季節の変わり目はなにかと風邪を引きやすいもの。体のエキスパートであるインストラクターのみなさんはどんなふうに、冷え対策をしているのでしょうか? 今回は、秋のはじまりにおこなっていることを聞いてみました。

大事になる前に、「お腹をあたためる」

ヨガインストラクター ヤエ

ヨガのおかげで、体温が上がり、昔よりも冷えで悩むことが無くなりました。よく他の方から触れた「手があたたかい」と言われるようにもなりました。呼吸の力はすごいですね!

北海道の冬の冷たい風と乾燥から身を守るために、風邪をひいていなくても、外を歩くときは、マスクをつけています。顔周りもあたたかいですし、保湿効果もあります。

そのほかに、上着で重ね着をするというよりは、腹巻やレッグウォーマー、首回りを冷やさないようストールを常備し、靴下の重ね履きなど、冷やしたくない部分を常にあたためています。

わたしの鉄板の冷え対策は、「こんにゃく湿布」です。寒気がしたとき、悪寒を感じたとき、お腹の調子に「?」を感じたとき、「お腹をあたためる」と症状が落ち着くことが多いです。大事になる前に行うので、風邪をひいたり、体調を崩すことがほぼなくなりました。

やり方は、こんにゃくをパッケージから出して、お鍋にたっぷりの水から入れてあたためます。時間的には10~20以内位で、フツフツと沸騰し始めてからもそのまま熱々にします。

多少こんにゃくのにおいはありますが、2~3枚ほどのフェイスタオルで包むため、それほど気にならなくなります。セルフケアでは仰向けになり、お腹、少しずらして肝臓などデトックス器官をあたためています。ヨガなどで行う際には、うつぶせになり、腎臓あたりに当てることもあります。

「こんにゃく湿布」は、わたしの鉄板の冷え対策なので、家族や友人、生徒さんにもおすすめしています。

お話し ヨガインストラクター ヤエ/編集 七戸 綾子