ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #109 自分と素直に向き合う秘訣
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第109回は、自分と素直に向き合う秘訣について、ヨガインストラクターのミユキさんにお話しを伺いました。ヨガをしていると、自分の固定概念に取りつかれていることに気づいたり、勉強していると知識によって左脳でモノゴトを考えがちになります。なにかにとらわれてしまうとき、自分自身を信じたり、素直に自分と向き合うためにはどんなふうにしたらよいのでしょうか。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポートをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、アーユルヴェーダキッチンを、
月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際に料理のレシピについても、
お話を聞くことができるクラスです。 ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『自分と素直に向き合う秘訣』について、ゆるトークします。
ゲストは関東のスタジオヨギーなどで活躍されている、ミユキ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
ミユキ
よろしくお願いします。 -
アヤ
お願いいたします。
ヨガをやっていると、やっぱり自分のエゴ的なもの…
固定概念であったり、私はこうでなければいけないとか、 いろんな自分の概念に取り憑かれてしまったり、
あとは勉強していると、いろんな知識というものが、 自分の中に記憶として残されていくので、 そういう積み重ねによって、左脳を使って物事を解決しようとする癖というものに、 気づきやすくなるのかなというふうにも思っています。
そういう気づきがあるというのは、すごく素晴らしいなと思うんですけれども、 やっぱり、実践すればするほど、今見えなくなっているのかも、とか…
見えなくなっていることに気づいてないのかもしれない、みたいな感じで、 ちょっと疑心暗鬼になる瞬間というのも、多々出てきたりとかすることもあるんですよね。
そうなった時にやっぱり、自分自身を信じる力というものを高めていくには、 やっぱり自分と素直に向き合っていくことなのかな、というふうにも感じていて、
前回のお話の中でも、自然体で自分自身とお話をうまくされているミユキ紀先生だからこそ、 素直に向き合う秘訣というものを何かされているのかな?と思って…、 そこを今日はお伺いしたいなと思っています。 -
ミユキ
なかなか難しいですよね… -
アヤ
難しいですよね~
囚われていることに気づけなかったりするので。 -
ミユキ
気づくのが一番難しいですよね。
なので、まず最初に、そこに囚われないようにしたい!というのが一番だけれども、 囚われてしまった時に、自分が何かうまくいってない気がするなぁとか、 おかしいなと思った時に、周りの反応を見てみる。
自分自身を映す鏡だったりするから、周りの人をよく見てみる。
そうすると意外とやっぱり、なんかちょっと違う気がするっていうことに、 ようやく気づくことがあるかな、というふうに思いますね。
周りに合わせるというよりも、それを通して自分が何をしているのかということを、 見ていけるきっかけになるように思います。 -
アヤ
なるほどですね。
そのお話をする人っていうのは、別にヨガをしている人とかでなくて、 昔からのお友達であったりとか、最近友達になった方であったりとか、 本当にいろんなジャンルの方々っていうことですか? -
ミユキ
そうですね。
多分囚われている時って、自分の知識が邪魔をしていたりとか、 固定概念が邪魔をする時って、全然知らない、同じ立ち位置にいない人の方がいいと思うんですよね。
新たな視点で見てくれる人!
別にヨガをしている・していないとか関係なくって、 している人でももちろんいいんですけれども、 私に同調しようとしない人が、すごく大事な存在だなって思います。
あ、そうだ!今ね…ちょっと思い出しました!
その話ししてもいいですか? -
アヤ
何でしょう。いいです^^ -
ミユキ
この間ちょっと、他のクラスでも話したんだけれども…
ヨガの勉強をしていて、卒業試験とかが近づいてくると、 卒業しなきゃ!合格しなきゃ!って心配になってくるじゃないですか。
そんな時に、ちょっと悩んでたんですね。
インストラクションの、あるポーズからポーズへの移行がちょっと分かりづらいですよ。って、 クラスメイトの人に言われたんですね。
合格したいのに、これうまくいけかなかったらどうしようと思って、 私はもう合格すべし!と思って。
でもそれを本当にね、私、この移行の仕方変えようかなって言ったら、 「いや、君は何度でも落ちればいい」って言い放たれたんです。
最初、一瞬「えっ!」て思ったんだけれども、 でも彼は、私がそうやって『合格』っていうことに囚われているということに気づいていて、 いや、合格じゃなくて、君は勉強したかったんだろうと。
ああ!そうだった!
私は別に、それ以前にも他のスクールを卒業してて、 別に資格いらないんですよ。
いらなくて…、哲学なり、イシュタヨガの考え方を深く勉強したかった。
だから別に何回でも落ちればいいんですよね(笑)
ああ、そうだった。と思って…、
違う視点で見てくれる人って大事だなと思いましたね。
なので、自分が何かに囚われちゃった時とか、何かに固執してしまった時に、 ちょっとそこに何か一言くれる人がいるとすごくいいです。 -
アヤ
そうですね。
思い立って行動していると、やっぱり目の前にあるものに囚われすぎてしまって、 やり始めようと思った、きっかけの思いとかを、自分の中では時々忘れてしまう。
そうなった時に、今のご主人のような形で、 一番最初、なんで私はこの試験を受けようと思ったのか、 このトレーニングを受けようと思ったのか、といったところの思いを、思い出させてくれる。
すごく貴重な存在ですよね。
やっぱり人の鏡というか、そういうお話をしていきながら、 今、私は、今目の前にあることに囚われすぎていたな。ということに、 気づかせてくれる存在って、とても大きいですよね。 -
ミユキ
そう、あとはあれですね。
意外と私、もともと左脳派の、理屈っぽい考え方をするのが好きなんですよね。
それを、自分でもすごく自覚しているので…、 自覚しているからこそ、ちょっと待って!というふうに、たまに気をつけるようにしています。
私はこう考えているんだけれども、他の立場だったらどうだろうとか、 私はこう考えるけれども、本当に気持ち的にはどうかなということを、 たまに立ち止まるようにはしています。 -
アヤ
それはもう自分の中での、対話という感じですね。 -
ミユキ
そうですね。 -
アヤ
その対話をしていくときにも、思いつく限りの相手の像といったところをちょっと想像して、 あの人の立場だったらどうなのかな、というふうに、 ちょっと内側にストーリーを作っていく、という感じですかね。 -
ミユキ
そうですね。
ただそのためには、やっぱり自分が自分の特徴を知るというか、 自分がどんな癖があって、どんな考え方をするんだろうということを、 ちゃんと意識しておくことが、まず始まりなんだろうなと思っていて、 それこそ最初に言った、スバディヤーヤ、自分自身を学ぶことということが、 すごく活きてくるのかなと思います。 -
アヤ
ミユキ先生自身は、そうやって自分の癖とかっていうのを、 すごく明確に知っていて…。
癖のレベルも、ざっくりとしたものから、ちょっと細かいものまであるじゃないですか?
今の話だと、細かいレベルでの自分の癖っていったところに、 いつも気づきのメスを入れているような感じがするんですけど、 それはどうやって気づく力を磨き上げていってるんですか? -
ミユキ
どうだろう・・・、どうやってるんですかね(笑)
すごく近しい人には、理屈っぽいって言われるので、それはそうだなって思いますね。
それを、自分では意識していなかったとしたら、多分反発したと思います。 「いや、そんなことはない」って言ったと思う。
だけど、近しい人に、君は理屈っぽいよねって言われるのは、分かってるね!と思って、 逆に安心する。分かってくれてるなと思いますよね。
子供の頃から頭で考えることが好きだったので、 多分もう私は、こういう人間なんだなって思いながら成長してきたんだなと思います。 なので全然アドバイスになってなくて申し訳ない。 -
アヤ
いやいや。
きっと、自分の中での、対話をされているというのはすごく印象的だったんですけど、 そこの対話力の力っていうのが、今の方が上がっているのかなという感じがするんですが、 そういうところをどう感じますか? -
ミユキ
そう、それはそうかなと思いますね。
たぶんでもそれは、色んな経験をした中で、 いろんな人の考え方に触れられたからなのかなと思います。
以前、マクロビューティックのスクールに通っていたことがあるんですけれども、 マクロビューティックって厳密にやるとすごい大変なんですよね。
アーユルヴェーダもすごい大変なんだけれども、 マクロビューティックもすごい大変で…、 その時の先生が、勝ち越しでいいじゃないですかっていう話をされてたんですよ。
一日は3食あります。
できることはちゃんとやりたいんだけれども、 でもどうしてもできないことって必ずあるから、 3食の中で2食ちゃんとできればいいじゃないかと。
1週間は7日あるから、その中で、たとえ3日はダメだったなと思っても、 4日間ちゃんとできればいいじゃないですかと。
自分ができる範囲の中でちゃんとやってくださいって。
結構そういう風に、あんまりガチガチじゃない…。
逃げ道だったりとか、 自分ができる範囲でバランスを取るという考え方を教えてくれた先生がいて、 あぁ、それはすごくいいなと思ったんですよね。
私は理論で考えるのが好きだったので、 ガチガチになりがちなんですよ。
そうすると多分、アーユルヴェーダでもそうだと思うし、 マクロビューティックとかビーガンでもそうだと思うんですけれども、 これじゃないと必ずダメってなっちゃうと、そうじゃない人を攻撃しちゃったりとか、 自分を攻めちゃったりとか、っていうことが起こってくると思うんですけれども、 そうじゃなくてもいいな~と思ったんですよね。
そうすると、自分が理論派で考えすぎるのをちょっと置いとく時間も必要だよね。 って思いました。 -
アヤ
なるほどですね。
意図的にちょっと緩みを作るような働きかけというか、 こうしなければいけない!という頭になりすぎてたら、 それが頭の中にいっぱいいっぱいになってきたら、 ちょっと自分の中で一旦、手放すというか、置いておく、 寝かしておく時間っていうのを作っていくっていうことですね。 -
ミユキ
そう…、なので、
意外とそれっていいな!と思うと自然にガチガチじゃなくなってくる^^ -
アヤ
素敵ですね。 -
ミユキ
そう、それでバランスが取れてきているような気がしてます。 -
アヤ
素晴らしいですね!
ありがとうございます^^
今日のお話はいかがでしたでしょうか。
今日は、自分と素直に向き合う秘訣についてミユキ先生にお話を伺いました。
最後の方でもお話がありましたように、自分の中にゆとりを作る時間というものを、 ご自身の経験の中で、いろんな人と触れ合っていく中で気づかされていた。 そしてその中でも、すごく素敵だなと思うものをうまく取り入れられているというのを、 お話の中でも伺うことができました。
何か自分と関わっていく人たちというものは、必ず意味があって、 お話の中にありました、写し鏡であるというふうな言葉がある通りに、 今の自分の現状を教えてくれる貴重な存在にもなったりします。
そういうちょっとした触れ合いの中でも、この人から学ぶ機会があるというふうに思えば、 その一瞬一瞬の中に、自分と素直に向き合う、 何かエッセンスというものが隠されているんじゃないかな、というふうにも感じました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪