読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。

Question
ヨガのインストラクターになりたいと思っています!
先生方は、ヨガのスクールに通っていた期間は、どのようにして生計を立てていましたか? また、生涯の仕事としていくことへの不安はありませんでしたか?

Answer
YOGA ユウ先生

「初めてヨガのトレーニングに通っていた当時は、会社を辞めたばかりでした。前職は、苦労して就いた希望通りの職種だったのですが、何かしっくりこない感覚があって、いつの間にか仕事に対する意欲を失い、自分まで見失ってしまいそうでした。

このまま仕事を続けていくべきなのか悩んだ末、これからどうすべきか?どうしたいのか自分の人生をじっくり考える機会を持とうと退職を決意。貯金でやりくりしながら、以前から気になっていたヨガについて集中的に学ぶのは今しか無い!とトレーニングを受講しました」

会社員をしながら週末にスクールに通う方、子育てが落ち着いてからスクールで学ぶ方などいるようです。どんな状況にせよ、スクールに通うには、“学ぶための前向きな心持ち” が必要ですね。

「ヨギーでのトレーニングで出会った素敵な先生方を見ているうちに、いつかはヨガを伝える仕事がしたいと思うようになりました。
もちろんすぐに収入を得られるとは思っていなかったので、最初は派遣のお仕事をしながら、週末にヨガをちょこっと教えられればいいなぁと思い描いていました。

トレーニング終了後にちょうどヨギーのオーディションがあり、力試しのつもりで受けたところ、運良く採用していただきました。ヨギー以外にも、ヨガで出会った方にスポーツクラブでのお仕事を紹介していただいたり、個人的にレッスンを頼まれたりしているうちに、何とか生活できるくらいの収入を得るまでになりました」

ヨガの仕事が軌道に乗るまでは、金銭的なところはしっかり考えて、さまざまな想定をしておく。そして、ヨガを教えるには、人脈も大きなポイントになるようです。

「今から思うと、経済的には不安定な時期もありましたが、自分が居たいと思う場所から離れずに側にいることで、チャンスが巡って来たのかなと思います」

ヨガインストラクターを目指すなら、
・基礎コースから地盤を固める『ベーシック・トレーニングコース』
・基礎から指導法まで!『ヨギー・インスティテュート認定200時間』
がおすすめです。

編集 竹内 まり子