ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #105 off the matでのヨガの実践について
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第105回は、off the mat(オフザマット)でのヨガの実践について、ヨガインストラクターのヤスシさんにお話しをうかがいました。マットの上でおこなうヨガだけではなく、マットを降りた日常にヨガを生かすことを、off the matといいます。自分が何者か、という本質的なことを日常的に思い出していたい、そのためヨガを仕事に選んだというヤスシ先生。職業としてのヨガにとどまらず、生き方そのものの指針にヨガを選んだのは…。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、アーユルヴェーダキッチンを、
月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際に料理のレシピについても、
お話を聞くことができるクラスです。 ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回はオフ・ザ・マットでのヨガの実践について、ゆるトークします。
ゲストは関東のスタジオヨギーで活躍されている、 ヨガインストラクターのヤスシ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
ヤスシ
よろしくお願いします。 -
アヤ
はい。早速なんですけれども、
先生は様々なヨギーエアの方でもですね、 ワークショップを開催されているんですけれども、 その中でも『オフザマット』のお話っていったところも、 定期的に開催されています。
お聞きになった方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、 こちらの方でもですね、先生が実際にどういうふうに実践をされているのか、 お話をお聞きしたいなと思っています。
今回なんですけれども、
オフザマットでのヨガ実践の時に、 先生自身に何かテーマを設けて、実践されているんでしょうか? -
ヤスシ
はい。クラスを教える時とか、ワークショップを教える時は、
例えば・・・
膨大なポーズの中でも何かを選ぶように、
ヨガ哲学とか、ヨガ哲学を中心にしたものの中の、あるものをトピックにして、 テーマにするんだけれども、
日常でいうと、そこはやっぱり、総合的な取り組みになって、 やっぱり自分が本質的な意味で何者かっていうのを、 常に思い出せる状態でいたい!というのが、 やっぱり僕の『ヨガオフザマット』だと思う。
多分僕は、ヨガ・オフザマットでいたいから、 ヨガ・オンザマットのインスタルラクターになったんだと思う、きっと。
ヨガっていうものをベースに生きていきたいなって思った時に、 職業も考えていて…、
ヨガのインスタルラクターになってみたらどうかなっていうふうに、 将来的に、みたいな感じで思ってました。
なので、ヨガの学びで生きていきたい!と思ったからだと思う。
それを名前にしたら、ヨガ・オンザマットじゃなくて、 ヨガ・オフザマットって言い方になりました。
なので、日頃、自分の体と思考とか、心とかをもっと経験していると、 本質部分っていうところが、やっぱり忘れられがちになって、 気持ちが浮き沈みあったりするので、 この中で、自分の本質を思い出すことができるだろうか…。 していきたいと思ったら、それが一人で過ごす時間にも反映されるし、 グループの中で過ごす時間も反映されるかな。
僕の行動にも出るんじゃないかなっていうふうには思います。
家族の付き合いでもね。
そういうところに僕は興味があったんだと思う。 -
アヤ
先生の職業を選択するときに、オフザマットでのヨガ実践をしたいから、 インストラクターになろうかなと思ったっていう、 その言葉がすごく印象的だったんですけど・・・ -
ヤスシ
別にヨガインストラクターにならなくても、
ヨガ・オフザマットで生きていけると思ったんだけど。
自分に自信がなかったので、職業としてやらないと…、
自分がごまかせるんじゃないかなと思ったの。
ヨガと近くに、ぴったり生きていきたいと思ったら、
これは職業とした方がいいんじゃないかな、というのを30代の頃に思いました。 -
アヤ
なるほどですね。
先生にとっては、この言葉が適切か分からないんですけど、
ある意味修行経験というか…、
そういう感じに聞こえてくるんですけど。 -
ヤスシ
特に、その頃ニューヨークにいたわけじゃないですか。
で、ニューヨークに降り立ったときに、すごく不安になって、
誰がこの子を見ていくんだろう…って、
監視する人がいないので、 ヤスシはどんな方向に行くんだろう?って思ったら、 なんて言ったらいいかな…
道を外れずに行くにはどうしたらいいかなって…
これは、30過ぎでも考えていて。
ヤスシを育てるものがないといけないで、 ヤスシを成長させるプログラムとして、 ヨガをいつも近くに置いておくといいな、ってヤスシは思ったみたい。
この子をちゃんと導く者とか、監視するものがいなかったので、
自分が納得していく人生を生きていくためには、 なにか大きな指針というか…、導く者があるといいな、、 それを、自分の中のミーテイングで(笑)
別に悪い子じゃなかったけど、やっぱり一人で生きていくのに、 灯台のようなものがいるんじゃないかな、と思いました。
それがヨガでした。 -
アヤ
ありがとうございます。
それを長年、先生は、自分ミーティングを繰り返されていて、
それをたぶん、地道に続けられているんじゃないかな…と思うんですけれども。
その実践自体を続けるコツが何かあれば教えてください! -
ヤスシ
ヨガ・オフザマットに、それが上手くいったかは分からないし、 ヨガの学びと共に生きてるかどうかも分からない。 独りよがりかもしれないし。 でも、そうだなぁ・・・
例えば、生き方において、後悔しないようには考えているかな。
ここが少し難しいところで、実は…
ほそーい綱渡りをしている感じがあったかもしれない。
簡単にそこから外れちゃうことはできるんだけども、 いかに細い綱の上に乗っていられるかっていうのは、やっぱり自分で モニターしてたかな。
モニターって変な言い方だけど、何ていうのかな…
これが私の生きようとしている人生だろうか?とか、
これが私が人付き合いの中で大切にしていることだろうか?とか、
どういうビジョンでヤスシの人生進ませる?みたいな、
今のところ、未熟だけど頑張ってるんじゃない⁈とか(笑)
なんかそういうね。
これに照らし合わせれば、っていうメジャーみたいなものってないから、 そこはやっぱりね、本能的なというか…。 日々ミーティングしてました、そういう意味でいうと。
なんで僕はこういう風に感じるんだろう、とか
なんで僕はこの人が苦手なんだろう、とか
なんであの時こういう言い方をしたんだろう、とか
反省会とかミーティングをしょっちゅうしてたと思う。
今でもそうですけど。
そういう意味で言うと、
石橋を叩きながら歩くところがあって、
予測不可能じゃないとか、自由じゃない、 そういうところがありますね。
ちょっと安全に進みすぎるところがあるかもしれないけど。
話がずれちゃったけど…、 ヨガで言うところの、
気付きの力をいかに自分の中で研ぎ澄ませるかを 考えながら、 自分を可能な限り、客観視しようとしたかもしれない。
それでも、客観視できないけど。 -
アヤ
なかなか難しいですよね。 -
ヤスシ
難しいよね。 -
アヤ
やっぱり自分と対話しながら、進んでいくっていうのが、 ひとつのコツだったりするし、 進む道の灯火というか…
先ほど灯台という言葉がでてきましたけど、 そういったものがおそらく、先生の中での 「この道であってる?」っていうような、 自問自答をしながら、その光の方向に、 ちょっとずつ導いていくというか、微調整していくというか… -
ヤスシ
その時に、これが良いんだろうな!と思う道を進んでいく。
それも独りよがりかもしれないけど、 アヤさんが言ってくれたように、ほんとに自問自答しながら…
自問自答にはすっごく時間使ったと思う。 -
アヤ
なるほど。 そうですね…
なかなか人に話してすっきりすることとか、 一つの考えがまとまることもあったりとかするんですけど、 でもやっぱり自分の中で、対話をし続けていくことっていうのは、 かなり深いところでの実践に繋がっていくというか、
大げさかもしれないけど、人生のテーマ、大きなテーマといったところと 繋がりながら生きていくヒントが、たくさん隠されているようにも、 今のお話を聞いて感じました。 -
ヤスシ
なんかすごく大げさになってたかもしれないけど、
僕にとっては自問自答することがすごい大切だったので、
消化しなきゃ前に進めないと思ってたので、
なんかおかしいなと思ったら、噛み砕くっていうのはよくしました。 -
アヤ
なるほどですね。 ありがとうございます。
今日のお話はいかがでしたでしょうか。
オフザマットでのヨガの実践のコツについて、お話を聞きました。
今回のお話の中では、先生がどういうふうにして、 人生の指針になるものと向き合っていくのか、ということをお話ししてくださいましたが、
またさらに細かい内容というものは、ビデオワークショップにもあります。
『オフザマット、ヨガとの付き合い方』のシリーズで、先生が講義をしてくださっておりますので、 それぞれの感情との向き合い方、 人との向き合い方っていったところは、 また興味のある方は見ていただけると嬉しいなと思います。
日常に生きるちょっと役立ち知恵、次回もお楽しみに♪