ヨガインストラクターになるために知っておきたい5つのこと
現在のところヨガインストラクターには国家資格がなく、特別な資格がなくても教えることができます。でも、せっかくならしっかり学んでから、ヨガの素晴らしさを伝えていきたいですよね。
日本においては、全米ヨガアライアンスが認定した日本国内の養成スクールでの資格取得が一般的です。全米ヨガアライアンスは、80年代にアメリカで設立された世界最大規模のヨガ協会。協会が認定した養成スクールで200時間のトレーニングを受講し、「全米ヨガアライアンス認定資格(RYT200)」を取得することは、一定の知識や技術を持ったインストラクターであることを示す一つの証ともいえます。
最近ではヨガインストラクターの数も増え、レベルも上がっているので、RYT200のみならず、RYT300、RYT500まで、学ぶ時間数を増やしてスキルを向上させる人も増えています。
|02 スクール選びのポイントは?
大きく見ると、知名度の高い「全米ヨガアライアンス認定資格(RYT200)」を取得する(=協会が認定した国内の養成スクールで学ぶ)か、一人の先生に師事して、そのスタイルを学んでいくかの2つに分けられます。
前者の場合は、スクールによって学べる内容が異なります。スクールを選ぶ前にいろいろなクラスに参加して、得意なことや目指す方向性を追究して、自分がなにを深めたいのかを知ることが大切です。
「全米ヨガアライアンス認定資格(RYT200)」の取得には、合計200時間の講座を受講する必要があります。費用は養成スクールにより異なり、40万~60万円というのが一般的です。期間も3か月~1年程度のものまであります。一人の先生に師事する場合も、期間や費用はさまざまです。
|04 どんなふうに活躍できるの?
現在活躍中の多くのインストラクターが、インストラクター業を専業としています。約2~3割が兼業しているようですが、兼業といっても、いわいるオフィスワークよりは、セラピストなど心身の健康に携わる仕事をされているか、ダンサーなど体を使う仕事をされている方が多いようです。
活躍の場は、ヨガ専門スタジオやスポーツクラブ、地域のカルチャーセンターなどが一般的です。正社員として働く場合の平均年収は350万円前後といわれ、フリーランスとしてスタジオやスポーツクラブに出向いてクラスを行う場合は、1レッスン2,000円~4,000円が一般的といわれています。
オフィスやプライベートなグループに呼ばれる場合、1レッスン10000円の報酬が支払われることもあります。また、参加した生徒の数によって歩合制で給料が支払われるケースもあります。経験や実績を積んで信頼を高めてから、独立して自分のスタジオを経営する方もいます。
専門知識や技術はもちろんたいせつですが、まずなによりも生徒さんへの「思いやり」が重要です。多くの場合、参加者の年齢層は幅広く、健康な方だけでなく障がいや疾患を抱える方がいらっしゃることもあります。体だけでなく、感覚や価値観にも個性が存在することを理解して、配慮することがたいせつです。
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