ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #135 腸活について
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第135回は、腸活について。管理栄養士でもある、福岡のスタジオ・ヨギーでヨガインストラクターをしているカナコさんをゲストに迎えてお話しを伺いました。腸の調子をよくするには、どんなことを意識したらよいのでしょうか? 食事、運動、そして、休息(睡眠)。これらはどのように腸と関連しているのでしょうか。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『腸活』についてゆるトークします。
スタジオヨギー福岡のカナコ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
カナコ
よろしくお願いします。
スタジオヨギーでインスタラクターしております!カナコです! -
アヤ
お願いします^^
カナコ先生、すごい肌がツヤツヤして、白く光っております♪
すごいなんか、腸が元気そうな顔ですね(笑) -
カナコ
肌…、関係しますよね、やっぱりね^^ -
アヤ
そうですよね^^
なので、今日はちょっと『腸』のお話をお伺いしたいなと思います。
最初なんですけれども、今巷で、腸が元気になっていくと、 体全体が楽になるみたいな形で、腸活が流行ってます。
で、その腸活って言っても、本当にやり方がいろいろあるので、 カナコ先生に、『腸活ってどういうふうなことを意識すればいいのかな』って 言ったところを今日はお聞きしたいなと思います。 -
カナコ
はい!
本当にですね、今『腸活』って、ワードとしてすごくポップな感じというか、 今すごい話題になっているものだと思うんですけど。
やり方って本当に…、先ほどアヤ先生も言ってくださったように、いっぱいあるし、 どのようなことを意識するとよいかっていうところだと思うんですけど。
もう純粋に、『腸』なので、食べるものを吸収したりしている器官でもあるので、 食べるものって絶対大事なんですよね。 食事のケアは絶対だと思います!
で、さらに、運動と休養の部分で、腸に働きかけを、 いかに行えるかっていうところは、もっと重要かなって思ったりもします。
でも直接的に、やっぱり影響があるのは『食事』なのかな。
で、運動に関しては、これをすると絶対良いよ!っていう、 明確なエビデンスがあるものが、実はなかったりするので、 人によって、ちょっとずつ違ったり。
で、休養の部分って『睡眠』ですよね。
やっぱ睡眠の質とか、腸の働き自体が、副交感神経が優位な時の方が、 本来の働きがしやすいっていうところがあるので、 いかにリラックスするかっていうことですよね。
リラックスの質ってなった時に、やっぱりヨガとかも絶対的に…、 運動と休養のバランスを整えてくれるので、一つ手助けをしてくれるかなっていうふうに、 思ってたりはします。 -
アヤ
なるほどですね。
私結構、『休息』っていう言葉が、なかなか面白いなと思ったんですけど。
休息で例えば…、睡眠不足になってしまった時とかっていうのは、 腸自体はどういうふうな感じになっちゃうんでしょうか。 -
カナコ
可能性として考えられるのは、交感神経が優位だったりすれば、 本来の働きが鈍ってしまいますし、 これちょっと違う時にも話そうかなぁと思ったんですけど、 睡眠不足だと、リンパの流れとかも良くなかったりするので、 いろんな部分がむくんでいくじゃないですか。
その時に、腸もむくむんですよね、やっぱり。 -
アヤ
あぁ、なんとなくわかります!
だいたいむくんでます(笑) -
カナコ
分かります?(笑)
で、女性の方とかホルモンバランスもそこに影響するので、 むくんでいると働きが停滞します。
分かりやすく、筋肉とかもそうですよね。
腕とか足とかも、むくんでるとちょっと動かしにくいのと一緒で、 腸の本来の蠕動運動(ぜんどううんどう)とかがうまくいかなかったりとかするので、 停滞しやすいとか、例えば睡眠がうまく取れてなくて、 本来の代謝になってなければ、体温も上手く上がってないじゃないですか、
そうなってくると、例えば内臓の冷えとかになってきたときに、腸冷えてしまうと、 これまた働きが悪くて停滞したような状態になってしまうので、 様々な働きが腸にはありますよね。
消化・吸収・排泄だけじゃなくて免疫とかもあると思うんですよね。
免疫機能を持ってたり実はするんですけど。 そういう働きも低下してしまう可能性があるな、というふうに思います。
休息して、本来の働き、 血流の良い状態っていうのを作ってあげるっていうのは、 とても腸にとっては、重要な要素かなっていうふうに考えますね。 -
アヤ
なるほどですね。
じゃあ食事を、すごく気をつけていたりとかしたりしても、 やはり運動であったりとか、休息っていったところが不足していれば、 やっぱりそれ相応の反応を腸はするし、 逆に言えば、食事や運動や睡眠とか休息っていったところを、 自分にとっての良いバランスっていったところで取れるようになれば、 腸も必然的に元気になる。
これすごく単純…、単純な言い方で申し訳ないのだけれど。 -
カナコ
本来の力を取り戻すっていう表現がいいのかなぁと、いつも思うんですけど。
やっぱり、食事とっても、それがうまく吸収されなかったりすれば、 意味がないことなので。 その働きをもたらしてくれる、本来の力。
休養だけでいいわけでもないので、これがまた難しいところ。
で、運動になってくると、 こういう副交感神経を優位にしたい!っていう…、 自立神経に働きかけを行うとか、 腸の働きを促すセロトニンの分泌とか、 こういうところが多分キーワードになってきますし。
あとは、実際に動くことで、内臓に直接マッサージを行えるような動き。
最近多分これ、注目されてるんじゃないかと思うんですけど、 姿勢のこととかで、内臓の位置、 骨盤底筋の使い方で、内臓側に流れる血流の量とか、 そういうことが多分注目されてきてるはずなんですよね。
その辺は、恐らく今後、運動と腸活がもっと結びついていくんじゃないかなっていう、 これはなんか期待の目で、私は見ています。 -
アヤ
なるほどですね。
運動をするにしても、ただ単純に腸を刺激するような運動もあったりとかするし。
先ほど言われたように骨盤底筋っていって、 もともと内臓を支えるための、骨盤の一番底にある筋肉っていったところを、 ちゃんと働かせてあげることで、 腸の位置が良くなって、血流が上がってくるっていう風なアプローチも、 これからはどんどん注目されてくるんじゃないか、ということですね。
なるほどですね~ -
カナコ
まだ研究段階のところがあるのかなってちょっと思ってるんですけど、探ってます!私は^^ -
アヤ
さすがでございます^^
健康指導もされているカナコ先生だからこその、 着眼点なのかなというふうにも思うんですけれども。
実際に、腸の動きが悪いっていう風な相談を受けたりすることってありますか? -
カナコ
「腸の動きが悪い」っていう表現というよりは、 やっぱり一番気づくのは、お腹が張っている感じだったりとか、 いつも通りの排泄がないとか、 そういうことで腸の調子が悪いんじゃないかなっていう不安…で起きてくるんですけど。
本当にこの数日、気温差すごいじゃないですか。
これがいつ放送されるかわからないですが(笑)
今年…、特にこの秋の時とかは、気温差がすごくあったりして、 こういう気温差って、おそらく自律神経をを介して、 血流の不足とかで腸の働きが悪いんですよね。
そこで「いつも通りじゃないです」っていう相談は、本当にびっくりするぐらい今年多かったです。
こういうことが関係するっていうお話をしていたので、 もしかしたらそれで質問とか、相談が多かったのかなと思うんですけど。
関係しているなぁと思いますね。 -
アヤ
なるほどですね。
じゃあまずやっぱり、そういうふうな…、 お腹が張ることであったり、ちょっと苦しい感じがするっていうふうになったら、 やっぱり最初言われたときのように、 自律神経を整えていくような、セロトニンを分泌していくような、 何かそういう活動っていうのを通じて、 そして自分の腸の具合っていったところを観察するっていうことを、 まずは入り口としてやっていくのもいいんじゃないかということですかね。 -
カナコ
そうですね。
やっぱり自分の状態を常に観察できてないと気づけないところなので、 そこは、ヨガと共通するなぁっていつも思いながら、 感じたものから、何か実践してみてっていうところが、 すごく重要かなと思います。
もちろん、実践する内容は選ばないといけないですけど、 どれを実践するか、選択する知恵はもちろん必要なんですけど、 やらないことには変わらないことなので、 そういうところはすごく、ヨガ的だな、と私は思いながら腸活を普段してます。 -
アヤ
なるほどですね。
ちなみにですね、冬場、寒い時期になってくると、 水分量とかっていうのも少なくなってくる傾向にあるじゃないですか。
そういう場合においても、 例えば自分の本来取るべき水分量に満たない状態だった時とかも、 お腹の張り感とか、うまく排泄がいかないとか、 そういうことっていうのは考えられたりするんですか? -
カナコ
かなり考えられると思いますね。
やっぱり、冷えと乾燥は、かなり大きく影響しているかなと思いますし、 水分が足りないと、どうしても便塊自体が固くなってしまうので、 そうすると排泄にかかる負荷は強くなる。
一回出なかったりすると、そのまま腸自体が停滞していくみたいなことがずっと続く…。 ただ、だからって言って、病みくもに何でも飲めばいいのかっていうと、 そうでもない部分があったりするし、 そこはすごく判断基準が難しいと思うんですけど、 積極的に、朝起きた時にお白湯を飲んだりして、 いつもより水分補給少ないんじゃないかなと思ったら、 いつもは200mlだけど、ちょっとプラスしてみるとかいうことが、重要になるのかなと思いますね。 -
アヤ
なるほどですね。
ちょっと、自分の体から出ていくものでさえも、 観察の目を向けて見ることによって、便の硬さや柔らかさっていったところから、 水分のバランスっていったところも、一回確認が取れるかもしれないですね。 -
カナコ
体からのお便りなので^^ -
アヤ
なるほど(笑)
『お便り』いいですね♪ -
カナコ
お便りです^^
『お便り』とお呼びしております(笑) -
アヤ
私みたいに、便気に顔をうずめてますっていう表現じゃないところが、カナコさんらしいなと思って^^ -
カナコ
「今日のお便りはいかがでしょうか?」と。
それだとあまり不快感もないかなと思いながら、お便りの方とはよくお話をしています(笑) -
アヤ
ありがとうございます。 -
カナコ
ありがとうございます。 -
アヤ
今日のお話はいかがでしたでしょうか? 今日は『腸活』について、かなこ先生にお話を伺いました。
腸活といっても、冒頭であったように、 運動すること・休息すること、そしてリラックスしていくこと、 そういうものを総合的にうまく自分の生活の中に取り入れていくことによって、 自分の腸との対話、その腸からのお便りっていったところを受け取りやすくなるんじゃないか、 というふうなお話でした。
どういう形にしても、自分を観察していくことっていうのが、 カナコ先生のお話からも垣間見えたように感じます。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪