ピラティスを続けるために必要なこと
今回は、「ピラティスを続けるために必要なこと」をテーマにお話ししたいと思います。
「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」といわれるピラティス。
ピラティスに限らずですが、長く続けるつもりではじめても、いざやり始めると長く続かないことも多々ありますよね。もちろん、仕事や家庭の事情で続けたくても続けられない場合もあると思いますが、そうでない場合も・・・。
ピラティスの場合、体を使った感覚はその場でしっかり味わえると思いますが、その効果に即効性がないため、1回やったからと言って劇的な変化があるわけではありません。
すぐに効果を感じられないと、やる気も失せてしまいますが、しっかりとした効果を得るにはやはり継続することが必要なのです。
1.無理なく半年続けられるペースを決めましょう。
目標達成のために、週に3回頑張って通うぞ!!と決めても、今週は3回、先週は1回しか行けなかった・・・とペースが決まらないと、習慣にはなりづらいです。たとえ週1回でも、半年通えそうな目標を設定してみましょう。
2.とにかく動きを楽しもう
できないことがダメではなく、やらないことがダメなのです。無理をして動くのではなく、無理ならお休みをします。先生の言っていることがわからない?それは、先生の伝え方が悪いのです(笑)。キツイときはお休みしても大丈夫。難しく考えずに動きを楽しんでみてください。
こちらの画像は、スパイン・ストレッチ・フォワードを動きでご覧いただけます。
ピラティスは体幹運動です。体幹の筋肉を使い、姿勢を整えるためのエクササイズです。それがゆえに「お腹をしっかり使うきついエクササイズ」と思い込んでいませんか?
「言われたとおりにきちんと動かないといけない」と思い込んでいませんか?
その先入観が、ピラティスをより一層、きつくて難しいエクササイズにしてしまっていませんか?
エクササイズを行えば、多かれ少なかれ筋肉は使います。どんなに簡単なエクササイズでも、普段運動から遠ざかっている人が筋肉を使えば、それなりにキツイですよ。
ピラティスはとてもシンプルなエクササイズです。
ピラティスを続けている方は、もっともっと動くことを楽しみましょう。そして、これからピラティスをはじめる方、動きを楽しむことから始めてみませんか?
よくある事例から学ぶ正しい体の使い方 ~解剖学的アプローチ~
by ピラティスインストラクター カオリン