ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #98 自分の軸について
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第98回は、自分の軸について。心がぶれてしまうようなとき、どこを拠り所にしているのでしょうか。教えるだけではあく、自分のためにヨガをする時間を大切にしているという、ヨガインストラクターのミヤビさんにお話しを聞いてみました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスが
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、4月から新しくアーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンというクラスがスタートします。楽しみですね♪
こちらは、月3回月曜日の夜19:30より
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話を聞くことができますよ。
-
アヤ
今回は『自分の軸』について、ゆるトークします。
ゲストは、ヨガインストラクターのミヤビ先生です。
どうぞよろしくお願い致します。 -
ミヤビ
お願いします。 -
アヤ
生活していると、「混沌とした時代の中で」というふうによく表現されたりする通りですね、 やっぱり人生を紆余曲折することが多々ありますね。
そういった時に、心がブレてしまうというか、 どこを拠り所にして進んでいいのかなっていうのに、 迷いが生じてしまう時っていうのが、やっぱり誰にでもあるんじゃないかなと思います。
そんな時に、自分自身の軸っていったところが、 どういうところにあるのかっていうのを、 ちょっとぼんやりとでも知っているだけで、何か安心してお家に帰ってくるみたいな、 そんな感じで、落ち着ける感覚っていうものも、 思い出しやすくなるんじゃないかなというふうにも感じています。
そこで、ミヤビ先生が小さい時から瞑想をして…、
そして今も、瞑想とヨガの実践といったところをずっとしている中でですね、 自分の物差しの軸になっているものっていうものは何かあるのかなと思って、 お話をお伺いしたいなと思います。 -
ミヤビ
そうですね。
ヨガに出会ってからはですね、やっぱりヨガの基本的な練習ですかね。
アーサナの練習と、瞑想というのを、きちんと自分のためにする。
指導し始めると、どうしても教えるための練習になってしまったりとか、 プログラムはどうしようかなとかね、 そういうことにとらわれた状態で、自己練習もしちゃったりしがちだったりは するかと思うんですけど。
そうではなくて、本当に自分のための自己練習ですよね。
自分自体を、より良い状態に持っていくための自己練習っていうのを、 ちゃんとできていれば、そんなに迷うことがないというか。
自分の軸に、その練習を通して戻ってこられるっていう感じがするので、 ある意味、ヨガと出会ってからは、それをお守りにするんですけど。
なんかうまくいかないなって時は、ちゃんと自分のそういった時間を取れてないとか、 ちゃんと自分の練習なり、自分の瞑想時間を取れてないってことが多いので、 その練習自体を見直す…であるとか、そういうことをしています。
結局は、ヨガが軸になってしまうのかもしれないんですけど、そんな感じですね。
あとは、瞑想もそうですね。
日常的に、例えば…、ヨガをやっていると、 ずっと瞑想みたいなことをやってたりするので、気づけることは多くなると思うんです。
多分普通の人よりも、自分のほんのちょっとの変化に気づけたりするじゃないですか。
なので、早いうちに対処するじゃないですけど、 どつぼにはまる前に、自分で「ちょっと変だぞ」みたいなものに 気づけるようにはなっているので、 その時点でちゃんと瞑想をしたりとか、 その場でも…、例えば外にいてもマインドフルネスじゃないですけど、 ちょっと呼吸に意識を向けたりとかっていう、長年やってきたヨガのテクニックを使って、 自分のニュートラルに戻るみたいなことはマメにしますよね。
そんな感じですかね。 -
アヤ
なるほど。
その時って、自分と対話をしていくような、そんな感じですか? -
ミヤビ
対話というよりは、客観的に見る、だと思います。 -
アヤ
客観的にみる? -
ミヤビ
そうですね。
思いに捉われていることによって、何かがおかしくなっているという感じが多いので、 その状態を見る。
私、今、ビパッサナって瞑想しているので、そういう方法になるんだと思うんですけど。
ビパッサナは、『あるがままを見る』という瞑想法なので、 今ある感情がどうなのかとか、それに伴って体がどういう反応を起こしているのかって…、 ビパッサナってボディスキャンもするんですけど、 その感情が起きているとき、体がどんな感覚なのかというのを同時に見るみたいなのを、 電車の中でもどこでもできるので、やったりとかしますね。
要はその状況、感覚であったり、感情と、距離を置くというか、 見る側にちゃんとなっていく、というようなことをする感じです。 -
アヤ
なるほどですね。
それは気づいたときには、それをする!という感じですか? -
ミヤビ
そうですね。
なんかしっくりこないな、落ち着かないなとか。
あと悩みでも何でもそうですけど、そういうときにはそれをするという感じです。 -
アヤ
なるほどですね。ありがとうございます。
なんか、受け止めていくこと、その状況を受け入れることっていうのを、 その姿勢でされているのかなっていうふうに受けたんですけど。 -
ミヤビ
なんかあとは、受け入れるというか…、
例えば状況に対してだとすると、状況って自分の見方なので、 見方を広げたいみたいに感じるというか。
例えば、なんか行き詰まった、もうなんかこれすごい自分の思ってる方向じゃないや、 みたいな事柄が事象として起きたりとかしたときに…、 本当にそうなんだろうか?みたいな。
違う見方はできないだろうか?ていうときに、 瞑想をすると、ちょっと思考が柔軟になるというか、 頭の中の決めつけみたいなものの考え方が柔軟になるというか、 で、ちょっと違う見方ができるようになると、 あ!違う抜け道があるんじゃないかとか、違う方法があるんじゃないかとか、 逆から見たらこれ悪くないんじゃない?みたいな、そういう風な思考の転換ができるように。
受け入れるっていうよりは、 思い込んでるその景色が違うのかもよ、みたいな。
今、思い込みで見てるからこう見えるけど、違うのかも、みたいな。
例えば、具体的に、人間関係…、例えば誰かと喧嘩してうまくいかないとかいうことがあったとして、 そうだとしても、その状況とか、その相手、彼女なり彼なり、自分の関係とかも、 自分の決めつけの中でなってないかなとか、 そういう風に距離を置いてみて見て、見方を変えていく方向に、というか…、 客観性を持って瞑想ができたりすると、なんか終わった時には、 なんか違う見方が自然に生まれてるというか。
違ったかも!みたいになってくる、みたいなことが多い気がして。
そうですね。
だいたい行き詰まってるのは、自分の視野が狭いからというか、 あるこだわりの見方になっちゃってるから。
これをやめてこう!っていうような感じですかね。 -
アヤ
なるほどですね。
ありがとうございます!
今日のお話はいかがでしたでしょうか。
自分の軸を知るお話をいただきました。
視野が狭くなってしまっている時っていう時には、 自分のこだわりというものが顔を出したりとかするんですけれども、 そういう時にミヤビ先生は瞑想やヨガの実践を通して、 より客観的に見る手立てっていったところを自分の中で 構築された、というようなお話でした。
客観的に見るというものは、多少練習は必要だったりとかするんですけれども、 それを体得していけばいくほどですね、自分の心の軽やかさっていったところが、 得やすくなるんじゃないかなっていうのを今回のお話を聞いて感じました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪