ゆるトーク 〜みつけよう、あなたにぴったりのアーユルヴェーダ〜 #141 体質別人間関係の育み方
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第141回は、体質別人間関係の育み方について、ヨガインストラクターのマイコさんをゲストに迎えてお話しを伺いました。その人の体質・性質を知っておくと、客観的に対処しやすくなります。家族やお子さんとの関係でも、ワンクッション柔らかく言動をみることが出来、焦りやもやもやがなくなるそうです。やわらかいコミュニケーションにアーユルヴェーダの知恵が役立ちますね。
自然体でいられる心と体の関係を追求しながら、何事も一歩踏み出す勇気をもち経験することをモットーに日々学びを深めている。
ヨギー・インスティテュート500時間認定
作業療法士国家資格
アーユルヴェーダ学会アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー
仏教教師資格課程修了
全米ヨガアライアンスコース500時間(RYT500)講師
メディテーション・ベーシックコース(MBC)講師
セラピューティックトレーニングコース講師
シニアヨガ・トレーニングコース講師
ヨーガニードラ・トレーニングコース講師
見つけよう!あなたにぴったりのアーユルヴェーダ。
こんにちは。
ヨガインストラクターのアヤです。
このプログラムでは、
アーユルヴェーダの知恵に救われ続けている、ヨガインストラクターのアヤが、
毎回ゲストをお招きし、健康や美容に関する、
日常に生きる、ちょっと役立つ知恵をお届けします。
進行のサポーターをしているしちさんです。
しちです。よろしくお願いします。
yoggyairのライブストリームでは、アーユルヴェーディックヨガのクラスを
毎週日曜日の朝10:30に私、アヤが行っています。
そして、隔週金曜日の夜20:30にヒロ先生が担当しています。
季節に合わせた体のケアの知識とともに、ヨガで体を動かしていくクラスです。
また、アーユルヴェーダ料理研究家の水野香織さんによる、
アーユルヴェーダキッチンを月3回月曜日の夜19:30に開催しています。
アーユルヴェーダの食べ物やハーブのお話、そして実際のレシピについても、お話しを聞くことができるクラスです。
ぜひ、クラスでお会いしましょう。
-
アヤ
今回は『人間関係の育み方』についてゆるトークします。
ゲストは、関東のスタジオヨギーで活躍されている、 ヨガインストラクターのマイコさんです。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
マイコ
よろしくお願いします。 -
アヤ
アーユルヴェーダで個人的に面白いなと思っているのは、 こういう風に、『体質別人間関係の育み方』っていったところが、結構あるっていうのが、 興味深かったんですけれども。
せっかくマイコさんもアーユルヴェーダを学んでいるので、 実際にアーユルヴェーダの知恵を借りてですね、 人間関係をどういうふうに育んでいくのか…お話し伺いたいなぁと思います。 -
マイコ
そうですね~
私も、ヴァータ・ピッタ・カファ…体質別・特徴? しぇべり方だったり、考え方・行動の仕方等を学んで、 すごく「そうだなぁ」って、誰かがいつも浮かんでる。
ヴァータ、あぁ…
ピッタ、あぁ…
カパ、あぁ…
みたいに、浮かんでくる人が実際にいて、面白いなぁって感じながら学んでいます。
で、本当にそれが分かるだけで、一歩引いた所から、その人と対峙できるというか、 今までそういうことが分からずに、接してたり話してたりすると、 「なんでそうなの?」っていうのがきちゃう時があるんですよね。
上手くかみ合わなかったりした時に、「どうしてそうなの?」って思いが、ポンッと 出てきちゃうんですけど。
相手の傾向とか、こういう風な行動を取るタイプ、こういう言い方とかっていうのが 分かってると、「あ、だからだね」って、ワンクッション柔らかく見れる。 そういう変化をすごく感じていますね。
家族で過ごしていると、 子どもの頃はカファが優勢っていうのがあるので、 その子の体質・性質っていうのもそうですし、年代としての性質とかっていうのも かみして、言動や体調を見れるようになると、焦りとか不安とか、モヤモヤとか… そういうのが随分減ったなっていう感覚はあります。 -
アヤ
なるほどですね。
私も結構アーユルヴェーダで学んでですね、 体質別に見ると、カファの人って記憶力が良いって聞いたことがあるんですけど。
それを周りの人に当てはめたら、私の周りには結構カファ体質の人が多いんですよね。 持久力があって、記憶力が高くて、という感じの人が。
私は結構忘れっぽいんですけど(笑)
真偽を確かめるときには必ずカファ体質の人に聞くようにしたりとか、そういうのはしています。
私の同級生で、20年前の出来事とかを当たり前に覚えているんですよね。 「え、そんなことあったぁ」って、私が幻のように感じていることですらも、 結構明瞭に覚えてたりするので、 そういう体質的な特徴を捉えながら接していくと、確かに面白いな~っていうのは、 本当に自覚したりしています。
ヴァータ体質の人には、行動計画を立ててもらうとかですね。 予定を立てたりとかがすごく得意な人が多いので。
そういうことをお願いしたりとか、何か体質的に得意なものっていうのを、 お願いすることが、確かに増えたような気がしています。
そうなると、得意なことだから、結構スムーズにいったりするんですよね。 -
マイコ
そうですね~
相談事とかも、やっぱり頭脳明晰な方にアドバイスをいただきたい(笑)
ピッタよりの方に相談してみたりすると、自分ではアイディアが湧かなかったことが、 アドバイスもらえたり、言葉にしてもらえると、「あ~なるほどね!」っていうことを 言ってもらえたりすることもありますよね~ -
アヤ
うんうん、そうですよね~
人間関係ってなってくると、まずは相手を知ることがベースになってくるんですけど。
アーユルヴェーダの知恵をお借りすると、 最初…雰囲気であったりとか、あ、この人はこの体質なのかなぁみたいな感じのところから、 ちょっとだけ予測できたりして、話し方であったり、接し方・受け止め方っていうのが、 より客観的に捉えられて、お互い良い距離感で、関係を育めるなっていうのも、 確かに自覚するようになりました。
なんか巻き込まれない感じ…。 -
マイコ
あ、そうですね~ -
アヤ
マイコさんは実際に、お子さまとかご家族の関係っていったところに当てはめているという ことだったんですけど。
子どもさんはカファ体質なんですか? -
マイコ
いや、ヴァータかな。
ヴァータでありつつ、カファも割と出てくることはあるかなぁという感じで見ています。 -
アヤ
どういう時に、ヴァータだなぁっていうのを感じますか? -
マイコ
同時にいくつものことをし始める。
で、なんかそれが全部中途半端に終わってたりする時がある(笑) -
アヤ
そうなんですね。
じゃぁ、テレビを見ながら宿題をして…みたいな。 -
マイコ
ながら本を読んでるときも。 -
アヤ
すごいですね! -
マイコ
でもあらゆるものが全部中途半端で終わってたりとかするので、 「そうなんだなぁ」と思って。
それがやっぱり分かってないと、 「なんでこうなの?」っていう話になっちゃうけど、 「ヴァータだよね・・・」みたいな感じで見れると、 少し穏やかにすめるかなって、結構感じますね。
まぁでも、いつでもそういられるわけじゃないんですけど、私もね。
でもアーユルヴェーダでそれを知ってからは、 そういう風に見れることもずいぶん増えて、 さっきアヤ先生がおっしゃってたみたいに、それにいちいち振り回されないですむ。 っていうシーンがとても増えたなぁと思ってます。 -
アヤ
ちなみに、カファ・ヴァータっておっしゃってたんで、カファ的な要素っていうのは、どういうところで感じますか?マイコ
カファはそうですね… ずっと寝てるとか。
外にも行きますけど、家にずっといても全然平気だったりとか、 ずっと本読んでたりとか、そういう部分もありますね。
割とシーンとしている時が多いんですけど。アヤ
なるほどですね。
エネルギーは常に変わっていくから、今はカファのエネルギーだな、 今はヴァータのエネルギーだな、みたいな感じで、切り替わったその行動変容っていったとこにも、 それぞれの対応をっていった感じで、今は冷静に見られるっていうことですね^^マイコ
そうですそうです。
ヴァータ・ピッタ・カファを知れたことによって、 十人十色って、よくアーユルヴェーダでも先生皆さんおっしゃるんですけど、 みんな人それぞれっていうのの理解がすごく深まったところはありますね。
とは言っても、ちゃんと理論立てて聞かないと、 頭の中で整理はできなかったんですけど。
3つのトリドーシャの理解が深まると、「あ、本当にそうだな」って、 「本当に十人十色」で、みんなそれぞれだから、巻き込まれないし、 対峙の仕方っていうのが、できるようになるんだなっていう実感がすごいありますね。アヤ
ありがとうございます。
今日のお話はいかがでしたでしょうか?
今日は人間関係の育み方について、お話を伺いしました。
実際に、ご家族との関係性、そして自分の友人との関係性。 私と誰か、というふうな関係性を育んでいく時に、 その体質の特徴などを知っておくことによって、 ちょっとだけ冷静に、その状況に対処できる力に変えていくっていうのが、 そういう人間論的なところになってくるんじゃないかなと思います。
トリドーシャというふうに、3つのエネルギーだけに、 綺麗に分かれるわけではなくて、エネルギー自体も千差万別…、 いろんなエネルギー状態の人がいますので。
どれが優先になっているのかっていうものは年齢的なもの、季節的なもの、 そして、その時の体調的なものというもので、変わっていきます。
ですので、そういったところも加味しながら、 アーユルヴェーダのドーシャ理論っていったところをうまく取り入れて、 人間関係をより良いものとして、知恵に変えていくようになったらいいんじゃないかな、 というふうにも私自身、今のところ課題にもなっております。
皆さんもぜひ、このアーユルヴェーダの考え方って言ったところを活かしながらですね、 生活をしていくようになってもらえると嬉しい限りです。
日常に生きるちょっと役立つ知恵、次回も楽しみに。