yoggy air で年に1回ほど開催している特別ワークショップ「epoではじめる”ゆるファス”のすすめ 〜酵素ドリンクでかんたん1.5日の週末デトックス〜」は、1回1時間のオンラインでの講義が3回と、丸1日のファスティングがセットになったもの。酵素ドリンクを使ったファスティング(断食)なので、苦しい思いをせずに、胃腸を休めることができます。
コロナ渦で在宅勤務となり、1年はキープしていた体重もすっかり増加してしまい、なかなか減らせず苦労していた私は、ワークショップの裏方を務めながら一緒に参加することに。
※本コラムは2023年10月のワークショップの体験を元に書いています。



金曜日の夜に1回目のオンラインセッションがあり、ゆるファスを実践するのは翌土曜日。日曜日は回復日となる。ということは、金曜日は準備の日、となるのです。ゆるファスの直前まで普段通りの食事をしてしまっていた私は、あ!と後からまるで準備をしていないことに気づくのでした。

ゆるファスに先立ち、ワークショップを申し込んだ方に事前に送られる案内メールの一部を抜粋します。
【ファスティング前日の過ごし方】
ファスティング前日(金曜)の三食に関して。
ファスティング前日は、大事な準備期間となります。
身体に負担をかけないバランスの良い食事であらかじめ身体を整えておきます。

・揚げ物、お菓子やスイーツなどの糖質、小麦、カフェイン、アルコールを極力控えましょう。
・発酵食品や食物繊維豊富なものを積極的に取り入れて腸内環境を整えておきましょう。
(※ただし準備食の食べすぎには注意)
・お白湯を飲むよう心がけましょう。

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そして夜、オンラインセッションがあります。ファスティング中にも役立つ呼吸法の実践付きのクラスです。
ファスティングとヨガの指導キャリアで絶大な人気を誇るキミ先生が、ファスティングに関する知識や実践しているときにおこりうる懸念点や注意事項、対策を教えてくださいます。
また、酵素ドリンク「コンブチャ酵素 -伊予柑-」の開発&販売をしているepoの代表取締役で、自らゆるファスを実践している竹村さんが、商品の特性や自ら体験して実感したエピソードを話しくださいます。

【ゆるファス当日】
基本的な飲み方としては、酵素ドリンクを1日360ml(1/2本分)を水2lで割って、こまめに飲む。人によっては最初にまとめてつくってしまい、小分けにして飲んでいくようです。



この日、私は欲張って(笑) 16時間は何も食べないファスティングも合わせて実践していたようです。つまり、食事は8時間以内に収めて、これまた空腹の時間を作り、胃腸を休める手法です。
①お昼12:00 酵素ドリンク50mlを水200mlで割って飲みました。脳がなにか不足しているような感覚がありました。
②13:00 酵素ドリンク30mlを200mlの炭酸水で割って飲みました。
③14:00 酵素ドリンク30mlを200mlの炭酸水で割って飲みました。
④15:00 酵素ドリンク50mlを250mlのお湯で割って飲みました。
このころには冷えを感じるようになり、お湯で割ることにしました。酵素がもしや熱で死んでしまう?と心配もありましたが、柚子茶のようで美味しかったです。
⑤16:00 酵素ドリンク40mlを200mlのお湯で割って飲みました。
⑥17:00 酵素ドリンク50mlを250mlのお湯で割って飲みました。
猛烈に眠気を感じ始めます。この頃には、お腹いっぱいな感じで、もう要らない、と思うほど。だんだんおなかがごろごろ動いているのを感じるように。
⑦18:00 酵素ドリンク30mlを200mlのお湯で割って飲みました。
げっぷが出るようになっていました。
⑧19:00 酵素ドリンク30mlを200mlのお湯で割って飲みました。
手元をすべらしうっかり30mlをこぼしてしまいました。
⑨20:00 酵素ドリンク50mlを250mlのお湯で割って飲みました。

夜、オンラインセッションがあり、参加者みなさんで、体験して感じたこと、こんな症状があった、などシェアリング。

【ゆるファス翌日】
朝、起きた時にそれほど空腹を感じませんでした。いつもの舌磨きをしたところ、こんもりと白い不要物が取れました。いつもより多くてびっくりしたのを覚えています。体重は、前日より、わずか600g減っているだけでした。
9:30 酵素ドリンク50mlをお湯150mlで割って飲みました。
しばらく続けようと思いました。が、早くも固形物が食べたくなり、
10:00 パン(カンパーニュ)にバター、カフェラテ、お茶



15:30 おでん(大根、うずら天、しいたけ、なす)
この日、仕事で外出したため、お昼を食べ逃してしまいました。帰り道、近所のカフェ(飲み屋さん)に立ち寄ったものの、ファスティングしたばかりなので、お酒は控えますね、とお店の方に伝えると、「ぼくもよくやってます!」と。どんなふうに?と聞くと、「デトックススープを作って飲みます」と。セロリ、にんじん、などなど野菜を細かく刻んでスープにして飲むのだそう。それはいいアイディア!せっかく胃腸がきれいになったのなら、わたしもしばらく維持してみよう、ということになり、夜さっそく作ることにしました。

18:00 ドライイチジク、お茶
20:00 デトックススープ(大根、レンコン、ごぼう、しめじ、玉ねぎ、ソーセージ、昆布茶、鶏がらスープ、トリュフ塩)
20:30 鮭、大根おろし (あれ、食べてますね、結局)

夜、オンラインでシェアリング。回復食にみなさんがどんな食事をしたか、ゆるファスをさらに続ける人、思い切りごちそうを食べた人などさまざま。

その後、デトックススープは冬の間は続けていました。ゆるファスそのものでの体重減少はわずかでしたが、便通が快調で、ゆるやかに体重も減り、はじめたときから約3kgは減ったところで安定しました。が、また戻りつつあるのでまたやりたい、と思っているところです。定期的に、年に1回、あるいは、2回など複数回やってみると胃腸を休めることができてよさそうです。

文・yoggy magazine & yoggy air スタッフ しち