気分が乗っていないとき、どうしていますか?~ヨガインストラクター編~
先生、質問です! vol.53
そういうときは、
「心がそういう準備になっていないから、やらなくていい」
といった考えや、
「半ば無理やりだけど、まずは最初にちょっとがんばってやってみる。そうすると脳が自然とやる気を出して、どんどんノッてくる」
という説もありますよね。
ヨガやピラティスを趣味でやっている人たちにはそれでもOKでしょう。
でも、職業としてインストラクターをしている人たちは、そうはいきません。レッスンの時間がくれば、生徒たちの前に立たなくてはなりません。
とはいえ、インストラクターの方たちも人間。なかなかやる気が出ないときは、どうしているのでしょう?
スタジオ・ヨギーの、ヨガ、ピラティス、ビューティ・ペルヴィスのインストラクターの方々に、アンケートを取ってみました。
今回は、ヨガのインストラクターの方々の、『テンションを上げるための、ちょっとした方法』をご紹介します。
「ウジャイ呼吸でエネルギーを高める」
「短く瞑想、してます」
「ヨガの場合は無理してテンション上げてるとそれが痛々しいと見抜かれます。 自然体が一番だと思います。 (もちろんクラスをガイドする意思は必須)」
「ありのままでいいよ~と自分に声をかけます。」
ヨガのインストラクターの方々は、テンションを上げるためになにかする、というよりは、呼吸や瞑想で、心や気持ちを整えてから、クラスに向かう方が多いようです。
ほかに複数あった意見は、“生徒さんのことを思う”でした。
「来てくださる方々の顔を思い浮かべる」
「わざわざ 時間とお金をかけて、スタジオへ来てくださるお客さんの身になる。そうすることで自ずと感謝の気持ちとやる気が湧きます」
「スタジオに行ってスタッフやお客さまの顔を見たりお話しているうちに、クラスをするテンションに変われます。不思議ですね。」
生徒さんあってのクラスですもんね。ありがたい存在です。
次回は、ピラティスのインストラクターさんに聞いてみた『テンションを上げるための、ちょっとした方法』をご紹介します。お楽しみに!
編集 竹内まり子