ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #118 ヨガで出会った素敵な場所
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第118回は、ヨガを通して出会った素敵な場所について。書く瞑想やジャーナリングのクラスを担当している古金谷あゆみさんをゲストに迎えて、お話しを伺いました。ヨガインストラクターをしていたころに、ヨガのためにいろんなところへ旅していたというあゆみさん。毎年誕生日に一人で過ごすことをつづけ、泊まりた宿のイメージを描いていたら、まさに理想的なお宿があったそうで…。
古金谷あゆみさんは、スタジオ・ヨギーでヨガインストラクターをしながらスタジオ・ヨギーの広報誌『スタジオ・ヨギーのある生活』の編集や、ウェブマガジン『ヨギー・マガジン』で「わたしにかえる時間」を連載してきました。現在、yoggy airで書く瞑想のクラスを担当しています。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『ヨガを通して出会った素敵な場所』についてゆるトークします。
今回のゲストはスタジオヨギーのオンラインクラス、 ヨギーエアーで『書く瞑想』という、ジャーナリングのクラスを担当している、 あゆみ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
あゆみ
こんにちは。お願いします。 -
アヤ
お願いいたします。
今回なんですけど、一応、肩書きというか…、
前のお話でですね、ヨガのインストラクターもしていたっていうお話が、 結構印象的だったんですけれども、それになぞらえて、お話をお伺いしたいなと思います。
これまでに、ヨガ的な視点でですね…、
やっぱりヨガしていると、ちょっとそういう目で見ることっていうのもあったと思うんですけれども、 ヨガ的なところで、ヨガを通して出会った印象的な場所っていうものは何かありますか? -
あゆみ
ヨガのために本当に、いろんなところに行きましたね(笑) -
アヤ
本当ですか?どんなとこ行かれました? -
あゆみ
いやぁ…、なんていうのかな。
まずは、インストラクター養成講座っていうのを、 どこに行こうかっていうのを思った時に、 不思議~な感じがするところから(笑)、 おしゃれ~な感じがするところまで、幅広くいくつも行ってみたんですね。 それで、ヨギーがいいなと思って、こちらで教えてもらうようになったんですけども。
なので、いろいろ行くのは好きなんですが。
そうですね…、この回までのお話で、「一人旅が好き」とか「私に帰る時間」っていうことを お話させていただいたんですけど、
毎年誕生日に、一人で旅をするっていう時間を頂戴ね!っていうことで。
だから家族と過ごしてないんですけど(笑)
結婚してから、毎年誕生日は一人で過ごすっていうふうにできました!
それは、ずっと1年間書き溜めたものを読み返す時間にしたりだとか、 基本的に引きこもるんですけど、部屋に。 その中で毎年そういうふうに、お宿で引きこもって読む、 あるいは書くっていうことをしていたら、 お宿は、こんなお宿がいいっていうのがいろいろ、自分の中で理想のお宿ができてきて。
例えば!
文字が少ないところだったり(笑) 食べ物が美味しいとかね、静かだとか、 素材が…高級感はいいんですけど、綿とか、そういうことを求めていって、 こんな風なお宿があったらいいなって思ってたものが出来上がってきて…、 そうしたら、これちょっと思い出した…、調べたんですけども、2008年にですね、 まさにそれ!っていう場所を見つけたんです! -
アヤ
ん~!どこですか? -
あゆみ
それはですね、香川県の直島にある「ピンポンギャラリー」っていうギャラリーで、 アート・作品として、泊まれる作品っていうのを見つけたんですね。 -
アヤ
え~…面白い♪ -
あゆみ
ね!本当不思議だと思うんですけど。
タイのアーティストの方で、リクリット・ティラヴァニさん作の、 「無題2008(ホテルルーム・フォー・ワン)」ていう宿泊する作品があって、 それは2泊3日で、空間…それが作品なんですけども、 そこに2泊3日滞在して、滞在する前に荷物を全部預けないといけないんですよ。
携帯電話とか、読書したいものとか、お菓子とか、そういうものを全部置いていってくださいということで、 入り口に預けて、2泊3日、遮断されるような時間を過ごすんですね。 -
アヤ
じゃぁ一切、外部のものとは交信ができないというか、 あゆみ先生がやっている、見ることであったりとか、書くことであったりとか、 そういうのも一切、行為としてやらないという感じですか。 -
あゆみ
そうです。
中に、テレビはもちろんないですし、文字もないですし(笑)
それで、ご飯を運んできてくれるんですよ。 それがちょっと笑えたんですけど^^
戸棚みたいなのがあってね、時間になったら、コンコンってノックが…コンコンって鳴るんです。 その人と顔を合わせなくって、コンコンってなったら、 お互いに扉がある間に、食事が置かれてるんですね。
運んできた人が…たぶんバイクだと思うんですけど、ブーンって音は聞こえるんです。
行き渡ったなって思って、そ~っとその扉を開けたら、 ご飯が届いてる~って嬉しくなって、一人で食べて♪
また食べ終わった食器は、そこへ返しておくと、 また次の食事のタイミングで持ってきてくれはるんですけど。
で、そんな感じでね、 お風呂も、最初に何時ぐらいがいいって言っといたら、 自動で、ちょろちょろちょろってお風呂を溜めはじめてくれる!
とにかく!外から入ってくる情報を最低限にしてくれてるんです。 -
アヤ
それって、部屋に入ったら3日間出れないんですか? -
あゆみ
そうなんです、2泊3日。
ただ、入る時に、係の方に言われたんですけど、 「ギブアップされる方もいらっしゃるので、帰りたくなったらボタンか、電話か忘れたけど、 ここをこうしてください」っていう説明はありました。
あとはちょっとその…、自然環境に近かったので、 足が何本も生えてるような生き物の訪問者がいたりとかするので。 -
アヤ
唯一の(笑) -
あゆみ
そう!
それで…2泊3日ね、私やっぱり一人旅して引きこもるっていうのを一遍完全にやってみたかったんですよね。
それを完全にできる環境を、「この人きっと私と同じこと考えてる~!」って、その…リクリット・ティラヴァニさん♪ 勝手に、勝手に共感して♡「ですよね」っていう気持ちで泊まりに行きました!
その話をね、確かその時、ヨガのライターとしてそういうことも書いていたので、 書いてくれませんかって言われて、レポート記事を書いた覚えもあります。
その時はちょっと公開中だったので、あまり詳しく言わない方がいいかなと思って、 「こんなところがあるんだってよ」ぐらいの記事だったんですけれども。 -
アヤ
そこ行ってみてどうだったんですか? 完全に引きこもるって。 -
あゆみ
そうですね~
だから…、普段気にしない回路が開いていくのは、 ちょっとですけど、感じました。
食事がね、ものすごく楽しめるんですよ!ものすご~く楽しみになるんです。 美味しかったです♪
遠くの方から、かすかに聞こえてくる、食事を配達するバイクの音! 「来たぞ」っていう、その音をキャッチして、「はー」って、一口一口本当に味わって、 噛んで味わって、本当に大事にいただきました。
そうですね、食事も普段だとね、誰かと一緒に食べることの方が多いんですけれども、 おしゃべりの内容じゃなくて、食べている味、食感、そういうところに。
だから食べる瞑想っていうのもね、マインドフルネスの方でね、 そういうクラスっていうのかな…、なんかそういうふうに教えてくださっている方も いると思うんですけど、それが自然にそうなる。
そのマインドフルネスな感じで、食べずにはいられないぐらい、食事が楽しみでしたし、 相手がいないから鏡もない。 本当に自分が今、触っている食器の感じとか、食べている感じとか。 そうなってくると自然に、作法っていうか…、作法は知らないけれども、 教えられた作法じゃなくて、大事に食べようとすると、 やっぱり器を取る手が、丁寧にゆっくりしてきたりとか。 お箸の置き方も、ありがたく食べてますから…、 手順通りに、両手を交互に使ってお箸を置くとかね。 すごく味わって丁寧に変わっていきました。
それ以外予定がない2泊3日ですから(笑)
アクティビティはもう食事だけなんですよ、ほぼ!
だから、味わい深い、忘れられない食事ですね~ -
アヤ
すごいですね!
本当に意図しないと、なかなかそういう環境いけないですよね。 -
あゆみ
そうですね~
一人で自分の宅にこもるということも、同じようにできるかもしれないんですけども、 自分で料理を用意したりとか、読書しようかな、とかそういうふうにはなると思うので、 いっぺん、そういう…無色透明というか、 何もないところにいさせてもらって、本当に面白かったです♪ -
アヤ
素敵☆
左脳が一回お休みする、じゃないけど、 やっぱり少なからず今までの経験の記憶とかっていうのが、 影響を与えたりするじゃないですか、日常の中にいると。
だけど、今聞いた施設のところに入るだけで、その右脳が活性化していって、 勝手な…、本当に思いのところから自分の所作が変わっていく。っていうのは、 本当に自然な、ナチュラルな姿なのかなっていうふうに感じました。
意外に忘れていることですよね、確かに。 -
あゆみ
そうですね。
知識で、作法やマナーを学ぶこともできると思うんですけれども。
それと同じような気持ちになったのは、神戸の震災の時に、 お魚一切れ、すごくこの一切れすごいな~って、 本当に大事に、ちょっとずつ食べたことがあって、 その時もやっぱり、自然と手を合わせてから食べたくなるし、 しっかり噛むし、何かを読みながらとか、見ながらじゃなくて、 本当にお魚を食べることだけに集中して、 食べ終わったら本当に手を合わせて「ごちそうさまでした。」って。
でもそれは、そういう特別なことがあったり、特別な場所に行ったりしなくても、 本当はできることなんですよね^^
早く出かけるよ~みたいな毎日ですけれども、 本当はちょっと、腰を下げて、手を合わせて、「いただきます」っていうことで、 その場所が本当に、ヨガスタジオみたいな、お寺みたいな、神社みたいな、 森の中みたいな空間に変わっていくというか。
本当はできるはずだなっていうのは、時々、不思議な旅を思い出すと、 思い出しますね! -
アヤ
ちなみに、今行ってみたい施設とか、行ってみたい場所とかってありますか? 国内外問わずですけど。 -
あゆみ
あぁ~、そうですね…、 お風呂が大好きで。 -
アヤ
あ~、いいですね♪ -
あゆみ
お家のお風呂が大好きなんですけれども♪ -
アヤ
(笑)おうちですか?! -
あゆみ
はい!
なんですけれども…。
天然の足湯みたいなところが…、なんていうとこやったかなぁ。 トルコやったかなぁ…。 天然の足湯みたいになっているところがあるっていうのを、 世界の絶景っていうような、場所を見たことがあって、そこに行ってみたいです!
ごめんなさい!ちょっと名前が覚えてないんですけど。
カナダみたいになっていて。 なんだったかなぁ…、洞窟だったか石灰だったか、 自然の地形で、足をつけてお湯に浸せるっていうような形になっているところがある。 そこからの写真を見ると、日の出か日の入りかどっちかの写真だったんですけども。
どこに行っても、日の出と日の入りを見るのが大好きなので!
お風呂もあるし、足も浸かるし、日の出・日の入りも見れるって…、最高!!っていう(笑) -
アヤ
好きを満たしてくれるんですね、そこは♪ -
あゆみ
そうなんです♪
日の出と日の入りは本当に大好きです♡
どこに行っても見ようとします! -
アヤ
なるほどですね♪
あ、なんか今、しちさんがあげてくれてますけど、トルコにある「タムッカレ」っていうところ… -
あゆみ
あ~、そこです~! -
アヤ
すごいですね!
皆様も、もし手元に携帯とか調べるものがあれば、「タムッカレ」という場所を 探してみてください。
本当に素敵ですね♪ -
あゆみ
ね~、ありがとうございます^^ -
アヤ
これは、360度見渡せる景色だから、日の入り・日の出、両方見れますね!
すごく素敵な場所をシェアしていただきありがとうございます。 -
あゆみ
いただいて、ありがとうございます!いろいろと(笑) -
アヤ
まだまだお話をお伺いしたいところですけれども、ちょっとお時間になりましたので、 一旦ここで終わらせていただきます。
今回のお話はいかがでしたでしょうか。
ヨガを通して出会った、印象的な場所について、あゆみ先生にお話をお伺いしました。
非日常的な場所、そして非日常的なシチュエーション、 といったところに身を置いていくと、やはり右脳が活性化していって、 本来あるべき姿というものが現れてくる、ということをお話の中から学ぶことができたように感じます。
私たちは今、情報化社会で、いろんな情報に囲まれて生きていたりとかするんだけれども、 一旦その情報を意図的に遮断していく。 それはお家の中でもできることにもなると思うんですけれども、 そういう瞬間といったところを大事にしていくと、 今回のお話にあったような、何か自分が本当に大事にしていくところ、 自分が大事にしていきたいもの、感覚、といったところに触れる時間に なってくるんじゃないかな、というふうにも感じます。
私自身もですね、忙殺されそうな日常でもあったりとかするんですけれども、 一旦自分に帰れるところを、また、あゆみ先生のように、 アクティブに探していきたいなと思いました!
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪