鼻呼吸 or 口呼吸 ?
おいしい呼吸 Q&A vol.1
鼻呼吸 or 口呼吸
YOGA
鼻呼吸
特別な呼吸法などでは口で息を吸うことはありますが、吐くことはありません。鼻は呼吸器官、口は消化器官ととらえるので、基本的には鼻呼吸です。鼻呼吸には、吸気を体温であたため、適度な湿気を与え、鼻毛というフィルターでチリやほこりを除くという効用があります。
PILATES
どちらでも
創始者ジョセフ・ピラティス氏は鼻か口かを限定していません。現在はたくさんの流派があり、吐くことに意識を向けて腹圧をかけやすいなどの理由で、鼻から吸い、口から吐く呼吸を推奨している流派も数多くあります。いずれにしても、大切なのは呼吸が心地よい動きを導くことです。
BEAUTY PELVIS
鼻呼吸
鼻は汚れた外気から身を守るための免疫機能に優れ、口は食物から入る雑菌に対する免疫機能に優れています。ふだんの呼吸は鼻呼吸をおすすめします。いつも口呼吸をしている人は、緊張しすぎていて、体がそれを解放しようとしているのかもしれませんよ。
取材・文 古金谷 あゆみ/「スタジオ・ヨギーのある生活」vol.10より