ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #139 アーユルヴェーダの学びについて
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第139回は、アーユルヴェーダの学びについて、ヨガインストラクターのマイコさんをゲストに迎えてお話を伺いました。アーユルヴェーダの発祥について知った時、衝撃を受けたそうです。古くは病気のない時代があり、執着が生まれて病が生まれたといわれています。ヨガと関わりの深いアーユルヴェーダの意義についてひもときます。学びながら実践することで体感していった心身の変化についてもお話しいただきました。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今日は『アーユルヴェーダの学び』についてゆるトークします。
ゲストは、関東のスタジオヨギーで活躍されている、 ヨガインストラクターのマイコさんです。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
マイコ
お願いします。
-
アヤ
お願いいたします^^
マイコさんは、yoggy airでも、 アーユルヴェーディックヨガのクラスを担当されていて、 アーユルヴェーダを学んでいる、ということもお話をお伺いしています。
アーユルヴェーダの学びというのは、ヨガの学びと同じで、 ずっと学んでいく感じだったりとかすると思うんですけれども、 これまで学んできた中で、印象的だったことは何かありますか? -
マイコ
最初に、アーユルヴェーダを学んだ時に、 私はてっきり、誰かが考え出したものだと思っていたんですね。
で、歳が重なるにつれて、そういう人たちが、どんどん話し合いして、 知恵を重ねていたものなのかなって思ってたんですけど。
最初に習った時に、アーユルヴェーダは、瞑想の中でできたものだっていう風に聞いて、 ちょっとびっくりしたっていうか。
最初はちょっと理解が追いつかない。 どういう事?っていう…、『?』っていうのがすごく印象的でしたね。
そこで、先生の説明を聞いて、 病気のない時代っていうのが昔はあったんだけれども、 あるものが生まれてから病気、病っていうものができ始めたっていうお話を伺って。
それもすごく印象的で、人の間に執着が生まれると同時に、 病気が現れて、で、それから…、 聖者って言われる方たちが集まって瞑想して、 それでアーユルヴェーダっていうのができた!っていうことなんですよね。
これが一番、とっても印象的でしたね~ -
アヤ
そうですね~
執着っていうと、心の反応であったりとかするんですけれども。
そういう…心の反応自体が、病気を生み出していく。
そして自分自身の体をもむしばんでいくっていうお話は、 かなり面白いですよね。
それが、聖典の中に書かれているっていうのも、 本当に興味深いなぁというふうに思いました。 -
マイコ
そういう風に、自分では想像してなかったので、ちょっと驚き…。
でも説明を先生から聞いた時に、あぁなるほどな~っていう風に 腑に落ちたというか。
誰かが考えたとか、話し合ったとかじゃなく、 もうそれが完成されて、降りてきたみたいな感じなんでしょうけど。
だからこそ、もうずっと何千年も前にできたと言われてるもの。
今でもこうやって広まっているっていう理由の一つなのかな、 というふうに感じて、面白いな~と思ってます。 -
アヤ
なるほどですね。
マイコさんは、ヨガとアーユルヴェーダだったら、どちらの方が学びが早かったんですか? -
マイコ
ヨガですね。
-
アヤ
ヨガから入ったんですね! -
マイコ
ヨガから入って…、でもヨガを学ぶ中で、アーユルヴェーダという言葉は、 割と早く知ってはいたんですけど。
その時はもう本当に、さわりと言うか、 ヴァータ・ピッタ・カパぐらいで(笑)
セルフケアとか、なんかそういったものは一切触れてなくて、 ずっとヨガを中心に学んできました。 -
アヤ
またなんで、アーユルヴェーダに興味を持たれたんですか? -
マイコ
それがですね…。
ヨガは長年ずっとやってきてはいたんですけど。
ヨガでずいぶん体調も、内面心理面的にも内側も整っては来たんですけど、 それでも、日々の不調っていうのをケアしきれないっていうのを感じて。
で、その時にちょうど、ヨギーでアーユルヴェーダのワークショップがあって、 それに参加したんですよね。
そこが、最初の学びを深めるきっかけでしたね。
それで、自分の不調と、先生から教わったケアの方法っていうのを実践して、 え!めちゃくちゃいい!っていうところから、学びを深めました。 -
アヤ
なるほどですね~
じゃぁ、実感の方が先だったってことですね。 -
マイコ
はい、そうですね~ -
アヤ
ちなみにその先生から講座で学んだ方法ってなんだったんですか? -
マイコ
オイルケア♪
あとは、ナスヤを勧められて。
-
アヤ
それでもう…、完全に復活!じゃないけど…? -
マイコ
そうですね。
職業柄やっぱしゃべるじゃないですか。
声、喉とか…、その辺は自分でも、かなり気を使っていたんですけど。
例えば市販の喉をケアするものとか、喉飴とか、 喉に良いっていうものとか、いくつか試したりとか、加湿したりとかもしてても、 やっぱりいつも、のど飴が離せなくて、いつも持ち歩いてたんです。
それで、オイルケアをし始めて、ナスヤをし始めてから、 気づいたら、のど飴全然舐めなくなってた!みたいな感じで、 喉の不調とか、鼻の辺りとかっていうのが全然なくなって。
それで、オイルケアはすごいあってたんだなっていう発見!
そこからいろいろ自分で調べたり、講座を受けたり、 先生に教わったりとかして、体質に合ったケアっていうものを 取り入れていくようになりました。 -
アヤ
じゃあまた、それから進化されたんですね。 -
マイコ
進化してるかな…(笑)そうですね^^
やっぱ自分の体質・特徴・癖っていうのを、 ヨガでももちろん、瞑想したりということで、 掴んでは来ていたんですけど。
アーユルヴェーダで、よりそれが具体的に…、 自分はこういう傾向があるっていうことを、より客観的にキャッチできたというか。
今までちょっと思い込み、自分はこう!って勝手に思い込んでて、 ちょっとずれてたりしたところもあったなっていうのが、 アーユルヴェーダをして気づきました。
自分は今までこうだと思っていたけれども、新しい視点というかね。
外から…、アーユルヴェーダで見ていくと、そうじゃなくてこうだったんだっていう発見は、 すごく多かったなと思います。 -
アヤ
ちなみにそういう風に、軌道修正した出来事って、 具体的にどんなことですか? -
マイコ
ヨガをしていると、穏やかになるとか、わさわさしてたものは静まって、 自分でも、落ち着いて物事を見たりとか、俯瞰で見たりということを トレーニングしてきたつもりというか。
もちろん学びの途中であるので、完全にできてるって事ではないんですけど、 だんだんやっぱ自分では、できてるようになってきたかな、とは思っていたんですけど。
でも、イライラしてたりとか、怒りを感じてるとか、窮屈さを感じてるとか、 そういうことを、ちゃんと噛み砕いて見れてなかった部分があったかな、 という気づきはありますね。
で、それを感情で見るっていうよりは、症状とかで分かる!
例えば、ピッタが上がっていくと、こういう症状がでますよ、とか。
そういうのが自分でチェックしていったときに、「あれ?」ちょっとチェック多いな、 って気付くとか。
そういうことが、客観的にやっぱ見えやすい。 自分で確認しやすかったから、そういうのはあったかなぁと思います。
あまりイライラするタイプじゃないと思ってたけど、 意外と、そういう部分がある時もあるんだなっていうのをね、 自分でキャッチできて。
そしたら、じゃあこうやって対処していけばいいんだな!っていう感じ。
これは、ヨガでもコントロールできる部分でもあると思うんですけど、 アーユルヴェーダだったらより客観的に、冷静に判断できたなっていう感覚があります。 -
アヤ
なるほどですね。
なんか体の反応とか、体に出てきた症状とかっていうのは、 一つの体のサインっていう風に、今のお話からだとそういう風に受け取れたんですけど。
そのサインて言ったところをキャッチするために、 アールヴェーダの知恵を活かしてるなぁっていうのが印象的です。
今そういう感じで、自分の体の表に出てきたものだったり、 逆に過去の経験から、こういう傾向にあるって言ったところを知っていくことで、 今はうまく対処ができてるのかな、っていう感じなんですけど、どうですかね? -
マイコ
そうですね。
ちょっとした不調なんかはやっぱり対応しやすくなったなと思いますね。
病院に行くほどでもないような不調とかっていうのは、 やっぱり結構すぐキャッチできるようになって、 それをケアするっていうのが、随分できるようになったのかなぁっていうふうに 思います。 -
アヤ
そうすると、なんかちょっと心にも余裕ができそうですね。 -
マイコ
そうですね。
こうなったら、こうしたらいい!っていうことを、 自分で持ってるっていうのは、そんなに慌てないっていうのもありますけどね。 余裕がうまれます。 -
アヤ
なるほど。
じゃぁ結構冷静にじゃないけど、 なんでこんなんが出てるんだろう、とか…。
なんでこんな感じなんだろう、みたいな感じで、 自分に問いかける事っていうのは、やっぱ増えてきましたか? -
マイコ
あ、そうですよね!
うん、それはあると思います。
でも、全部が全部、その『なんで』で、こうだったからだなって、 結論付けられることもあれば、そうじゃない時…、何だかよくわかんなかったな、 みたいな時もあります(笑)
全部が全部カチッとはまらないことは実際ありますね。
でも、なんとなく、自分の中でそういう…、波とか、 変化とか、キャッチして対応できるようにはなりましたね。
やっぱりヨガもそうですし、プラス、アーユルヴェーダを深めたことで、 バリエーションが増えたというか、打つ手が増えた?対処方法のバリエーションがすごく増えたな、 と思います。 -
アヤ
最初の冒頭でお話ししてくださった、心の執着から、 全ての苦しみや病気が生まれるっていうお話があったんですけど。
なんかまさしく、マイコさん見てたり、お話をお伺いしてると、 なんかそういうこう…、苦しみの中にいる時だからこそ、冷静に物事を捉えていく、 なんかその大らかな心っていうのを、思い出すために、 うまく知恵を生かしているなぁっていう感じがありますね。
そういうのを助けてくれるのがアーユルヴェーダであったり、 アーユルヴェーダもね、1回学んだだけじゃ、なかなか理解し尽くせないほど、 やっぱり医学的なものだったりするので。
おそらく今からも、どんどん学びを深めていかれると思うんですけど、 自分自身の対処法、術がたくさん増えていく、というのは確かに魅力ですね。
なんかそれをすることで、 今のマイコさんの姿を見てると、本当に助けられているというか、 その生活の知恵そのものに、生かされているんじゃないかなっていう風な印象を受けました。
貴重なお話をありがとうございます! -
マイコ
ありがとうございます。
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アヤ
今日は『アーユルヴェーダを学ぶこと』についてお話をお伺いしました。
マイコさん自身も、ヨガを行いながらアーユルヴェーダを学んでいき、 そして自分の体や心の反応っていうものを、 しっかりと見つめていく、その生きる知恵に変えていく姿というものが、 お話の中からお伺いすることができました。
自分にとって、選択肢を増やしていくという意味でも、 アーユルヴェーダの知恵というものは、生活を豊かにしてくれるもの・知恵っていうものが、 たくさん含まれてるんじゃないかな、という風な印象を受けます。
ヨガを今やっている人も、アーユルヴェーダを今学んでいる方も、 一生涯ですね、この知恵というものは、名前の通りに、生きる知恵になっていきますので、 一緒に学び続けられたらいいかなと思っております。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回もお楽しみに♪