ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #123 年齢によるドーシャの影響について
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第123回は、年齢によるドーシャの影響について。アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カファという3つのドーシャ(体質や性質など)があると考えられており、年齢や季節によって影響があると言われています。生まれた時~30歳までカファが優勢の時期、30歳〜60歳をピッタ期、60歳を超えるとヴァータ期、と分類されます。ピッタからヴァータにかけて、乾燥や痛みなど体に現れる症状をその前段階からケアすると和らげることができるそうです。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『年齢によるドーシャの影響』についてゆるトークします。
ゲストは2回目の登場、アーユルヴェーダセラピストで、 サロンRAMAのオーナーの梅村静代先生です。
スタジオヨギーのオンラインクラス、ヨギーエアーでも、 季節の養生法を分かりやすく教えてくださっております。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
梅村静代
よろしくお願いいたします。 -
アヤ
お久しぶりです♪ -
梅村静代
お久しぶりです!
楽しみにしてました♪ -
アヤ
こちらこそ!今日のお話楽しみにしております!
どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマなんですけれども、
ドーシャというと…ヴァータ・ピッタ・カファの3つがあります、 という話は一般的に知られているのかなと思うんですけれども。
これがですね、年齢や季節によっても様々な環境下によって影響がある、 といったところのお話の中で、 今日は「年齢によるドーシャの影響」を、先生に紐解いていただきたいなというふうに 思っております。
実際に、年齢によるドーシャ…
私たちの年代で言えば、ちょうど青年期になりますので、 青年期のドーシャの影響といったところが、 どういうふうな形でエネルギーが影響しているのか、 といったところを教えていただけると嬉しいなと思います。 -
梅村静代
はい!承知いたしました。
まず、人生全体でお話すると、 生まれた時から30歳ぐらいですね。
今も寿命がどんどん伸びてたりしますので、 年齢はちょっといろいろ諸説あるという感じなんですけれど、 だいたい0歳から30歳ぐらいまでを、カファ期というふうに呼びますね。 カファのエネルギーが強い人生の時期です。
その次、この青年期である、30歳から60歳ぐらいの私たち世代のドーシャは、 ピッタが優勢になっている人生の時期だとされていますね。
で、それを過ぎてですね、60歳を超えると、 ヴァータのエネルギーが強くなってくるっていうふうにされてます。
ヴァータっていうと、イメージとしては「動き」じゃないですか。 で、カファはゆっくりしてるっていう感じなんですけども。
年をとってヴァータが増えるって、なんで年をとったら動きのエネルギーが増えるわけ? っていうふうによく質問されるんですけど。
木が枯れていくように、人間は年をとっていくっていうふうに言うんですね。 -
アヤ
え、木が枯れるように? -
梅村静代
そうですよ!木が枯れるように。
ですから、森に入って落ちている木…、 落ちている木ってポキンって折れるじゃないですか。 腐れかけてたりとかして折れますけれど。
まだ枝についてる、しなりの良い若木って、 どんなに曲げてもしなっていきますよね。
でも、老木っていうのはポキンと折れるんですけども。
あれは、ヴァータの乾性という…乾燥の性質が増えて、 そしてポキっと折れるような感じになるんですけど、 その枯れ木になるように人間も老いていくっていうふうに、 アーユルヴェーダでは説明してます。
だから、老年期になるとヴァータが増えていくっていうことなんですけど。
今は、私たちはピッタの時期にあるっていうことですね。
どうしたらいいかというと、全体をざっくりと説明させてもらいましょうか。 -
アヤ
はい!お願いいたします。 -
梅村静代
青年期だけではなく、全体をちょっと、軽くざっくりと説明させてもらうとですね…。
カファの時期、赤ちゃんの時期っていうのは、よく「寝る子は育つ」っていうふうに言いますけど、 カファが強い時期なんですよね。
子供の頃こそヴァータっぽく動き回るって感じなんですけれども、 カファが強いから、子供は本能で動き回ってカファを鎮静させてるっていうことになりますね。
子供の頃、昔はよくあおっ鼻がずっと垂れっぱなしの子とかっていて、 袖口がカピカピになっている子とかもたくさんいたんですけど(笑)
だから今思えば、ああ~すごいカファ期だったんだなっていうのがよく分かるんですけど。 今時の子はね、あんまり鼻垂れてる子もあんまりいないんで、カファっぽくないんですけども、 でもやっぱり動き回るのはみんな、どの時代も一緒で、 走り回ってね、動いてカファを鎮静してる、彼らは、本能的に。 だから人間にはそもそも知恵が備わっているっていうね。
それがカファ期になるんですけど(だいたい0歳から30歳で最初にお伝えしたように)。
だいたいその子供の時期を過ぎると、 なんかこう、ほら!モテ服とかモテ髪とか、男の人まで最近毛を剃るとかって言いますけど、 モテるために。 -
アヤ
脱毛している方もいらっしゃいますよね。 -
梅村静代
いらっしゃいますよね。
全然それは別にいいと思うんですけど!
もっと、男性は男性らしくあって、私はいいと思うんですけどね!
まぁそういう脱毛したりするっていうのも、結局モテたいから。 異性の興味を引きつけたいから、ということで、 そういうことをみんな、男性も女性も準備していくんですけど、 それは明らかに性的な興味とかっていうのは湧き始める頃。
子供を産む準備っていうのが始まる時期になりますよね。 10代から20代とかかな。
そういう時期は、アーユルヴェーダのドーシャで言っても、 まだカファ期にはあるんですけれども。 カファっていうのは結局、「くっつける」という結合のエネルギーなんで、 子供を作る力っていうのかな。
子供を体の中で育てていく力っていうのも、一番強いエネルギーでありますから、 ちょうどその時期に子供を産むのに適した時期って言うんですかね。
なので、カファ期っていうのは子供を作りやすいし、 逆に言えば、30歳を超えて、カファのシーズンというのを過ぎると、 カファの時期よりも子供ができにくくなるっていうのが実際にありますよね。 不妊治療とかも始まっていきますもんね、30代40代になってくると。 そういうのも、ちょっとドーシャの動きを考えてみても…、なるほど! 理にかなっている!というか、本当だなっていうのがよくわかりますよね。
そして30を過ぎて、今度ピッタの時期。
ちょうどみんな仕事をしたり勉強したりしている時期になりますけれども。
この30を超えたピッタの時期っていうのが…、 例えばそこで結婚という選択をした方がいらっしゃるのであれば、 結婚して家族を養うために男性は仕事に出るし、 女性も子育てに忙しくなったりとかして、 熱心に頭を使うとか、頭脳を使うというのもピッタのエネルギーなので、 ピッタというのが増えてくるんですね。
そのピッタが増えると…どういう風になるかと言ったら、ハゲたり、 白髪、皮膚炎が出たり、食欲も旺盛なんでね、ガンガン食べる、飲む。 それで血液が汚れやすいっていうのもまたピッタなんで、血液が汚れますよね。 そうすると、加齢臭っていうんですか。 よく言うところの、体臭がするっていう。 これまたピッタの特徴でもあるんですけども、 匂いがしてくるっていうのがそうなんですよね。
ですから、かわいそうですよね。
あんまりそういうこの…ピッタの症状を攻めてしまうのはかわいそうなんですけれども、 人生のアーユルヴェーダの影響という意味でも、 この時期というのはそういう風になっちゃう時期っていう。 -
アヤ
あ~そっか。
ちょっと頑張りすぎてしまっていると、 今言った、皮膚炎であったりとか、白髪が増えたりとか、 血液が汚れて体臭が強くなったりっていうのが出ちゃいがち。
それは頑張っているサイン、ということにもなりますね~。 -
梅村静代
そうですね。
だいたいピッタって、完璧主義を持ってますので、 計算も得意だし、上手にできるし、上手にしたいっていうのもあるんですよね。 だから、その結果というか。
そういう時期であるのは当たり前のことだし、 別にあまり気にすることでもないよっていう風に捉えるといいのかなという感じがしますね。 -
アヤ
そうですね。 -
梅村静代
そしてそのピッタの時期を今度過ぎると、 だんだんと、俗に言う…高年期障害っていうものが出てくる時期になりますよね。 早い方は45歳とかぐらいから。 40半ばぐらいから出てくる人もいらっしゃるということですけど。
だいたい女性って、60前後で閉経することになりますんで。 それで、女性ホルモンが体内から減って、自律神経的な症状が出てくる。
それにプラスして、今度は精神症状が起きてくるっていう。
病気っていう風に受け取られてますけども、 これもちょっとドーシャも関係してるな、という風にも受け取れるんですよね。 -
アヤ
へ~
どういう風に関係してるんですか? -
梅村静代
「高年期障害として出てくる症状」って、インターネットで検索するとですね、 例えば…、動機、手足の冷えとか不安感とか、いらいら疲労感、 不眠みたいな風に言ったりするんですけど、 これらをドーシャに置き換えることもできるわけですね。
働きって言うんでしょうか。
動機とかって心臓がバグバグってしたりとかする、 その動きっていうエネルギーをヴァータが持ってますので、 そのヴァータの症状として、動機もそう、冷えもそうだし、不安もそうだし。 イライラっていうのはピッタも関わってきますけども。 疲労感や不眠っていうのは、全部ヴァータの症状でもあるわけですよね。
だから、ドーシャで言うところのヴァータの乱れから、 こういう症状が起こってるっていうことが分かってくる。
その他にも、よく言われるのがホットフラッシュとか…、ホテリってよく言いますよね。 のぼせるっていう感じとか、急に汗がドバ~て出たりするとかって言いますけど、 それって聞いてると、ピッタっぽい症状だし。
抑うつ…、気分が落ち込んで何もしたくなくなっちゃうとかそういうのも、 更年期障害でよく言われるけど、それってカファの抑うつっていうところが関わってますんで。
そもそもがやっぱり、ヴァータが乱れることで、ピッタもカファも乱れているっていうことを 考えられるわけですよね。 -
アヤ
うーん。
じゃぁその、更年期のその時期っていうのは、 60歳前後って言ったところは、やっぱそのヴァータが年齢的にも増えてしまうからこそ、 乱れやすいということですね。 -
梅村静代
そうですね。
それがもう表に露出してきた状態っていうのが、 高年期障害というふうに考えられますよね。
だからこそじゃあ!っていう。 そこで、だったらしょうがないね、仕方ないねで終えていくんではなくて、 せっかくアーユルヴェーダを勉強してたりとかするのであれば、 そうなる前に!ヴァータのケアを、常日頃からやっとくっていうことが、 高年期障害を軽くする、もしくは高年期障害なんか私の人生になかったっていう、 身軽に、ハッピーに、健康に生きていくためには、 そこが結局大切になってくるんじゃないかなっていうふうに考えてますね。
若い頃からヴァータのケアはしっかりしとく。
じゃあどういうことしたらいいの?っていうふうに質問されるとすれば。
もうアーユルヴェーダ(オイル)マッサージですよね。
ヴァータケア=オイルマッサージって言っていいくらい、 オイルをいつも塗っとく。
もうほんとこの3点マッサージでもいいですよね。 頭のてっぺん、耳、そしてくる節の下だけでも! 3点マッサージっていうふうに言いますけど…、その3箇所だけでもいいし。 時間があるんだったら全身。
余裕もあればサロンに行ったりとかして、 オイルマッサージをするっていうことを、日常の生活の中に、 ちょっと当たり前のこととして、自分のケアとして取り入れるっていうのが、 すごく簡単にできるし、ヴァータにとっては一番良いこと!
で、その点についてこう…ちょっと膨らますとですね。
膣のケア。
女性でいうところのフェミニンケアってよく言ったりしますけど。
膣も、やっぱり乾燥してくるというふうによく言うんですよね。 だから、膣にもオイルをこう…アーユルヴェーダのドクターと話していると、 タンポンみたいなものに、オイルを浸して、膣に入れとく、ちょっとしばらく。 そして、膣からオイルを浸透させて、膣の乾燥を防ぐって言うことも、 やっぱり60も近くなってくると、そういうことがとっても重要になってくるよねっていう話を、 先日もちょうどしてたんですけども。
とにかくもう、あらゆるところ、もう全身にオイルを浸しておく!
それがね、キープする秘訣でもあるし。
更年期障害とか、自分にとって苦しい時期を、軽く乗り越えるというコツ! 鍵にもなるかなって思いますね。 -
アヤ
梅村先生のサロンのところでは、シロダーラを実際されてますよね。 -
梅村静代
はい、そうです! -
アヤ
シロダーラって、どういうふうな意味合いがあるんですか?
あれもオイルを使ったりとかするんですけれでも。 -
梅村静代
うんうん、そうですね。
シロダーラは、額にオイルだったりせんじ液だったりとかを、ダラーと、 ずーっと垂らしていく。
そして脳の変性意識状態へいざなって…、要はヨガをされる方たちの瞑想している時とか、 呼吸法をやっている時の意識状態にいざなっていくっていう。
まあインド、現地では治療としてされているもの。 精神疾患の治療としてされているものなんですけどね。
それで何かこう…、脳のデトックス。
やっぱり私たちって、現代では、すべてがスピーディーに動いている。 私たちの心も、それに対応するために、とんでもない光みたいな速度で、 あれやこれを考えて、一生懸命ついていこうとする。 必死で走ってるような時代に私たち生きてますから、脳をとにかく休める。 脳疲労をリセットする!っていうこと。
そのためには、本当に瞑想とかヨーガをなさるっていうのが一番いいと思うんですけども。
それがやっぱり、やろうと思ってすぐできませんもんね。 考え事だけして終わった、みたいな。瞑想をやってみても。 -
アヤ
そうですね、なんかいまいち自覚がないっていう感想をいただくこともあったりとかして。 -
梅村静代
そうですよね。
やっぱりそれってヨガの8段階のアシュタンガがね…、 ステップがちゃんと整っていって、ようやくできるものでもあるから。
今までしたことないけど、今日瞑想してみようと思って簡単にできるものではない。
でもシロダーラならば、そこに誘うことができるので、 そこから気づきを得て、自分のこれからの人生に生かしていく、ということができる。 結構ドラマティックな施術なんですよね。 -
アヤ
なるほど。
今、先ほど先生が言ってくださったように、 やっぱり現代社会っていうのはすごくスピーディーだと。 で、スピード・情報がすさまじく流れていく中で、 私たちはそれに合わせて行動するってなってくると、 やっぱりその速さって言ったところから、ある意味そのヴァータのエネルギーっていったところが、 増えがちになるっていうふうにも捉えられますよね。 -
梅村静代
そうですね。 -
アヤ
なので、そういった時に、ヴァータケアっていう風なところの視点から持ってくるのであれば、 変性意識状態に導く、シロダーラっていうのも、かなり有用だっていうことですね。 -
梅村静代
かなり有用です^^
現地ではヴァータの方の治療としてやっている。 精神症状というのはヴァータの症状の一つですから、 それをケアするための治療でやっているもの。 -
アヤ
やっぱりそこでもオイルが使われるんですね。 -
梅村静代
そうですそうです。体全体にオイルをつける。
その他もちょっと軽く皆さんの参考になるようにちょっと紹介するならば、 他にどんなヴァータケアがあるの?って言ったら。
もうとにかく冷やさない!っていうこと。
ヴァータは冷えを持ってますから、冷やさない工夫をするとか、 ヨーガが本当にいいと思います。
皆さんヨーガをなさっている方ばかりだと思うので、 ヨーガで自律神経を自分でセルフコントロールする力っていうものを得られる、養えると思うから、 ヨーガを本当に日常的にやっていくっていうこと。続けていくっていうこと。
あとは食品添加物とか、結構ね、私たちの体に合わないものが溢れてもいますから、 取るもの、自分にとって取るべき、取った方がいいと思うもの。 体質をまず知って、自分にとって合うものっていうものをしっかりと選び取って、 その中にできるだけ科学的な物質を体に入れないようにする。
そういった食事…、アーユルヴェーディックな食事や生活っていうのを続けていていれば、 そこまで苦しい更年期症状に悩まされずに済むのではないかと、考えてますけどね。 -
アヤ
そうですね。
肉体っていうのは、食べたものから作られるっていうふうな考えが元になってますよね。 -
梅村静代
そうです。心もですね^^ -
アヤ
心にもですね^^
なので、食べ物の質っていったところにも、ちょっと目を向けてみるっていうことですね。 -
梅村静代
うん!それが大事だと思います! -
アヤ
なるほど。
やっぱりその…ヴァータのエネルギーっていうのが、 結構アーユルヴェーダの中では、キーポイントというか。
私も今まで学んできた中で、すごくヴァータケアっていったところがキーポイントになってたりとかするんですけれども、 やはりどの年代においたとしても、その速さであったり軽さであったり、乾燥することであったり、 あと冷えることであったりっていうのは、少なからずその環境に影響されるっていったところもありますよね。 -
梅村静代
はい、ありますね。
もうヴァータそのものが動きのエネルギーですからね、もう変わりますね。 常に動いてるので、当然変わる! -
アヤ
心も動くし、体も動くし。 その動くスピードによって、ヴァータの蓄積具合っていうところが、 他のドーシャ、ピッタやカファのドーシャにも影響を与えていくっていう風に考えるってことですね。
体の表に出てきた冷えであったりとか、皮膚炎であったりとか、 何かしらの症状が出るっていうことは、 それは心や体のサインっていうふうに受け止めて、そしてそのケアにつなげていく… -
梅村静代
そうですそうです。 教えてくれてるんでね。 -
アヤ
なるほどですね。
今回話してくださった通りに、その年齢によってのドーシャのエネルギーの高さ。
ちょっと復習になりますが…
例えば、0歳から30歳ぐらいまではカファのエネルギー。
30歳から60歳ぐらいまではピッタのエネルギー。
で、更年期以降っていうのは、ヴァータのエネルギーっていったところで、 やっぱりその年齢によるドーシャの影響っていったところ、プラスアルファで、 日常生活の中でどういうふうな環境下に置かれているのかっていったところも、 意識を広げていくと、また自分を知るっていうその旅自体が面白くなるっていう感じで 受け止めたんですけれども。 -
梅村静代
その通り、よくまとめてくれたって思います!
ありがとうございます(笑) -
アヤ
先生の話が分かりやすくて(笑) -
梅村静代
あ~、よかったです~ -
アヤ
なるほどですね。
ヴァータケア。
どのドーシャであったとしても、ちょっとヴァータのところの影響がどのくらいあるのかっていったところも、 ちょっと視野に置きながらケアしてみるっていったところが、 きっと、心地よく過ごしていくヒントになるかもしれませんね。 -
梅村静代
そうですね。
自分の日々の…、これを食べたらこういう風になるんだなとか、 冷やしたらこういう風に私は感じるんだ、例えば寒いところ、 クーラーの中にずっといたら、なんか頭痛くなってきたとか、 腰痛くなってきたとか、私ヴァータが結構あるんだなっていう。
影響をどれくらい受けやすいのかっていうのは、 日頃の生活を観察していれば分かりますもんね。 -
アヤ
ありがとうございます。
すごく興味深い話なので、どんどん聞いていきたいところではあるんですけれども。
今回は「年齢によるドーシャの影響」について、梅村先生にお話をお伺いしました。
ヴァータの影響がある、そして年齢によって各種ドーシャの影響がある、 っていう風なところを考慮していくと、日々どういう風に自分を観察していくのか、 という目が肥やされていくような気がします。
そういう知恵というものを借りながら、私たちが自分自身を知っていくために、 知恵をお借りして、そして日頃のケアを工夫する知恵に変えていく。 その経験といったところが、何よりも崇高な知恵に変わっていくんじゃないかなと思います。
実験的に食べ物を食べてどう反応が出るのか。 そして、クーラーに当たったら自分はどういう風な反応があるのか。 そういうちょっとした日頃の、観察の目といったところを肥やしていくと、 きっと今日先生のお話ししてくださった内容といったところが、 またさらにフィットしていくんじゃないかなと思います。
今日は貴重なお話ありがとうございました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪