病は気からというものの、「自分で治す!」と気合いを入れるだけでよくなるものでしょうか?
実際には、具体的に、何をしているの?

ふだんから「自分で治す!」を実践している人たちに万病の元といわれる冷え対策の養生法を聞いてみました。

昔の人のようなリズムのある暮らし

静岡ピラティスインストラクター アヤリ

極度の冷え症で生理が止まってしまったアヤリ先生は、10年前に一大決心。南伊豆へ引っ越し、看護師の夜勤を断り、薬に頼るのをやめました。生活改善の軸としたのは“リズミカルボディ”というキーワードだったとか。

「たとえば生理前はリラックスする、生理後は動くというように、1日、1ヶ月、1年のリズムに合わせて自分の生活周期を作るようにしました。なるべく昔の人のような生活に戻そうとしたんです」。

そして、もうひとつの転機となったのがピラティスとの出合い。初めてのレッスンで感動してインストラクターになることを決意。練習すればするほど、どんどん体が変わっていったそうです。

「まったく汗をかかなかったのに、今ではピラティスの呼吸をするだけで汗が出ます。お医者さんに『もう自然にくることはない』と言われていた生理も、去年からくるようになりました」。

冷えや疲れを感じたら梅醤番茶

>>冷え取りアイテム『meri ja kuu』(メリ ヤ クー)の一覧はこちら

文 古金谷 あゆみ/「スタジオ・ヨギーのある生活」vol.23より