とうもろこしと枝豆、みんな大好き夏限定の味覚。いくら採れたてのとうもろこしを缶詰にしました、と言われたって、旬の味とは全くの別物。価格も出始めの半分くらいになってきているので、大いに食卓に取り入れたい。実のところ、茹でて丸かじりというのが一番おいしいのかもしれないが、それに匹敵するくらい簡単でおいしいとうもろこしごはんをおすすめする。

とうもろこし1本の実を包丁でこそげておく。半分に折ってからするとやりやすい。白米はあらかじめ洗ってからざるに上げておく。厚手の鍋に白米2カップ(400cc)と同量の水、塩小さじ1杯、とうもろこしの実と芯(出汁を期待して)を乗せる。蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱火で10分炊く(炊飯器の場合はそれぞれの時間に準ずる)。火を止め10分蒸らす。

炊きあがったらお楽しみは色々で、温かいうちにバターを少々加えてもいい。季節の出会いもので、ゆでた枝豆と合わせれば色合いも香りも楽しめる。とうもろこしの風味を際立たせる引き立て役として、黒こしょうを挽いたり、ゆかりふりかけを混ぜ込めば、これが意外と合うのだ。

写真&文 中村 宏子