読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。

Question
クラス中、どうしてもまわりの人が気になり、ポーズがちゃんと出来ているか比べたりしてしまいます。どうしたら集中できるでしょうか?

Answer ①
Beauty Pelvis アサナ先生

自分のカラダは自分でしか分からない。感覚、感度を上げていこう

クラスに来られてはじめのころは、「何をするんだろう?」「これで合ってるのかな?」「みんなすごいなー!」など不安もあるかもしれませんが、それも回数を重ねて徐々にクラスの雰囲気に慣れてきますよ。
特にビューティ・ペルヴィスは、ゆらゆらゴロゴロ重力から開放されるように仰向けになっている時間が多いので、比較的、人の姿が見えにくく、気になることは少ないかも。
仰向けになって視界に入らない分、不安になることもあるかもしれませんが、私たちインストラクターの誘導にしっかり耳を傾けて、自分を信じて(危険なときは飛んでいきます!)、身体を動かしてみてください。

「自分の身体が何を言っているのか」「今日の調子はどうか」などはご自分でしか分かりません。どんどん感覚、感度を上げていきましょう。
まわりの人が気にならず、感覚が上がってきたころには、心身ともに「強く、美しく、しなやかな」(ビューティ・ペルヴィスのコンセプト)素敵な女性になっているかも!?

Answer ②
Pilates カオリン先生

調子が悪くても、“今日はそんな日なのね”と受け入れてみる

エクササイズに自信がなかったり、正しくできているか不安だったりすると、どうしても周りが気になってしまいますよね。
「周りが気になる」という事は、言い換えると「自分に向き合っていない」という事になります。
正しく動けているのかな?などの不安や疑問は「集中」に対してのマイナス要素。クラスに入ったら自分に起きたすべての事を認めてみましょう。

今日は調子が悪いな……と思っても、それを「なぜ?」と疑問に思うのではなく、今日はそんな日なのね~とそこにある現実をちゃんと受け入れてみて下さい。自然と自分の体に向き合う事ができ、それが集中に繋がりますよ!
私たちの体や心は毎日同じではありません。今日の私はどんな感じなのかを観察してみよう!と、軽い気持ちでクラスに参加してみて下さいね。

Answer ③
Yoga アヤ先生

私の場合、集中を欠いていることに気付いたら「この時間、何のために来ているのか」を思い出すようにしています。身体をほぐしたい、呼吸を深めたい、筋肉を鍛えたい、心を観察したい、など。

少しだけ、視線を落としたり、身体の感覚をみたり、内側に寄り添うようにしています。クラスを人のために使っているわけではなく、クラス受講時、主役は自分ですから大事な時間を自分を見つめ直す時間にしたいとおもっています。

編集 竹内 まり子