太陽のように明るく、周りをぐいっと巻き込むようなパワーに満ち溢れたミサト先生。インドに伝統的なヨガを学びにいったり、スリランカにアーユルヴェーダを学びにいったり、学びに熱心。そして、得たことを惜しみなく、クラスに活かして、いつも新鮮な発見を私たちにくれる。

今年も4週間ほど、インドの自然療法施設とヨーガの専門大学に行ってきたそう。行く直前の緊張感からか、滞在中はずっと体調がすぐれず、それまで習慣にしていた体の浄化作法に悪戦苦闘したそうです。でも、安心してください。この笑顔です。

舌を掃除するタンクリーナーと、鼻洗浄をするネティポットは、“浄化セット”で、“旅のお供”でもあります。絶対欠かせません。習慣的に毎朝起きてまず、タンクリーナーをやって、ネティをします。舌のよごれをとってからお白湯を飲んだりしないと、細菌が体内に入ってしまいますから。また、口臭もなくなります。

タンクリーナーは、舌のコケの状態で冷えや胃腸の調子がわかります。白っぽいと食べ過ぎで、割れてると調子が悪い、まだらだと体のどこかに炎症が起きている。調子が良い時は舌のコケがなく、きれいなピンク色になっています。そのときの消化力がわかるので、消化力に合わせて食事をすれば、どこにいっても体を壊さないです。

タンクリーナーとネティポット
(ミサト先生私物。インドで購入。)

左右の鼻から鼻を洗浄するのに使うのがネティポット。この洗浄は、ジャラネティと言います。スートラネティで、ラバーを使って、鼻から口の洗浄をします。鼻から喉にラバーを通し、のどの奥に指を入れてラバーをつかんで通します。ストレスが強いときは、指が奥に入れられず、喉も締まっているのがわかります。スートラネティは自律神経を強化すると言われています。

タンクリーナー

ネティポット(ジャラネティ)

スートラネティ

ネティポット

というセットを、炎症を起こしていないときは、毎日、朝おこないます。この一連が終わると、顔の筋肉の緊張がとれて、全身がリラックスします。ふしぎなもので、喉の緊張を1回リセットできると、体がラクになるんですね。

花粉などアレルギーの症状の反応に強くなります。風邪の引き始めには、ネティ用の塩水の濃度を少し濃いめにして、温度もやや高めにすると、症状も悪化しにくいです。この習慣をはじめてから、病院に行っていません。

コスメキッチンに行くのが好きで、いろいろ試しているんです。最近は、WALEA(ワレア)の ボディオイルスクラブを愛用しています。すごくいい香りで、配合されたスクラブが肌にいいんです。仕事上、裸足の時間が長く、かかとが乾燥してカサカサになります。座ったり、膝をついたりと、角質がたまるので、週1回全身をピーリングしています。

これを使う以外、肌には何もつけません。触れられたとき「肌のさわり心地が良い」と言われるくらい、何かを塗ったり作っていないきれいな素肌にしたいと思っています。オイリーなので、お風呂で使った後、そのままお風呂場も磨くので一石二鳥です。

WALEA ボディオイルスクラブ/ボディケアオイル

冷えは大敵なのに、いつも外では足首を出しているので、部屋で過ごす時には必ず靴下を履いています。アレルギーの症状が出るときは、足元をあたためておくと症状がほぼ出なくなります。子宮も末端から冷えた血液が戻ってくると、冷えてしまうから。

夏は裸足が好きなので、真夏以外は冷えとり靴下を愛用しています。

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写真・取材 七戸 綾子