1年の始まりや、年の折り返し。いろんな節目でふと我に返ります。いまのあなたは、なりたい自分でしょうか?

わからなくなったら、原点に戻る。原点もわからなくなったら、カラダの声に従ってみる。

大切なものは、なに? わたしは、どうしたい?

思い立ったときに、自分のカラダと向き合ってみましょう。

大きな目標を立てるヒントも、小さな習慣を変えるヒントも、きっとあなたのカラダが知っています。カラダという入口から、心をのぞくことだってできます。

「気持ちいい」「楽しい」「うれしい」「穏やか」「元気!」 みなさんそれぞれの、素敵な時間を過ごせますように。

step 1 impression: 印象

まずは、自分のカラダを「外から」「全体的に」見てみましょう。

立っている姿・座っている姿を、それぞれ前・後ろ・横の3つの角度から写真に撮ります(誰かに撮影してもらうか、タイマーで全身が写るように)。

自分の姿を見て、全体的にどんな感じがしますか? 「かわいい」でも「疲れているな」でもかまいません。カラダ全体が発しているメッセージを素直に感じましょう。もしSOSを発していたら休養を。そして、こんな印象の人になりたいな、とイメージをふくらませて。

step2 posture: 姿勢

次に、自分のカラダを「外から」「細かく」見てみましょう。

左右のバランスや骨の位置は、私たちの生活習慣を静かに物語っています。定規ではかったような完璧さをめざすより、カラダが物語っている自分らしさに耳を傾けることが大切。

まずはひとつ、今日からいつもの生活習慣を変えてみる。それが身についてきたら、もうひとつ変えてみる。その小さな繰り返しが、カラダを少しずつ変化させます。

カラダの変化は心にも影響を与え、前向きな気持ちや自信を運んできてくれます!


歩くときの視線の高さはどのくらいですか?
地面ばかり見て歩いていると、背骨も丸まり、気持ちも内向きになります。考えごとをしながら歩くときも、空を見上げて気分転換を。

【やってみよう!】 
・数センチ視線をあげて歩く

ある芸能人の方が言っていました。「2階にいる観客を見るようにすると、いい姿勢になる」と。ステージに立っているつもりで、2階を見上げると、視界がひろがって、清々しい気持ちになりますよ。

「姿勢をチェック!」つづきはこちら

取材・文 古金谷 あゆみ/「スタジオ・ヨギーのある生活」vol.8より