4/22はアースデイです。東京・代々木公園では例年その時期に「アースデイ東京」が開催され、毎年10万人以上が訪れているビッグイベントとなっています。

――アースデイとは、1970年にアメリカである上院議員が、4月22日を”地球の日”であると宣言し、誕生しました。アースデイを通して環境のかかえる問題に対して人々に関心をもってもらおうと、当時全米学生自治会長をしていた人物によって、全米への呼びかけへとつながりました。アースデイには、代表も規則もありません。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。――
参考「アースデイ東京」ウェブサイト

そこでスタジオ・ヨギーのインストラクターやスタッフがふだん、環境のため、次世代のためにやっている生活習慣について聞いてみました。

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ヨガインストラクターのヒロです。

私の最も大切にしているアメリカンインディアンの世界観のひとつに「七代先の子孫を想い生きる」という生き方があります。自分自身だけでなく、自分の世代だけではなく、七代も先!!を見据える生き方。

持続可能な社会、ロハスなライフスタイルをインディアンからも教えてもらいながら、心地よさそうな事、心に火がつくワクワクする事は何でもやってみよう♩と続けています。

例えば、身体にも環境にも良い布ナプキン。面倒とか大変かなとか後先考えず、まずはやってみると心地よさが優先して身体が布ナプキンに順応し緩んでいくのが分かります。今ではそれが毎月の楽しみになってるくらい気持ち良い。洗うの面倒だなって季節は、使わないでナチュラムーンの紙ナプキンで代替しながらストレスなく過ごしたりしています。

日常の調味料についても味噌も醤油も手作りです。元になる麹や大豆を育て作ってみたり、夏前に仕込む梅干しも毎年自分で漬けたのが一番美味しいと自負してます。そして、調理法もシンプルに重ね煮、後片付けは洗剤要らずアクリルたわしのみで済んでしまうものばかり。水を汚さず手も荒れず気持ち良い。

「重ね煮」は船越先生の考え方を参考にやってます。使う野菜は無駄なくびっくりするぐらいほとんどクズが出ません。そして、砂糖とか化学調味料とか全く使わないのに驚きの甘さなんです。しいたけ玉ねぎにんじんの重ね煮をストックしておけば、それにお味噌を足すだけで即席味噌汁が出来たり便利ですよ。

ちなみに船越さんは野菜の切り方が面白くって武道の姿勢を使います。だから切ってると瞑想しているみたいな感じ…心の訓練にもなっています。

そして2016年、今年は思いっきり大自然の中で野生を楽しもう!と思っています。キャンプや、特別な日はホテルではなくグランピングしたりしながらオシャレ豪華に! 気の合う仲間と焚き火を囲み、美味しい食事やお酒で日常を忘れてスローな時間を過ごしたり、時に静かに1人で焚き火に暖まりながらぼんやり穏やかに過ごすのも良し。土や水、火に風に癒され楽しむキャンプぜひオススメです。

禅の教えに悟りとは何かと教えてくれる「十牛図」というのがあります。その中に「返本還源」という教えがあります。空の世界の中へ、ありのままの自分へ還る事。

私たちは自然界のものと人間である自分を切り離す思考のクセがあります。しかし皮膚一枚隔てが無ければ、私たちは自然と一緒、自然の一部なんだよって大自然の中で過ごしヨガや瞑想をしていると気づかされます。

未来永劫、この土や水、空気に光が変わらずありますように。ロハスなライフスタイルをワクワクそして楽しみながら続けていきたいですね。

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ヨギー的ロハス生活 vol.2「楽しんでできることをつづける」につづく

文 ヨガインストラクター ヒロ/企画 七戸 綾子