ヨガインストラクター キコさん
vol.22
「あまりこだわりは持っていませんよ」とおっしゃっていましたが、お気に入りを聞いてみると、日常的に自然とおこなっている数々のケアと、それに使うアイテムを紹介してくれました。
「よく、クラスでもアーサナの中で内側から湧き出てくるものを感じ受け止めて…とリードしていますが、ものを使う・使わないという違いだけで、今回紹介するアイテムは、自分と向き合うということがヨガとすごく似ていると感じています。」
そんなoff the mat(ヨガをしているとき以外にもヨガ的な生活をしている)なキコ先生のお気に入りを紹介します。
パドルブラシは別のメーカーのものを元々使ってはいたのですが、お友だちからこのパドルブラシをプレゼントしていただいて、すっかり気に入りました。
実際に使ってみると、女性が握りやすい大きさで、軽いです。髪の毛が乾いている時、シャンプー前や、ブローする時に使います。髪の毛に絡みにくい感じがします。マッサージにもなるので、軽く頭皮を叩いてみたりもします。
寝る前にもブラッシングに使用しています。寝る前にブラシをかけるのはおすすめです。頭皮の血行が良くなり、リラックス効果もあるので、ぐっすり眠れます。
頭皮へのマッサージ効果を高めるとともに、使った時に気持ちいいと感じる優しく柔らかな使い心地を追求。パドルブラシの特徴であるクッション性の良さを高め、ピン先の球体の大きさにもこだわりがある。ボディには木目が美しく肌触りが良いブナの木を採用。柄の長さや形は、女性の手にしっくりなじむよう考えられている。
ヘナでトリートメントをすると、髪の毛に艶が出て、しっとりします。ハリも出て、ボリュームもアップしますね。使い始めたのはここ1年ぐらいです。きっかけは、まわりでやっている人がいて興味がわきました。友人の家でやってもらったところ、それまで大変そうと思っていたのがとたんに身近に感じて、自分でもやってみようと思い立ちました。
ヘナの粉を人肌ぐらいの温度のお湯や紅茶で溶いて、ダマがなくなるぐらいまでかき混ぜます。私の場合は、少し湿らせた髪の毛に塗布して、ラップでぐるぐる巻きにします。そしてドライヤーをあててラップを密着させ、そのまま3時間おきます。その間、ごはんを食べたり、片づけものをして過ごします。
自分と繋がるものは、心のこもったもの、心身が喜ぶものが好き。これは、人はもちろん、物も言霊もカルマとなって繋がっいてきますのでとても大切にしています。
でも、あまり神経質にならず、身体が欲しているものに自然と任せています。食べたものや付けたものが身体に負担がかかっている時は、大切にしているパドルブラシやヘナ、かっさが反応をして解毒して教えてくれます。
美容師の安全な職場環境の実現・地球に人に優しい美容の普及を目指している美容師によるブランド。インド ラジャスタン州ソジャット産のヘナの葉を手で丁寧に不純物を取り除いた、世界でも珍しい最高品質のヘナ。人間の手と目で確かめて選別を行なっているため、一般的なヘナ製品よりも約20%以上純度が高い。
素材は、水牛の角です。水牛は、人と同じタンパク質なのでなじみが良く、温かっさといい、体を温めてくれます。顔がポカポカになります。クリスタルや石でできているのは、冷かっさといい、体を冷やしてしまいます。
お風呂から上がったあと、化粧水をぬったあと、オイルをつけておこないます。むくみを感じる朝などにも使います。顔色がよくなり、くすみ予防にもなります。
水牛の角でできている。厚さや形の異なるプレートがある。
この銅製のタングスクレーパーは、スタジオ・ヨギーでアーユルヴェーダの講座を受けたときに出会いました。それまでは、ブラシを使って舌の掃除をしていましたが、衛生面で気になっていたので、銅製のタンスクレーパーに変えました。
朝起きて、一番に行います。日によって取れるコケの色や量、ゆるさ、柔かさが違うので、体調による変化を実感します。
日本製タングスクレーパー。東京の下町にある工場で熟練の職人さんが丁寧に一つ一つ手作りしている。
アーユルヴェーダではいらないものを排出してから良いものを取り入れるのが重要です。朝起きたての口のなかのネバネバ、舌苔をタングスクレーバーでスッキリ取り除きましょう。舌のヒダに溜まった舌苔は「アーマ」と言って体の中で未消化となったもの。毎日行っていると、アーマの量や色に差があることを感じることができ、自分の体や消化力のバロメーターにもなります。
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取材 七戸 綾子