読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。

Question
メディテーション(瞑想)中、どうしても居眠りをしてしまいます。心静かになりながらも眠らないコツがあれば教えてください。

Answer
YOGA マレ先生

寝ることが惜しくなってくるはず!

まずは、「安心してください。寝ても大丈夫ですよ!」と申し上げつつ、いかに心を退屈させないか?が眠らず瞑想するコツのように思います。

「瞑想=心の働きを静める修行」から、「瞑想=楽しい、気持ちいい」にするために心を夢中にさせましょう。子供が無邪気に生き物を観察するように自分の鼻の呼吸を観察したり、また、好きな歌を歌うような気楽さでマントラを唱えたり(アイドル的に好きな神様を決めてマントラを選ぶのもいいかもしれません)、面白がって観てみるなど、自分にとって退屈しない瞑想法を見つけてみると良いかもしれません。

そこから始めて瞑想状態の心地良さを体験できたら、きっと寝ることが自然と惜しくなってくると思いますよ。

YOGA
タダヒコ先生

気づきを育てて行こう

まずは第一に、夜寝れていますか?
睡眠不足や不規則な生活では眠くなって当然なので、日常の生活やサイクルを見直してみる事をお勧めします(修行僧の生活が規則正しいのもそのためです)。

なのに、寝てしまう。そんな時は気づきを育てて行くと良いと思います。
私達は普段夢遊病者の様に生きていると言われています。今に生きておらず、頭は常に考え事をしている。歩いている時、純粋に歩く事を楽しまず、考え事をしている。ご飯を食べる時も、シャワーを浴びている時も何か考え事をしていて、今を十全に味わっていない。

試しに時計の秒針を意識的に見守ってみてください。

だいたい3秒か4秒位で違う事を考えていませんか? 私達はすぐに無意識的になり、いつの間にか思考に囚われます。見守っていられない。

呼吸といった粗雑なものに対して気づいていき、やがては思考の動きといったより精妙なものに気付ける意識を育てて行けたら素敵ですね。

寝てる自分に飽き飽きしたら、「寝ない」自分を選択

眠る事は悪い事では無いので、寝ない様に自分にプレッシャーをかけるのではなく、最初は寝てしまってもいいし、保てたらそれもそれでいいなといった感じで続け、いい加減寝てる自分に飽き飽きしたら「寝ない」と選びます。寝ない様にしたいという願望ではなく、寝ないという選択。

5時におきたいなぁー、ではなく、5時に起きる!といった具合です。

瞑想に入る前にアファメーション(affirmation/断言)するのも1つの手です。「瞑想の間、クリアな意識を保ちます」と心の中で宣言してから瞑想に入る。
するとちょうどいいゾーンが段々分かってくると思います。また眠るのは体とエゴで、自分は起きている。そんな心意気で行うと上手くいくかもしれません。

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編集 竹内 まり子