ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #104 アーサナの深め方
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第104回は、ヨガのポーズ、アーサナの深め方について、ヨガインストラクターのヤスシさんに聞いてみました。定期的にヨガのプラクティスをすることで気づけることがあるといいます。比べるにもデータがないと比べられない…。自分の体を観察する力を養っていくことそのものともお話ししていました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、アーユルヴェーダキッチンを、
月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際に料理のレシピについても、
お話を聞くことができるクラスです。 ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回はヨガのポーズ・アーサナを深めるためのポイントについて、ゆるトークします。
ゲストは関東のスタジオヨギーで活躍されている、 ヨガインストラクターのヤスシ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
ヤスシ
よろしくお願いします。 -
アヤ
先生は、長年ヨガの実践をされていて、
もちろんそれに合わせて、アーサナの実践も、ハタヨガの実践もされています。
そんな長年取り組んでいる中で、アーサナを深めるためには、
先生自身、どういったところを気にかけて、 プラクティスしたりとかされているんでしょうか? -
ヤスシ
体ってやっぱり日々変わると思うので、 なるべく定期的に実践していると、 あ!だんだんここが広がってきたな~とか、 ここが伸びてきたな~とか、 ここが安定してきたな~とか分かると思うので、
やはり、たまにじゃなくて…
できれば定期的に継続的にして、
長い時間かかるぞ!というところでやれば、 ちょっと分かるかな、と思ったりします。 -
アヤ
やっぱりそれを毎日、観察を続ける… -
ヤスシ
毎日やるわけじゃないけど、実のところ。
でも、あ!今日は硬いぞ!とか分かったりするので、
それを比べようと思ったら、それまでのデータがないと分からないから、
ある程度やっていると、今日はいつもに比べて硬いぞ!とか、
今日はいいぞ!とか分かったりしますよね。
もちろん、練習している間に、 良い方向に向かう時もあるし。
なので、まず定期的に長く続けてみること。 -
アヤ
やっぱりそのためには、ある程度時間が必要ということですね。 -
ヤスシ
そうですね~
特に今まで、ヨガのような、筋力と柔軟性両方に働きかけることをしてなかったら、 ブジャンカガーサナ/コブラのポーズがありますよね。
あれをしている時に、どれくらい自分で伸びているかなというのは、 本当に、日々続けないと分からないので。
そして、外側からは分かりにくい。
先生が気づいてくれるわけでもなかったりするので、 自分で伸びているな~、伸びてないな~、というのは、 長年ということになるかも。
あとはやっぱり、そこに繊細に気持ちを向ける、というか…
それもあるかもしれないです。 -
アヤ
繊細に気持ちを向けるって、どういう感じで向けるんですか? -
ヤスシ
やっぱり、内的経験というか…
さっき、目で見て分からないと言ったけど、
鏡で見る前に、自分で、あ!伸びている感じはするかな~とか、
例えば、ブジャンガーサナ/コブラのポーズだったら、
お腹の方が伸びている感じはするかな~とか、
肩周りがちょっと開いて楽になったかな、というのは、
ほんの数ミリかもしれないけれども、違いは。
なので、それを…、
物質的な体のことではあるんだけども、 測ったり、鏡に映したりせずに感じられるかどうか、だと思います。
前屈にしてもそうだと思うけど。
何かができるできないというよりも、深さだと思うので、その辺は。 -
アヤ
観察の深さということですね。 -
ヤスシ
うん。
何かお味噌汁の味付けをする時に、 今日は濃いかな薄いかなっていうのも、 その感覚、味覚みたいな感じで。
そこをやっぱり自分で、
あ!ちょうどいいぞ!とか思えたらいいかもしれないです。 -
アヤ
なるほどですね。
先生、よくワークショップで、 テーマを決めたワークショップをされていて、 何か一つのポーズを深掘っていくということを、結構経験として、 みんなと一緒に共有する時間があるのかな、というふうに思うんですけど、
その中で実際に先生が、指揮官というか…、
みんなを誘導していたりとかする立場にもあるんだけれども、
一緒に時間を共有していく中でも、やっぱり気づくこととかっていう…、 なんかこう・・・
生徒から、参加されている方から学ぶこととかということもありますか? -
ヤスシ
しょっちゅうありますね、やっぱり。
そのワークショップに持っていくために、 こうするとここはやりやすくなるのかな~とか、 工夫しながらいくんだけれども、 やっぱり人の体を見ながら、あ!こういうところがやりにくいんだったらどうしよう、とか…
そうすると、その人に教えてもらったりもするし、
そこから・・・
そういう意味で総合的に理解する、というのかな。
一つのポーズでも、自分が自分の体という材料を持って 経験するというのは、ほんの一例しかないけれども、
他の人の体が他の体で、それを体験しているのを見ると、 なるほど~、ここでこういうことが補えることがあるんだなぁとか、 ここが難しくなってハードになることがあるんだな、と思うと、 そのポーズのこと全体がわかる感じっていうのがします。
そのポーズを多面的に見ることができる、というかね。
それはありますね。
面白いですね、そうすると。 -
アヤ
相互関係の中で、ポーズといったところを理解するというか、 客観的に見る目を養わせてもらうというか…。
あくまでもやっぱり主観的な観察眼といったところと、 やはりその、客観的な観察眼といったところが合わさると、 またそのアーサナの理解が深まる、という感じで良いでしょうか。 -
ヤスシ
そういうことでしょうね。
今、いろんな方向から見る機会があって、いいなと思います。 -
アヤ
はい。 ありがとうございます。
アーサナを深めるためのポイントについて、お話をお伺いしました。
まずは、自分自身を観察していくこと、
そして、比べる相手は、あくまでも自分自身といったところで、
時間をかけて見つめていくことを練習していくということが、一つ目のポイントでした。
そして、それを深めた上で、また客観的に見る力といったところを養っていくと、 相互関係でより良い方向に導かれていくんじゃないかということです。
アーサナプラクティスというものを長年続けていくためのヒントが、 この中に隠されているんじゃないかなと思います。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪