
JAPAN DESIGN vol.2
世界へ発信する日本のデザイン

日本人ならではの繊細で丁寧な“モノ作り” 。
そんな「和」の真髄を引き継ぎながら新しい世代のクリエイターたちが作る“モノ” から
見えてくる「和=日本」の魅力とは?
D-BROS
デザイナーの一人である天宅正(てんたく・まさし)さんによると、「D-BROSが作るのは何かと何かの“間”のもの。二次元と立体の“間”、おもちゃと道具の“間”。ジャンルとしてきちんと分けられないものを形にするのが私たちの軸となるところ」。
今までにない発想で生まれたモノたちは、東京ADC賞、ニューヨークADC賞、グッドデザイン賞などで高い評価を得て、日本国内のみならず、ニューヨーク、パリ、ミラノなどの店でも扱われ、今や世界中にファンを持つほどに。
現在プロジェクトを担っているのは4人のデザイナー。それぞれが自分の持ち味を活かしたプロダクト創りをしているとのこと。その中での天宅さんの味を聞くと「とんち」という答え。「ちょっとした仕掛けによって、使う人がほくそ笑んだり、感心したり。普通は感情を持たずに使う道具を、楽しいと思って使ってほしくて」。
KUDAMEMO

リンゴ、ヨウナシ各¥2,000
FLOWER BASE MINI

2枚入り¥1,000
CREATOR'S DIARY

レギュラー¥2,800、ミニ¥2,600
BOOOOON!

3柄各1枚入り¥1,000
*価格はすべて税抜きです。
撮影 野頭 尚子 / 編集・文 横山 直美