>>前半のマサ先生に引き続き、アヤコ先生、カオ先生の変化したコメントをお届けします。


Answer
yoga アヤコ先生

私はヨガをするようになってから、以前とあきらかに変わったところは「自分に見られている意識」です。

昔はもっともっと感情的で、反応で生きていたと思います。しかしヨガをするようになってからは感情よりもう少し奥の意識がハッキリすることによって「めんどくさがらずに今やろう!」とか「今の一言に自己主張を付け足したよね」など自分で自分にツッコミを入れてます(笑)。

私は長い間、自分に自信が持てなくて、しかも自分をすぐ責めてしまう傾向があったのですが、どの声に耳を傾けるのかなど、自分自身の中でのコミュニケーションが少しずつ上手になってきたことにより、おかげで今は随分自分のことが好きになれたと思っています。


yoga カオ先生

物事の捉え方が肯定的になった事と、本質を見つめる癖ができたと思います。普遍的な原理原則を知り、思考力を鍛え、本質を見抜く目を養うのに、私にとってはヨガ哲学を学ぶことはとても有益でした。

常に変化していく流れの中で、「変わらないもの」を知ることでそれが軸となり、変化するものをより意識的に選択し、楽しめるようになったと思います。それにより以前より、自分自身を信頼できるようになりました。

ヨーガ・スートラ(ヨガの聖典)に「イーシュヴァラ・プラニダーナ」と言う言葉があります。聖典では「神に身を委ねる」という意味があります。

私は、これを自然のはからいにまかせること、おまかせの境地と理解しています。私の哲学の先生は分かりやすく、「広く言えば、心を開くことであり、人として大らかな器を養うこと」と説明してくれました。

自分に合ったタイミングで、自分を成長させるために必要なチャレンジや試練があります。それは大きな自然の摂理、全体世界(=イーシュワラ)から適切なタイミングで起きる出来事であり、それに抵抗したり抗うのではなく心を開いて受け入れてみる(=プラニダーナ)。
──自分の身に起こること、コントロールできないことはジャッジメントを一度手放して、大いなる流れに身を委ねてみる。そこから自分にとってより良い選択を意識的にできるように。それが私にとっての「イーシュワラ・プラニダーナ」。

ヨガは本来の私たちの本質でもある幸福な生き方と繋がるツール。人生の流れを大いに楽しみながら、これからもヨガと付き合っていきたいと思います。


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