お悩み:
新型コロナウイルス対策で在宅勤務や外出自粛をして人と離れているからこそ、オンラインでコミュニケーションしたり、あれ、これこの人が好きそう!となにか送ってみようとしたり、いつもより、友だちや親のことを考える時間が増えた気がします。人に贈り物をするときに、ヤスシ先生が気を付けていることはありますか? 相手が喜びそうなことを見つけるコツはありますか?

答えのヒント:
贈り物をする・・・何を贈ろうかと考えるのは好きです。それでも自信はありません(笑)
贈り物をする場合、私達は基本的に自分の価値観に従うことが多いと思います。

ここで気をつけなければならないと感じるのは、自分の価値観をどこまで押し付けて好いのか?

僕自身は、自分の思い入れを相手に押し付けた「空振りギフト」を今までに何回か送った気がしています(笑)
本当に難しい!

例えば、アイディアキッチン用品などのカジュアルなものは、「こんなものを見つけたよ」というフォーマルな重さがありません。自分の「思い入れ」が少々空振りに終わったとしても、それほど気に病むことはないでしょう。

色々な機会の中でもフォーマルなoccasion(結婚や出産)がありますが、昨今は相手に何が必要かを尋ねる場合もあります。サプライズは、こちらは楽しいかもしれませんが、相手にとって「吉」とは限りません。要注意です。もし結婚のお祝いに圧力鍋を希望されれば、どれ位のサイズが必要かまで確認します。

出産祝いなどでは、明らかに新生児グッズを用意しますが、お母さんが喜べそうなものを選びます。(お母さんへの応援のつもりで)。

友達には高価な贈り物は相手も困ってしまいますから、相手のことを思う気持が表れ、かつカジュアルなもの。

家族への誕生日祝いは基本的にお花です。家族間でも、好みが合わなければぎくしゃくするものです。

親戚や知り合いが癌で他界した時は、癌センターに寄付をしたこともありました。病気の解明や治療の役に立てればと思ったからです。

シンプルなようで、なかなかむつかしい贈り物。

まとめると・・・
・ 相手が何に興味を持っているかをリサーチする
・ 場合によっては相手に欲しいものを尋ねる
・ 自分の思い入れを押し付けない
・ 相手に負担をかけない

そして自分に課しているのは・・・
・ 贈り物に対してのお礼(言葉)を期待しない
・ 贈り物に限らず、「相手にしてあげた」感覚を忘れるようにする
・ 誰かに何かをしてもらったことは忘れない

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文 ヨガインストラクター ヤスシ/編集 七戸 綾子