ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #106 自分を知る旅
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第106回は、自分を知る旅について、ヨガインストラクターのヤスシさんにお話しをうかがいました。ヨガを続けてきたことと、年齢を重ねてきたことで、若い時はすべてが主観的だったけれど、(自分を)照らす鏡が増えた気がする、というヤスシさん。それでも自分がいちばんミステリーとお話ししてくれました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、アーユルヴェーダキッチンを、
月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際に料理のレシピについても、
お話を聞くことができるクラスです。 ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『自分を知る旅』について、ゆるトークします。
ゲストは、関東のスタジオヨギーで活躍されている、ヨガインストラクターのヤスシ先生です。
どうぞよろしくお願い致します。 -
ヤスシ
よろしくお願いします。 -
アヤ
お願いします。
ヨガの実践といったところで、前回のお話しにもありましたように、
やはり『自分を知る旅』ということを、まだずっと続けられているということでした。
自分を知る旅…は、課題的には、かなり大きな課題・テーマになると思うので、
一概に答えが出るというわけではないと思うんですけれども、
今こうして年を重ねていく中で、新たに気づくこと、
新たにこんな一面があるんだ!というふうな、 発見することというものは何かありますか? -
ヤスシ
そうですね。
ヨガを続けてきたから、というのと同時に、
年齢も重ねるからというのもあるので、普通に人生経験が増えてくるので…、
そうすると、若い時は全てが主観的で、
自分から見た景色だけで世の中を捉え・自分を捉えていただけれども、
ヨガを経て、年齢を経て・重ねて、見るメガネというか、照らす鏡が増えてきた感じがする。
一方向からしか見えなかったものが、違う方向から見えたりすると、
それが自分に対してね。
そうすると自分のことがちょっとずつ、なんていうかな…、
へ~…、なるほど、こうなんだな、とか、
やっぱり自分の好みって変わってるな、とかね。
なんかそういうことを思ったりして、 ちょっとずつ客観視する機会が増えてきたっていうのは、あるかもしれないです。
それでも本当に、自分が一番ミステリー(笑)
自分が一番ミステリーと思うけども。 -
アヤ
なんか歌に出てきそうなお話ですが。
そうですね、自分がミステリーということなんですけれども、
何かその、ミステリーさにも気づくっていうことも、
一つの自分を客観的に見た場合の発見でもあったりとかすると思うんです。
あとは、人間関係の中で…、
私だったら、今まで許せなかったこととかが許せるようになるというか、
先生の言葉を借りれば、寛容になるというか、
なんかそういうことっていうものも、確かに増えてきたような感じもするし、
それを確認するにも、やっぱり自分一人ではなかなかできなくて、
人との関わりの中でしか見ることができないなっていうのを 感じたりするんですけど、 その点では先生は、年を重ねてきてどうですか? -
ヤスシ
なるほど。そうすると、そうだな…、
自分一人では、物の感じ方とか考え方を変えることはできないと思うんだけれども、 なかなかね。
でも、やっぱり人と関わることによって、それをしている方を見るので、
例えば寛容という時にね…、
この人すごくいろんなことに寛容だなぁと思うと、
そのインスピレーションを受けて、僕もそういうふうに寛容になれないものだろうか、 と思うと、『寛容』っていうキーワードが一個入ってくる感じ。
自分が、誰かを見て気づかない限りは、
それがトピックとしてこないときがあったりするので、
そうすると、何もないとろこから『寛容さ』を探す!ってできなかったりするから、 そういう意味で、いろんな人を見て…、
前は全然素通りしてたことが、
あ!この人はこういうことにすごく情熱を燃やしてるんだ、とか…
この人はここをこんなに自由に捉えられるんだ、とか…
こんなに許容範囲があるんだとか、逆にすごく偏ってるんだとか、
そういうサンプルを見ると、考える機会になって、
じゃあ、自分はどうなんだろう?っていう風に照らし合わせたり、
やっぱり良いなっていう、人の特質っていうのは、
自分も得られないかな、と思ったりして…、
なんか質問忘れちゃったけど(笑)
年を取ると、気づけることが増えてきたかな。 -
アヤ
じゃあそうやってサンプルというか、
そういう考えられるだけの問題定義が増えた分、それだけ…、
自分の寛容さとか、育てていきたい性質っていったところの実践方法とか、 実践例とかっていうものが増えて、
それを自分の中に取り込むことはできないのかな… みたいな感じで考える機会が多くなった。
っていうことでいいですかね。 -
ヤスシ
本当に、例えばショッピングしていて、
あれいいなって思うまでは、それに気づかないんだけど、
あれいいなって思った時点で、自分に興味があるっていうことだと思うんです、そこに。
そうすると、それがやっぱり自分の中に取り込めるかどうかっていう風に考える。
やっぱり外に出ていかないと、そのきっかけが…
自分の中から出てくるのを待つのって、すごく時間かかると思うので。
例えば赤いセーター着てみよう!と思うのは、
誰かが着てるのを見ないと思いつかないわけですよ、僕の場合。
それを誰かが着ているのを見ずに、自分の中で赤いセーター着たい!と
思えなかったりするので…
今、赤いセーターを選ぶっていう例だけれども、
人生の中で、いろいろなチョイスとか、ものを知るきっかけっていう時に
ちょっと人が示してくれるとありがたいです。
だからヨギーでお仕事していて、いろんな方に会えて、
世間話以上のことをしたりするから、
そうすると、あぁ~、この人のこういうところ素晴らしいな、とか…
この人はこういうところで苦しんでるんだなっていうのを見たりすると、 自分はどうだろうって。
・・・自問自答が好きなもんですから(笑)
自問自答と一人ミーティングが好きなものなので、
そこの議題に乗ってくるわけですね^^ -
アヤ
なるほどですね(笑)
じゃあ何か自分ミーティングをして、
課題定義があるとするじゃないですか。今日の議題は?みたいな形で・・・
何かその・・・、意識においていても、無意識の状態とかでも
課題が解消された時って、何か気づけたりするもんなんですか? -
ヤスシ
課題が解消したっていうのが、何かが解決したっていうよりも、
それが気にならなくなったっていう感じだと思うんです。
課題というのは変わってないかもしれないけれども、
気にならなくなったっていうのは、回数を重ねるからそうなるのか、 自分の違うところが育ったからそうなるのか、わからないけど・・・
なんとなく、人生において摩擦が減ったな。っていう感じがしたら…
あのね、あったものがなくなるのは気づかないよね。
なかったものが出てくると気づくんだけど…、
例えば、ニキビができると気づくけど、あったニキビがなくなるのは気づかないわけですよ。 言い換えれば(笑)
だから、問題点がなくなった時は、何となくのほほんとしていて、
あ、そういえば!みたいな感じで…、
そうすると、注意の向くところがなくなって、摩擦が減る。というか、
そういえば、これに対して何か変わったなぁみたいな、
もしかしたらニキビはまだあり続けるのかもしれないけども、 ニキビについて考えることに疲れて、もう考えなくなったかもしれない。
そういう意味で、何かが起こっても起こらなくても、 割と穏やかさを保ててるかな。
!穏やかさに行くためのことをすることが増えたかも。
それを問題として、イライラさせられるのを選ぶか、 それが片付かなくても、穏やかさの方が自分にとっては必要だから、 ニキビを無視することの力を得たというか…、
いわゆる、自分を刺激するものに、簡単に反応しなくなったかもしれない。 -
アヤ
なるほどですね。 -
ヤスシ
全然ゆるトークじゃなくて、マジトークですけど^^
エネルギーがスムーズになった気がします。 -
アヤ
あぁ、いいですね~ -
ヤスシ
ありがたいことに、
今のところね、人間関係で悩むっていうのが、 若い時に比べて、ずいぶん減ったと思う。
昔は、苦手な人とか・苦手な場所とかあったんだけど、 今はもしかしたら、偏った生活してるのかもしれないけれども、 そういうことに使うエネルギーは、ほとんどなくなったと思います。
自分との戦いは残ってるけど(笑) -
アヤ
ミーティングは続いてますからね(笑) -
ヤスシ
だから、人生の中の雑音が減ったというか、 摩擦が減ったっていうのかな。 -
アヤ
だいぶ、生きやすくなってきたっていうことですね。 -
ヤスシ
振り返ってみると、そうかもしれない。
割とヤスシなままでいられてる感じがします。
年を取ると図々しくなって、これでどっか悪いですか?みたいなところもあるから、 ちょっと開き直りもあるので、
このままいかせてもらいますけど、別に迷惑かけませんよね?
みたいな感じもあるかもしれない。
そういう図々しさも相まって…、ちょっとあたふたは減ったかな、もしかしたら。…つもり(笑) -
アヤ
ありがとうございます。
本当に自分を知る旅って、もう果てしなく…
先生の今回の名言でもありました、『自分ミーティング』の旅っていうことにも、 繋がってますね。 -
ヤスシ
自分は例えばね、尊い本質だっていうのは、
ヨガの本に書いてあるから分かるんだけど、ちょっと外側が分かりにくくって…、
自分の性格じゃないけれど、自分の価値観とか癖とかね、 そういうのも客観的に知れると…。
実生活で生きていかなきゃいけないから、もうちょっと自分というのを、 そういう意味でも総合的に理解したいな、とか思っちゃうわけです。 -
アヤ
ありがとうございます。
今日のお話はいかがでしたでしょうか。
『自分を知る旅』という壮大なテーマの中で、 分かりやすくヒントを出していただきながら、お話をしてくださいました。
摩擦が減っていく、というチョイスができる。というふうなことが、 私の中ではとても印象的だったんですけれども、
じゃあ、その摩擦を減らしていくための材料を、どこに置いていくのかということは、 やはり、その人と人との関わりの中で、見出せること、
もしくはその聖典の中から学ぶこと、
何かしら自分対何か、の関係性の中で気づけることが多いんじゃないかな、 というふうにもお話を聞いて感じました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪