なにかと慌ただしく過ごしてしまう師走。年内に片づけてしまいたいこと、やり残したことをキレイにしたくなりますよね。

スタジオ・ヨギーでは、年末年始のワークショップとして“108回の太陽礼拝”を実施しています。煩悩の数、除夜の鐘の数の分だけ、太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)をみんなで行おうというものです。

数年前から始まったこの企画、本当に108回もできるのか、どんな風にやるのか、関西3スタジオ(OSAKA、なんば、京都)のヨガインストラクターに訊いてみました。

(左から)ノリコ先生、ミコ先生、カナコ先生

──2時間のワークショップで、108回の太陽礼拝、終わるものなのですか?

カナコ 「集まった皆さまのテンポにもよりますが、2時間かからないです。」

ノリコ 「“どの流派の物をやるか、どんな速さでやるか”によります。私が担当するSivananda Yogaのやり方では54セット108回となりますので、120分以内で終わります。」

──2時間、ずっと体を動かすことになるのですか? 

ミコ 「なんばのワークショップでは、マントラ、呼吸法、ウォーミングアップ、太陽礼拝、ファイナルリラクゼーション、瞑想などバランスよく行います。一緒に行いますが、個人差があって大丈夫なので、プレッシャーを感じないでください。」

カナコ 「太陽礼拝そのものが、ウォーミングアップの要素も含みますので、最初の数回は、みんなでゆっくりといくつかのやり方を紹介しながら一緒に行います。」

──途中、休んでも大丈夫ですか?

3人 「もちろんです。」

ミコ 「休む勇気が必要な場合もあります。」

カナコ 「辛くなったら休んでください。ターダアーサナでも、チャイルドポーズでも……。ただ、みんなで一緒にしている気持ちを合わせていただけたらと思います。」

──そもそも108回もできるものなのですか? 心配になってきました……。

ノリコ 「出来るかどうか?はまったく問題ではありません。体力、その日の調子など等様々な要因が影響します。108回やりとげることを目的としないでいただきたいです。」

ミコ 「大丈夫です。安全第一で行いましょう。」

──太陽礼拝を108回やると(このワークショップに参加したら)、どうなるのですか?

ミコ 「プラーナ(生命エネルギー)が高まり、熱を生み、煩悩を浄化します。
自分の中に本来ある静寂を感じる。そこからもっと自分らしい自分になれるはずです。」

カナコ 「心と体がスッキリ浄化されることと思います。それぞれの体験なので、興味をお持ちの方、是非ご参加ください。」

ノリコ 「やはり人によって違うでしょう。あえて申し上げると、同じ動きを呼吸に合せで繰り返すことで、リラックス反応が起こること、意識状態が瞑想状態に導かれること、が考えられます。」

以前、スタジオ・ヨギーで108回の太陽礼拝に参加した方々に感想を聞きました。

「達成感あります、疲れましたけどね。」
「大変かなぁと思ったけど、なんか楽しかった。一人じゃ多分やれなかった。」
「頑張りすぎると大変そうだから、無理なくやれる範囲でやりました。」
「意外とできちゃう自分にびっくりした。」
「結構大変でした……。次の日マッサージ入れました(笑)。」

カラダにもココロにも、新たな発見がありそうですね。108回の太陽礼拝……未知の世界にチャレンジしてみませんか?

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編集 竹内まり子