤさん。リハビリで体の変化によって心が前を向かない患者さんを前に、先輩が様々な工夫をして働く姿勢に刺激を受けたそうです。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は、番外編としてスタッフのしちさんとゆるトークします。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
しち
よろしくお願いします。しちです。
いつもは、アヤ先生がゲストの方をお迎えしておしゃべりするんですけれども、 アヤさんのお話を聞きたいなぁと思いまして、 このような機会を設けさせていただきました。 よろしくお願いします。 -
アヤ
よろしくお願いします。
二人でお話しするときには、ああでもない、こうでもないと言って、 たわいもない話で盛り上がったりしてるんですけれども、 こうやって、本当に二人だけで、ゲストがいないこの状況でお話しするとなると、 また新鮮な感じですね。
私もすごい楽しみです♪
よろしくお願いいたします。 -
しち
今日は、『学ぶこと』についてお伺いしたいなと思っています。
アヤさんは、常にいろんなことを学んでいらっしゃるなってイメージがあるんですけれども、 その源ってなんだろうってお伺いしてもいいですか。 -
アヤ
恐縮です。ありがとうございます!
今もですね、仏教の大学に行っていて、 ヨガとの関係性っていったところを学ばせていただいたりするんですけれども。
それと同時にですね、解剖の勉強であったりとか、 あとはアーユルヴェーダの勉強であったりとか、 あとは…その他諸々ですね。
というのを同時並行で今でも学んでいるので、 本当に時間がないと言ったら時間がないんですけれども。
その源流になっていることっていうのが、実は私にはあります。
もともとですね、ヨガのインストラクターになる前っていうのは、 リハビリの治療家として働いていました。
学生時代に、今のように本を一生懸命読んだり、 何かどこかに勉強しに行ったりということは、本当は苦手、むしろあまりしていなかった。みたいな形で、 生活していました。
なので、なんであの時にはできなかったのに、今の私があるんだろうっていうふうに、 本当に不思議に思うぐらいですね、今は勉強が好き!学ぶことが好き!っていう感じでですね、 ずっと本に釘付けております。
そういう私になったきっかけっていうのがですね、 実は社会人になってから、そのリハビリの仕事をしているときに出会った先輩にあります。
その先輩はですね、あるNHKの番組に、プロフェッショナルという番組があったんですけれども、 それに出演されていて、私もその先輩の存在は知っていたんですけれども、 直接お会いすることはなかったんですよね。
で、本も書かれていて、その著書って言ったところもだいぶ前に読ませていただいて、 本当に素敵な先生だ!っていうふうに、なんかもう、一目惚れに近い状態で惚れ込んでしまったんです。
で、この先生に会いたい!って思って、たまたま友人が主催していた勉強会にその先生(先輩)が来られるということで、 買っていた本をですね、片手に持って行ったんですよ、サインをしてもらおうと思って(笑) 本当にミーハーなんですよね^^
それで、先生が講演の中でお話ししていた言葉っていうのが、本当に今でも鮮明に覚えているんですけれども、 心が変われば行動も変わる、ということで、もう私の心を打ち抜いていったんですよね。
で、その先輩のリハビリの姿って言ったところも、実際に映像で流れていったりとかするんですけれども、 その映像を見ていてですね、姿勢が本当に素晴らしいなというふうに、もう涙を流しながらですね、 私当時見ていました。
その光景っていうのがですね、実際にその病気の後遺症を抱えて生活をしていく方々に、 生活支援をしていくんですけれども、 そういう方っていうのはやはり、その生まれ変わった体において、 心がやっぱりついていってないんですよね。
ですので、やっぱり心が前を向かない状態、 なんでこういうふうになってしまったんだっていうふうに、 若干後ろ向きになってしまうようなその状況の中でも、 どうしたらこの人の心を変えることができるのか、 心を動かすことができるのかって言ったところで、 治療場面においてもですね、いろんな仕掛けを与えているんですよね、 例えば心がちょっと暗くなってしまっている方が、パチンコが好きっていうのであれば、 そのパチンコ台をですね、わざわざ中古のお店から買ってきて、 そしてそれをその施設に置いておくんですよね。
そうすると、その次の日に、パチンコ好きな方が施設に来られて、 その台を見た途端に、自分で歩き始めて、 そして動かなかった手を動かして、そのパチンコ玉を操るっていうことが実際にあるんですよね。
で、やっぱりそういう仕掛けって言ったところを、至るところに置いているんです。
で、対象の方も1日100人ぐらい来られているので、 その100人に対して、さりげなくアプローチ・仕掛けを、もう仕掛けていってるんです。
それって、何かこう…、まだ若かった私には思いつかなかったなっていうふうなことがあったりしたし、 それをするだけでも、すごく後ろでの準備、裏での準備って言ったところが、 綿密にされていないとできないことだなっていうふうに感じました。
やっぱり、その先輩の働き方、向かっていく姿勢って言ったところを見て、 もう、すぐさまですね、憧れの存在として、 恋人じゃないんですけれども、理想の恋人のような(笑) そういう感じで、すごく美しく、光り輝いて見えたんですよね。
やっぱりその先輩って言ったところも、 ただ単に、利用者さんが好きなこと、心が動くこと、 ということを提供しているだけではなくて、もちろんその裏にある、 体の治療の仕方って言ったところも卓越されていましたし、 脳の心の動きって言ったところ…、要は心理学的な要素ですね、 そういったところももちろんすごく勉強されていたし、 年配の先生だったので、人生経験自体も…、 リハビリのお仕事をする前までは普通の会社員として、 多岐に渡る仕事をされていたっていうのもあったりとかして、 やっぱりそういう人生経験自体がですね、 今の治療につながっているということを知りました。
ですので、私に今できることっていうのは、まだ人生経験もね、 そんなに少ないし、今できることは限りがあって…。
で、心っていったところも、私の専門がやっぱり脳神経と体の治療がメインだったので、 心っていったところも、もうちょっと学ばないといけないなぁっていうふうに、 課題っていうものが、本当に目の前に山積みになって、 もう全然頂上が見えない、みたいなことで課題が山積みになって現れ始めたんです。
それがですね、やっぱり私自身の学ぶきっかけになっていきました。
20代半ばぐらいだったんですけれども、その時にですね、 自分の中でできることっていうものは、 山の頂上が今見えない状態ではあるんだけれども、 今わかっている体のこと、そしてこれから学んでいく心のこと、 そしてこれから歩んでいく人生経験のこと、って言ったところをすべて網羅していくと、 ここにたどり着いていけるんじゃないか、っていう指針ができましたので、 なので今でもなお、その先生の『心が変われば行動も変わる』って言ったところが、 私の一つの学ぶ姿勢の源流になっていて、 いつもやっぱその言葉に、勇気をいただきながら学び続けているっていうのが現状ですね。 -
しち
なんか伺っていて、なんて言ったらいいのかな…、
先ほどの、素晴らしい先輩のその姿勢も、 その患者さんというか、リハビリ受けている方が、 前に進めるような、ちょっと一押しをしてあげるようなところ、 義務感とか、やらねばならないっていうことじゃなくって、 そんなことよりもついやってしまうような風に行動を向けるようなところとか、
あと、アヤさんの学びたいっていうところも、 やりたい!ていうことがその先にあって、 それに対していろいろ自分で学びをすることで、 より患者さんとかに提供できるものが増えるだろうなって、 そういう動機なんだなっていうのを伺っていて、
なんかこう…、学びってついついちょっと、 小っちゃい頃の皆さんの印象もあるかもしれないけど、 義務感だったりとか、 脇に置いておいて、これをやっておかないといけない!みたいな感じの印象があると 思うんですけど、そうじゃないんだなってお話し聞いてて思いました。
大人になってからの学びっていうもの…、
アヤさんも、学生時代の時よりも、 もっと自分の内側からが欲して学びたい!っていう風になっているわけですもんね。 -
アヤ
そうですね。
やっぱり、その先輩先生の姿勢っていうのが、 さりげないアプローチ。
治療科ではいるんだけれども、全然自分が表に立ってないんですよね。
で、その姿勢が私大好きな姿勢なので、 なのでやっぱ私はこう…、どこまでも、さりげなく、 アプローチができればいいなと思って、学んでますね。
さりげなくするってすごく難しい。
例えば、私一時期バレエとか一丁前に習ってたりとかしたんですけど(笑) 大人になってなんですけど^^
踊るバレエを大人になって、1年くらいかな、やったんですけど。
その時に、バーレッスンって言って、手すりみたいなのをもって、つま先立ちになって、 踵を落として…とか、脚上げてとかってやっていくんですよね。
で、長年…十数年とか小さいころから踊りの経験がある方っていうのは、 すごく優雅なんですよ、すべてにおいて。
なんですけど、私は言うたら『体操』(笑)
踵を上げて下げて、上げて下げて、手を上げて下げてっていう感じなんですけど。
やっぱりそこの、踊りの世界においても、 最初の頃っていうのはきっとみんなそんな感じで、 1・2・3の数字が体で現れていたけれども、 やっぱり長年続けていくと、 自動操縦でその心って言ったところも表しながら体で表現していく、 滑らかに表現するということがやっぱり体現できてくるんですよね。
というふうに思えば、 そのさりげなさってなんだろうってなった時に、 やっぱりどこまでも、私自身が基本的な知識、技術っていったところを知らねば、 そこにたどり着かないっていうことをやっぱり感じてしまったんですよね。
だから、ちょっとした知識を持っています、ってなったら、 ねぇこれ知ってる?みたいな感じで、我が我がじゃないんですけれども、 なんかこう前のめりで言いたくなるんですよ。
なんですけど、本当に知ってる人って言わないんですよね。 聞かなければ教えてくれない。
だからやっぱり、そういうことも、その先生から学んだのでなので、 私はやっぱりそこに、どこまでもたどり着きたいなっていうふうには思いますね。
なのでやっぱり、好きな人とか憧れの人っていうのを見つけていけれるっていうのも、 何でもいいと思うんですよね。
でもなんかその人が、今現れているものの奥底には、 そこにたどり着くまでのプロセスがもちろんあっていて、 そのプロセスがどうだったのかなっていうふうに、 そこまで追いかけてみると、きっと学ぶきっかけになるヒントが、 隠されてるんじゃないかなと思っています。
なので今、ここ最近この2、3年で追いかけている三浦潤さんがいらっしゃるんですけれども♪
三浦潤さんもここ最近書籍をたくさん出されていて、 そしてその出版記念という形でラジオ番組とかも多岐にわたって出演されてるんですよね。
で、やっぱりその時にですね、やっぱり素晴らしいなって思うのが、 一部分のストーリーでですね、お話しされていたのが…、 老いることを、老いるショックっていうんですよ。
自分が老いていくことを悲しみに変えていくのではなくて、 逆に若いうちから、老けさせて見せるっていうことをすることによって、 いかに年を重ねて見せれるかっていったところに力を注ぐと、 ある一定の年齢から逆転して、 年の終わりに若いね、いつまでも変わらないねっていうふうになるんじゃないかっていうふうに言ってたんですよね。
で、なんかそれって、ちょっと前までアンチエイジングという言葉が流行っている中で、 なんかこう逆転の発想じゃないですか。
で、ヨガの中でも、否定的な尊念が出てきたら肯定的に物事を見てみましょうみたいな感じで、 まさに三浦純さんが体現されている、実施されているように逆転の発想でですね、 物事を見ていくっていうことを実践して、まあ面白おかしくですね、 私たちに教えてくださってるんですけど。
やっぱりそういう姿勢がですね、 もう何よりも私の中で刺激になってですね、 こういうふうな、笑いながら、学べることもあるんだなと思ってますね!
やっぱりちょっと三浦純さんはね、深いなと思ってます。
ちなみに私はちょっとここは、 まだたどり着けない世界なんですけど、 波しぶきがどうも好きみたいで、今はですね -
しち
どういうこと? -
アヤ
波しぶき…、東映映画みたいなのの表題に出てくるような波しぶきがあるじゃないですか。 -
しち
みんな分かるかな、聴いてて(笑) -
アヤ
すいません(笑) ちょっと裏トークみたいになってますけど。 -
しち
ザパーンってやつですね。 -
アヤ
ザパーンっていうのの、映像ですね。
っていうのを、探し求めていく。
いかに、素晴らしいしぶきがあるのかっていうのを、今追い求めてるらしいんですよね。 -
しち
三浦さんが?アヤさんが? -
アヤ
いえ、三浦さんがです!
私はまだそこまで追いつけていないです(笑)
どんなに好きであっても、私にはたどり着けない世界があるなっていうのを、 肌身に感じながらですね。
学ぶことっていうことは、どこまでも追求すべき課題だなっていうふうに、まざまざと感じてますね。
ですので、どんなに憧れの先輩がいたとしても、 どんなに憧れの人がいたとしても、 できることとできないことっていうのは多分自分の中でも分け隔てていて。
そしてやっぱり取り組みやすい、これならできるかもな!っていうふうなこととか、 これをやったら自分が豊かになるな、とか。
これをすれば自分が成長できるなっていうふうに感じるもの。 もしくは、これやったら面白いよね!みたいな感じで、 ちょっとこう…微笑みあふれる経験とか、 なんかそういうことが想像できるのであれば、 きっとそれが学びのきっかけになるんじゃないかなと思っています。
なので私はまだ、波しぶきは追い求められてませんので、 まだまだ人生経験は浅はかだなというふうに思っております。 -
しち
ありがとうございます。
すごく超真面目な話から、波しぶきの話まで、 バラエティー豊かに、お話ししてくださいました。
なんかこう…、実はアヤ先生もそうだけど、 これまでにアーユルヴェーダの田端先生とか梅村先生とか。
学んでいることとか、ライフワークだったりとか、お仕事だったりとかが、 すごく密接な感じで結びついて、 ご本人たちの使命もそうなんだろうけど、その道に行く!みたいな、 何か使命感を感じるんですよね。
そういうことと結びついているのが、すごくいいな~というか、 羨ましいなってちょっと思ったりとかして。
かたや、そういう何か…、ライフワークにできるようなことを見つけられない方も多いかなぁとも思うので、 次回ちょっと、そういうお話を聞いてみたいなと思いました。
ありがとうございました!
今回は、『学び』について、アヤさんのモチベーションとなるその源について聴くことができました。 -
アヤ
ありがとうございます^^ -
しち
ありがとうございました~