ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #126 運命と選択 アガスティアの葉の経験
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第126回は、運命と選択 アガスティアの葉の経験について。ゲストのアーユルヴェーダセラピストの梅村静代さんがアーユルヴェーダと出会った頃にインドへ渡って預言書として知られる「アガスティアの葉」を読んでもらったことがあったそうです。2,3の質問に答えると、自分のことが書かれている葉に行き当たり、そこで言われたことは、その後の梅村さんの人生を物語っていました。前世のカルマによって今の人生が運命づけられている、と。が、実際に梅村さんはその通りになったのでしょうか。果たして自分自身で運命を書き換えることはできるのでしょうか?
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
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アヤ
今回は『アガスティアの葉の経験』についてゆるトークします。
ゲストは、アーユルヴェーダセラピストの梅村静代先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
梅村静代
よろしくお願いします。 -
アヤ
先生は、アーユルヴェーダをされるきっかけになったというのが、 一つ、アガスティアの葉との出会いということで…。 だいぶ前のコンテンツでお話をしてくださったんですけれども。
アガスティアの葉の内容というか、そこに書かれていたことだったり、 そこを受け止めて、どういうふうな経験を深められていったのかというのを、 教えていただいてもいいですか。 -
梅村静代
もうずいぶん前のことなんで、ちょっと記憶があやふやではありますけども。
ざっくり言うと、何千年も前に…アガスティアという名前の聖者がいた。
その聖者さんは、160歳くらいまで生きたという説がありますけれども、 生きている間に、後々生まれてくる方々の運命を書き記して、 それを残した。という…。
『アガスティアの葉』という予言書がインドにあるということで、 それを読めるっていうのを知って、私はインドに旅立ったわけです。
書かれている本を読んで、その人たちと連絡を取り合って行ったんですね。
アガスティアの葉には、もちろん12章くらいあって、 自分のざっくりとした人生全体、そして両親、母の項目、父の項目、 兄弟の項目、そして財産の項目、結婚の項目、 そして、自分のカルマを解消する儀式みたいな項目。 そういうふうに分かれているんですけども、カンダムというのがあってですね。 それを開いて、読み解いていくという感じなんですけど。
自分の人生の全体を概要で書いてある第一章があって、 その項目から質問をして、「あなたのお母さんの名前は誰々ですか?」 みたいな感じで聞いてきて。
それにただイエスかノーかで答えながら…、全部イエスになったら、 じゃあこれが、あなたの葉っぱだねって言って、おめでとう!みたいになるんですよね。
それで私が当てられたっていうか、読まれたのは。
うちの母の名前もドンピシャで言われたし、 父の仕事と兄弟の数、そして今の自分の仕事とかの状況と年齢と、 生まれた日と生まれた曜日と私の名前を言われて、 全部イエスイエスになったんですよね。 最後に、コングラチュレーション!あなたの葉っぱだって言われて。
それを、今度は訳せる人…、日本語とかに訳せる通訳を呼んでたんで、 通訳に訳してもらって、自分でそれを必死でノートに書き写していくっていう作業をしたのが、 アガスティアの葉の経験なんですけど。
ざっくりと、その中に書かれていたこととして言うならば…。
私がですね、その当時まだ若かりし頃ですね、フリーターだったんですよね。 お金を貯めてはバックパックで旅をするという人生だったんですけども。
アガスティアの葉に書かれていたのはですね。
あなたは仕事がない、お金がない、 そして両親が仲が良くない、それはあなたのカルマによりますって出てきたんですよ。 そのカルマというもの…、前世であなたがこういうことをしたからですっていうのに書かれていたのが。 私は好き嫌いが激しかったらしいんですよね。 すごいお金持ちの女性だったらしいんですけども、 男性と結婚をして一人の息子を設けたと。 そして、お金持ちだったから、男性にも息子に対しても、 お手伝いさんとか雇ってたみたいで、誰に対してもですね、「あんた嫌いだから向こう行って」とか、 辛辣に物を言う人だったらしいですよね。 そういうふうに、ひどい対応を人間関係でしたことによる、カルマによって、 今世あなたには仕事がない、お金がない、両親があまり仲が良くないという家庭に生まれる、 ということになっている。というふうに言われたんですよ。 -
アヤ
え、ショックですね。 -
梅村静代
ショックですね。
でも、全部当たってる!と思って。
え~そのまま!ってびっくりしたんですけども。
結局来世のこともちょろっと出てきたりとか。
あとはどれぐらいで解脱するとかね、そんなことまで書かれてるんですよ。
で、なんかこう…、非常に興味深かったことはですね、いろいろなんですけれど。
やっぱり一般的にはね、結婚ってどうだったのよって。
私がシングルであることは、アヤ先生もご存知だと思うんですけれども。 私の結婚の章に、結婚について書かれてたんですよね。 すごく細かく書いてあるんですけれども。
あるところに、右腕に目立つほくろがあって、 家からこちらの方角に3時間のところに住んでて…とか。 ハンサムで、お金持ちで、とかいろいろ書いてたんですよ。
私当時、たぶん20代半ばぐらいでアガスティアの葉を読んだんですけども。 32歳で結婚をして、そして子供を3人も受けて、とか。 結婚した後私はすごくリッチになると、結婚によって(笑) そして子供を3人も受けて、彼の仕事をフォローするような人生を送ると。 で、子供は海外で留学して、勉強するようになるとか、いろいろ。
その当時、ちょうど私がその年齢の頃ぐらいに、 そんなふうになったらいいよね!みたいな、友達と話すような内容が書かれてたんですよね。 -
アヤ
ちょっと夢のある。 -
梅村静代
そう!夢のある!
で、私のイメージした通りの結婚とか人生みたいなものが、 結婚の章に書かれてたんですよ。
で、私はそうなるものだと思ってしまったので(笑) 20代半ば、後半ぐらいでその本を読んで、 32で結婚するってことは、もうそろそろ出会うよね♪みたいな。 それをすごくワクワクして待つわけですよ。
そうじゃない人が現れても、そうじゃないって分かっちゃうから。 名前とかも出てるんでね、彼の。
名前に似たところも出てるので、そうじゃない名前の人がいても、 「この人じゃないや」って弾くっていうかね、 自分の人からは抜いていくわけですよ。
結局32になっても出会わず、5になっても6になっても全然出会わないんですよ(笑)
え…ちょっと待って、私の結婚どうなったの?って思ってたんですけど。
なんとね!今現在50に近いんですけども、38で出会ったんですよ。 私が結婚するはずの人と。 -
アヤ
名前も一緒だったんですか? -
梅村静代
一緒というか、3文字でこういう雰囲気の名前っていうのしか書かれてなかったんですけど。
そのままの人と出会ったんですよね。
その当時、通訳の人から、あなたはその人と出会ったらすぐには分かるって言われたんですけど。 実際にその方と出会った時に、え、この人じゃない?!もしかして!って、 私はやっぱりわかったんですよ、すぐ。
でも、スーツだったんで、ほくろとかが見えないんですよね。 いきなり出会ってすぐ、家どこですか?とか、兄弟何人ですか?とかも聞けないんで、 ちょっとずつ聞くしかないじゃないですか。 共通の友人を介して知り合ったんで。どうなんだろうと思って。
自分でお仕事なさっている方で、治療科の方だったんで、 その方のところに治療を実際に受けに行ったりしたら、半袖を着てて…、 ほくろある!って確認したりとかしてましたね(笑)
結局その人と、あぁじゃあ、このまま恋愛して結婚するのかなと思いきや、 そうはならなかったんですよね。
その方に相手、パートナーができたりとかして。
で、結婚にならなかったんで、どういうことだろう…と、私は混乱したわけですけど。
そんな時に、とある霊能者の方とお会いしまして、その方にご縁あってうちにいらっしゃったんで、 その方にその話をしたところ。 あなたの運命、確かにそういう運命があったみたいだけど、書き換わってるみたいよって、 書き換えられてるみたいよっていうふうに言われたんですよね。
あれ、いつ書き換えたんだろう?って思ったんですけど。 後々今になって思えばですね、私は自分で書き換えたんだなっていうふうに解釈できたんです。 -
アヤ
え~、それは何でそう感じたんですか? -
梅村静代
当時私、インドにアガスティアの葉を見に行った時って、 本当まだフリーターで何も仕事してなかったし、まずアーユルヴェーダに出会ってなかったんですよ。 知りもしなかった。あ、ちょっと知ってた程度か。 知ってて、スクールに申し込みをしたっていう程度だったんですけど。 まだアーユルヴェーダの道に入ってなかったんですね。
ですから、結局アガスティアの葉を呼んで、日本に帰ってきてから、アーユルヴェーダスクールに行って、 アーユルヴェーダを勉強し始めたんですけど。
そこでアーユルヴェーダにがっつりはまって、自分でこうやって独立するぐらいアーユルヴェーダにはまり込んでいくんですけど。
アガスティアの葉には全然…、私が自分で仕事をするとは出てきてないんですよね。 あくまで、主人の仕事をサポートする主婦として出てくるんですよ。
でもやはり、私はそこでアーユルヴェーダに出会った時に、 これを仕事にして生きていきたい!っていうふうに思えた。
自分で人生を切り開くっていう…、主婦になってサポートするっていうのも偉大なことだと思います。
子どもを育てていくっていうのも偉大なことだと思うんですけども。 私はアーユルヴェーダを知って、あぁ、これで私、自分で仕事をして生きていきたい!っていうふうに 強く思ったんですよね。
で、実際にその人生を今生きてるんですけれど。
あぁ、アーユルヴェーダに出会わなかったら、私は確かに結婚して、そういう生き方をしたかもしれない。 でもアーユルヴェーダに出会った時点で、私は自分の力で生きていくっていう道を選んだ。
そのタイミングって、ちょうどアガスティアの葉を見る直前に私はアーユルヴェーダスクールに申し込みをしてたので、 ということは、あぁ…実はわざわざ、インドまでアガスティアの葉を読みに行ったけれども、 その行く前に私はもう今の人生を選んでたんだなっていうふうに後で解釈したんですよね。
実際に結婚して、子供を持ってっていうアガスティアが予言した人生っていうものを経験してないので、 それの幸せと、今私が生きている人生の幸せっていうのは比較できないんですけど。
でも、今現在をこうしてハッピーに生きさせていただいている自分のことを思えば、 やはり私はこの人生を選びたかったし、 きっとそこで、またあの時に戻って、どっちを選ぶ?って言われても、 やっぱりこっちを選ぶだろうし。
運命っていうのは、それはあくまで聖者、アガスティアが予言した運命っていう意味ですけれど。
運命っていうものはこうしてある!っていうふうに断言されたとしても、 でもそれは、今の自分の選択によっていかようにも変えられるし、 結局、自分が選択した瞬間の延長にしか未来はないし、 過去も頭の中にしかない、未来も自分の想像の中にしかないんですけど、 でも、選択、そして自分が意図した未来を自分で作り出して、 それを生きていくっていうものに変わりはないというか、 そこ次第で、皆さんもどうにでもできるよ!っていうことを、 私は『アガスティアの葉』という経験を通して、 皆さんも自分の思い通りの人生を、自分で切り開いて生きていけるんだよ!ということを、 伝えたいなと思いますね。 -
アヤ
なるほど。本当ですね~
運命づけられているとか、いろんな占いであったりとか、 私に向いている職業であったりとか、 こういう風な余生を過ごすであろうみたいな感じで、 やっぱり未来予知っていうのは、あくまでも参考みたいな形。
こういうこともあるかもね、ぐらいな感じで受け止めながらも、 やっぱり今、目の前にあることっていうことに、注意深く目を凝らして、 そして自分の心が、ちゃんとそれだ!っていうふうに、確信を持って向かっていく方向を、 信じて突き進んでいくっていうこと、その力に変えていくことさえできれば、 本当、梅村先生がおっしゃったように、自分の運命すらも書き換える!っていう、 すごく素敵な言葉だなと思ったんですけど^^ -
梅村静代
書き換えちゃった(笑)知らないうちに♪
知らなかったですけど(笑) -
アヤ
そういう意志の強さっていったところが、物事を変えていく、 大きな力になっていくんだなということを、 本当に今、お話を聞いて知ることができましたね。 -
梅村静代
やはり想像すること。
頭の中で、想像することって、作り出すクリエーションの想像と、 直結しているように私は思うんですね。
中学校の頃の卒業アルバムとかに、一言書いて、みたいなことをみんな書いてるのがあるんですけど、 私いろんな国に行って、いろんな人と会って、いろんなことをしたい!って書いてるんですよね。
で、やっぱりそのように生きているし、あの時に意図した今を生きているし、 今意図したことを、きっとこれからも生きていくんだろうなって思うと。
目標を立てて目標通りに生きていくっていう方もいらっしゃるでしょうし、 それはそれで素晴らしいんですけど。
私は目標を立てずに、割と今をこう生きたい!っていう形で生きてますが、 でも結局それがそうなっていくんだろうなって思っています。自分の経験上ですね、今まで生きてきた中で。
だから…、意図ですね、どう生きていきたいか。 意図をクリアにしていく。
やっぱりこれは、ぼんやりしてしまうと、ぼんやりがかなっちゃうんで、 ぼんやりした人生というか。 ぼんやりを意図すると、ぼんやりが叶うんです。
だから、それを明確に意図するために、今あるもの、人間関係もそうですね、 自分の在り方もそう、そういうところをしっかりと認識して、 そして、じゃあ!私はこうでありたい!こういう風に生きていきたい! こういう人間関係を作りたい!それを意図して作り出していく、 イメージしてっていうところが大事になってくるのかなと思います。 -
アヤ
はい、ありがとうございます。
今回は、『アガスティアの葉』からの経験ということで、 梅村先生にお話を伺いました。
運命というものが、もしかしたら宇宙レベルで決められているかもしれないけれども、 でもやはり、自分の心の中で、奥深い場所で意図していくこと、 そこに、決意に似たような願望を抱いていくことということが、 道を切り開いていくし、そしてそれが、目の前に現れやすくなるよっていうような、 経験からのお話を伺いました。
これをヨガの練習の中では、サンカルパといってヨガニドラーの練習の中で、 出てきたりとかするんですけれども。
そういうふうに、自分が本当は何をしたいのか、 そういう願望がどこにあるのか、といったところを見定めていくには、 良い練習なのかなと思います。
貴重なお話をありがとうございました。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪