ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #116 わたしにかえる時間
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第116回は、わたしにかえる時間について。書く瞑想やジャーナリングのクラスを担当している古金谷あゆみさんをゲストに迎えて、お話しを伺いました。ヨギー・マガジンで連載していた「わたしにかえる時間」というコラム。あゆみさんにとってどんな瞬間が「わたしにかえる時間」なのでしょうか。こんなことを言ったらどう思われるだろう?と空気を読むことが多いなかで、自分自身が本当はどう感じているのか、わたしに立ち戻れる時間とは。「わたしにかえる」時間をつくらなくても、いつでもわたしらしくいられるようになったらいいな…みなさんにとってはいかがでしょうか。
古金谷あゆみさんは、スタジオ・ヨギーでヨガインストラクターをしながらスタジオ・ヨギーの広報誌『スタジオ・ヨギーのある生活』の編集や、ウェブマガジン『ヨギー・マガジン』で「わたしにかえる時間」を連載してきました。現在、yoggy airで書く瞑想のクラスを担当しています。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『私に帰る時間』についてゆるトークします。
今回のゲストはスタジオヨギーのオンラインクラス、 ヨギーエアーで『書く瞑想』という、ジャーナリングのクラスを担当している、 あゆみ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
あゆみ
こんにちは。よろしくお願いします。 -
アヤ
お願いいたします。
過去の…ちょっと前になるんですけれども。
ヨギーマガジンのほうで『わたしにかえる時間』というコラムを書かれていらっしゃいますよね?
結構、連載系になっていて、絵本のようなタッチで、 すごくかわいらしい文章と絵と、寝る前に見ちゃったりとかすると、 ずっと読んで眠れなくなっちゃったんですけど^^
そういうような、ちょっと気楽な、ほっとするようなコラムを書かれていらっしゃいますね。
あゆみ先生にとって、このマガジンのタイトルにある『わたしにかえる時間』っていうものは、 どんな瞬間だったりしますか? -
あゆみ
そうですね。
この『わたしにかえる時間』っていう連載は、何年か前のものなんですけども。
このタイトルは、しちさんが考えてくださって。
それを聞いた時に、あぁすごくいいなと思ったんですよね。
こういうことを言ったらこの人は何て思うかな、とか。
空気を読む、とか。
そういうことからちょっと離れて、自分は本当はどうしたいと思っているのかなっていうことを、 自分にもう一度立ち止まって振り返る。
わたしにかえるっていうような時間があったらいいな。
そういう時間を大事にしてもらえるような。
この記事を読んでいる間は、そういうことに目を向けてもらえたらいいなと思って 書いていたと思います。
それで、私にとってそれはいつかって言うとね(笑)
何年か経ってちょっと思うのは、『わたしにかえる』っていう時間を わざわざ作る必要が前はあったんですよ。
なんですけど、わたしにかえるも何も、いつも私でいられたらいいなっていう風に、 だんだん…、わたしにかえることができるようになってきたのかもしれないですけど。
いつも誰といても私でいられたらいいなって思っていますね。
とはいえ、それができるようになってきたのは、 いろいろあるんですけど…。
一番は書いてる時間が、一番自分だなっていう感じがしますね。
最初、普通にヨガのクラスをしてたんですけど、 これは良くも悪くも言葉に敏感というか、過敏というかなところがあって。
たとえば電車の広告とか、いろいろちょっとそこに置いてある雑誌とか、 すぐに校正してしまうんですよね、誰にも頼まれてないのに(笑)
ここで改行した方がバランスいいんじゃないかなとか。 言葉の漢字は2つあるけど、こっちの方がこの場合はいいんじゃないかな、とか。 常に自動運転でそれをやってるんで、言葉が少ない方が私に帰りやすいんです、私の場合は。
ヨガのクラスも大好きなんですけれども、 その先生の言葉のリズム感とか、言葉の使い方の特徴とかから、 先生に興味が湧いちゃうんですね。
この人にインタビューしたいなとか、やろうと思ってやってるんじゃなくて、 そういうモードがデフォルトなんで。
皆さんにとってヨガは、『わたしにかえる時間』になると思うんですが、 私の場合は…一人で書く時間が合ってたかなって思いますね。
書く時間以外も、朝の時間…
あとお茶するのが大好きなので、お茶する時間…
あと一人旅が好きなので、そういう時間がわたしにかえる時間になっているかと思います。 -
アヤ
じゃあ、そういう時間をとっている時っていうのは、 普段ジャーナリングとかで思いを書き記したりとかっていうことを 振り返りとしてやられていると思うんですけど、 なんかそういうふうにホッとする時間というか…、 そういうこう…くつろいでいる時って言った時には、 あえて言葉から離れるっていうことを意識的にされているんですか?
そういうわけでもなく? -
あゆみ
意識的ではなかったけど、気がついたらそうなってるかもしれませんね。
例えば、洗剤のラベルとか剥がしてしまうんですね。読んでしまうから(笑) ちょっと大丈夫かなって思われるかもしれませんけど(笑) 読んでしまうんです、何事も^^
そして校正して編集してしまうんです。
あの…なんていうんですか、職業病っていうのかな。
なんかそんな感じ。
なので、意識じゃなかったけれども、私の部屋には確かに文字が少ないですね。 -
アヤ
うーん、なるほど。
じゃあそこに気づいて、徐々にそういう…外側の環境も、 内側の環境も整えていったっていうふうな感じですか? -
あゆみ
うん…そうですね。
いつの間にか文字が減っていきましたね。
これはどうでしょう…。
皆さんが聞いて、取り入れにくい話かなと思うんですけど(笑)
だからまあ、ここで皆さんにお役に立ちそうなことって言うと、 みんなが自分に帰ることができるって言ってる方法でも、 自分にとって違うことはあり得るっていうことですかね。
それは、アヤさんが大事にされているアーユルヴェーダの、 体質に合わせて、なんていうのかな…、 納豆がいい!納豆を買い占める!とかそういうことじゃないってことですよね。
なんかヨガがいい!もちろんいいけれども、こんなヨガのインストラクターだった人もいた!っていうこと(笑)
でも大丈夫、ヨガの恩恵もちゃんと受け取っています^^ -
アヤ
そうですね~(笑)
本当なんか、あゆみ先生がおっしゃってくださるように、 今、多様性っていうのが使われてたりとかするんだけれども、 本来そこが、もうベースにあるっていうことですよね。
だからなんかみんなそれぞれ、きっとこのわたしにかえる時間っていうのが、 どの瞬間に訪れるかとか、どのような形で現れてくるのかとかっていうのは、 もう本当に人それぞれなんだけれども、 でも、それでいいんだよっていうのを、背中を押してくれるような言葉ですね。 ありがたいなぁと思いました。 -
あゆみ
そうしたらよかったです~^^ -
アヤ
だから多くの方はもしかしたら、 何かその…くつろぐ時間とか、穏やかになる時間とか、 心が洗われるような感動を覚えていくような瞬間であったりとか、 そういうのが正解みたいな感じで思いがちだったりとかするんだけれども、 そうじゃないことも、ありますよっていうことですよね。 -
あゆみ
はい、頭に入れてもらえた感じがします^^ -
アヤ
だからこそ、前回お話でお伺いしたとおりに。
自分の思っていることとか、こういうことをしていきたいなとか、 自分はこういうことに目が行きがちになるんだなっていう、傾向を知るっていうことが、 あゆみ先生のおっしゃる、わたしにかえる時間っていったところを、 ちょっとずつだけれども、グラデーション的に育んでくれるんじゃないかっていう希望の光が今、見えてきました^^ -
あゆみ
私もなんか、トンネルが開通したみたいな(笑)
向こう側から光が差してきたっていう感じで^^
そうそう、本音のボリュームを上げていこうよっていうクラスですね。 -
アヤ
なるほど。
でもその…本音でいれるために、 キーワードであった『内側に帰る』っていうのは…、
どの頻度かは分からないけれども、人によって違うと思うけれども、 あると、もっと自分らしくいられるところ、これでいいんだよって、 本当に自分でサインが出せるところに、戻りやすくなるっていうことですかね。 -
あゆみ
うんうん。本当にそう思います。
なんか本音じゃない方のボリュームが大きい人…。
人に合わせるとか、自動的にこうするもんだ、と思っているようなことをするような 習慣になっているときに、 最初に小さい本音をキャッチして、 だんだん大きくしていって、 いつも私でいられる時間になったらいいなって、私もそう思いながら。 -
アヤ
なるほどですね。
じゃあまたこれからも、わたしにかえる時間っていうのが、進化する可能性があるという感じですね♪ -
あゆみ
そうですね♪
前とは全然違うことにね、なってたりして。 -
アヤ
それはそれで面白いですね。 -
あゆみ
今度は字が欲しいと思って、ポスターとか買ってきて貼るかもしれないし。 -
アヤ
もしかしたらオンラインのクラスの壁紙が全部文字だらけになっているかもしれないし。笑 -
あゆみ
そうそう、かもしれない(笑)
変わることも良いことですよね♪ -
アヤ
じゃあ、あやみ先生がそうなったらみんな察していただければね(笑)
今、このモードなんだ、と。 -
あゆみ
止められないんだろうなっていう(笑)
だから皆さんも、止めないでそのままいて、 ちょっと変化したり、一貫性なくても、今そう感じてるってことに何も間違いがない。
こんなこと思っちゃいけないって思うような、いわゆるネガティブな感情とかも、 その蓋をしたらもっと発光して、どえらいものになってしまうと思うんですよ。
でも、そういう気持ちがあるんだぁって思って、 蓋を開けてちゃんと見てあげたら、柔らかく・柔らかくなって、 溶けていくような感じがあるので。
変化してね^^ -
アヤ
ありがとうございます!
今日のお話はいかがでしたでしょうか。
わたしにかえる時間ということでお話をお伺いしました。
秘訣としては、どれだけ本音でいられるのか、 本音で自分と付き合えていくのか、ということがキーワードだったように感じます。 そんな時間というのを、1日の中でも瞬間瞬間でも、どのくらいあるでしょうか。 また立ち止まって、自分自身と対話する時間というのを育んでいくと、 そういうことに気づきやすくなってくるんじゃないかというふうに感じました。
貴重なお話をありがとうございます。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪