ヨガで過程を“楽しむこと”。そして、毎日の生活の中でも“楽しみを見いだすこと” 1/2
ショウコ・デュビスキー インタビュー
ショウコ先生の専門分野はなに? インストラクターになる前はなにをしていたの? ヨガとの出会いは? アーユルヴェーダで自身も変化を実感したというけれど、どんなふうに? など、10個の質問を聞いてみました。
短大を卒業して、すぐにまず保育士の仕事で数年保育所に勤務していました。その後、コンピューターのインストラクター、社長秘書など経験し、TVアナウンサーのお仕事を5年ぐらいしていました。OLとして色々経験豊富です(笑)。
2.ダンスは、OLと平行してやっていたのでしょうか? ダンサーとしてどのように活動されていたのですか?
はい、仕事を終えてダンスのレッスンに通っていました。日本では、所属する先生のスタッフやアシスタントも兼ねて、パフォーマンスがあれば踊っていました。日本より、NYに移住してからの方がパフォーマンスの数も多かったですね。一度シンディ・ローパーさんとお仕事もさせてもらいました。
3.英語はどのように習得されたのでしょうか?
英語には、かなりお金を投資しましたね(笑)。もともと学生時代から英語が好きだったのもありますが、働いてからは、英会話スクールに週1〜2回、ラジオの英会話レッスン、通信講座、TOEICもスキルアップのために定期的に受けていました。
また、映画が大好きなので、映画を観ては台詞を何度もリピートして覚えて行きました。アメリカでは英語で教えているヨガクラスがほとんどです。教えながらも大好きな英語&ヨガでさらにボキャブラリーを増やして行くこともありますし、時々、英語のプライベートレッスンを受けるなど、日々継続して学んでいます。
後は、一番英語の発音に厳しい私の旦那様が、毎日の私の英語の先生でもあります(笑)。
4.ニューヨークおよび、ニュージャージーの魅力を教えてください。
ニューヨークは、歩いていているだけで沢山の面白さが溢れています。人々もそうですし、街並、建物、全てがアート(芸術)ですね! ヨガスタジオもそれぞれ個性があって、色々なスタイルを楽しめるのも魅力です。また、沢山の人種が集まっているので、様々な国の食べ物も楽しめるのもいいですね。
私の住んでいるニュージャージーのHoboken(ホーボーケン)は、住んで12年以上になりますが、NYに暮らしている人に比べると、少しのんびりしているような感じを受けます。また交通の便もよく、15〜20分でマンハッタンに行けるのも魅力です。また、Hobokenの川沿い、ハドソンリバーを超して眺めるマンハッタンの風景は絶妙です。特に、夜景は綺麗ですね〜!
NYでダンス留学中に、パフォーマンスのリハーサル中に怪我をしたことがきっかけです。それまで、全くヨガには興味がなかったのですが(笑)、ダンスレッスンは、しばらくお休みしなくてはならず、同じダンススタジオで、私のダンスの師でもあるLynn Simonson(リン・サイモンソン)が、とってもジェントルなヨガを教えていたので初めて受けました。その時は、本当にリハビリのためでした。
でも、クラスを受けた後、勝手に今まで頭の中で思っていたヨガのイメージと違う、何とも言えない“心の安らぎ”、“安定感”などを感じて、それからどんどん、色々なスタイルのヨガクラスを受けるようになりました。そう…ヨガに恋をしてしまったわけです!
取材 七戸 綾子