自分の内側に意識を向けながら、深い呼吸とともにポーズを行うヨガ。肩こりからダイエット、姿勢改善まで、たくさんあるといわれるヨガの効果のなかからカラダに関するものをまとめてみました!

|美脚効果

足を大きく開いて下半身を安定させるポーズ、たとえばトゥリコーナアーサナ(三角のポーズ)は、股関節を柔軟にします。バランスのとれた筋肉が脚につくので、健康的な美脚づくりへとつがなります。

|くびれをつくる

カラダをねじるポーズは、お腹の前面だけでなく側面、背面にも効果的。さらに深部の筋肉をバランスよく使い内臓も刺激するため、ウエストのくびれづくりにも。背骨をねじることで、自律神経のバランスも安定し、ココロも整います。

|ぽっこりお腹の改善

腹筋を使ってバランスをキープするポーズは、インナーマッスルを強化します。舟のポーズなどは下腹部のぽっこりお腹に効いて、キュッとしまったウエストに! お腹に力を入れることで内臓の動きも活性化します。

|血行を促進

体の前面を伸ばすポーズは、横隔膜とつながる大腰筋が伸びて、腹式呼吸がしやすくなります。深い呼吸を繰り返すうちに、副交感神経が刺激されて血管も開き血流アップ! 腹部の血流も改善され、胃腸の働きも活発になるでしょう。

|冷えの改善

下半身の大きな筋肉を使い、肩甲骨を寄せて胸を開くハイランジのポーズなどは、血流を促して、冷えを改善します。また、お腹に力が入り腹圧も高まるので、コアの筋肉である腹横筋を引き締める効果もあり、内臓の働きが活性化します。

|むくみを軽減

太ももの後ろ側にあるハムストリングス。パスチモッターナアーサナ(座って前屈するポーズ)などでこの筋肉を柔らかくすることで、血流やリンパの流れがスムーズになり、老廃物が排出されやすくなります。するとむくみが軽くなるのとともに、骨盤のゆがみも改善するといわれています。

|便秘の解消

ひねりや前屈のポーズで内臓に刺激を与えることで、腸の働きが活性化します。排泄機能が高まるので、慢性的な便秘にも効果的です。腹部の筋肉を刺激して血流を促せば、代謝もアップ。ウエストの引き締めはもちろん、肌荒れやくすみなどの肌トラブルの改善が期待できます 。

|猫背を改善

現代人の多くは、デスクワークやスマートフォンの使用によって胸の筋肉が縮み、猫背になりがちです。ウシュトラ・アーサナ(ラクダのポーズ)などで大胸筋を伸ばして深呼吸を繰り返すポーズで緊張して固まった胸の筋肉がゆるまると、姿勢がよくなり、肩こりの改善になります。

|生理痛がラクに!

股関節を開くポーズは、股関節や骨盤まわりの硬くなった筋肉がほぐれ、骨盤内のスペースが広がり、血行が促進されます。これにより生理痛がラクになるといわれています。冷えの改善にも効果的です。