寒い季節になってくると、冷えや乾燥から、風邪を引きやすくなってきます。そのときの体のコンディションによって、重くなったり長引いたり、風邪とはいえ侮れません。体のエキスパートであるインストラクターのみなさんはどんなふうに、風邪予防や対策をしているのでしょうか? 

首を冷やさず、水分補給を欠かさない

ビューティ・ペルヴィス インストラクター サエ

春夏秋冬よく持ち歩いている「ストール」が風邪対策に繋がっていると思います。インストラクターという仕事柄、移動時間が多いので巻いて行ったりカバンに入れて行ったり。春夏の日よけ・冷房対策、秋冬の冷え対策、勿論ファッションアイテムとしても好きなので、無地や柄のものをその日の気分で選びます。

「首と名の付く場所は冷やさない」と良く言いますが本当にその通りです。冷えを感じたり体調が優れない時(アレルギーが出た時など)には寝る際にもタオルを首に巻いて寝る時もあります。

あとは「水分補給」です。常にミネラルウォーターも持ち歩いています。喉が乾く前に一口の量をこまめに取ります。

一年を通し朝晩にはお白湯も飲んでいます。秋冬は保温ボトルにお白湯を入れて行くことも。…でも一番はやっぱりビューティ・ペルヴィスで身体を整えることでしょうか。笑。

日々のちょっとした自分への気遣いが、本当に身体を変える

私は、20代の若い頃からかなりの首コリ・肩コリなどの様々な不調があり、免疫力の低さも感じていました。意識して身体を冷やさない様に過ごすうち、最初に感じたのはこのコリが軽くなってきた感覚でした。

首から冷えて固まっていたことで神経痛も起こっていたので、それも大分楽になりました。

もちろんビューティ・ペルヴィスで身体を整えることも重なり、以前に比べ冷えを感じにくい身体になったと思います。

また水分をよく取ることで皮膚の乾燥が減り、アトピー性の皮膚炎も出にくくなりました。

身体は冷やす・固める(動かさない)事でめぐりが悪くなり様々な不具合を引き起こします。

めぐりが良くなれば本来身体に備わっている機能がちゃんと働き、その結果、風邪をひきにくくなったり、ひいたとしても悪化せずに軽くで治ったりします。
日々のちょっとした自分への気遣いが本当に身体を変えます。

症状は、身体の機能がちゃんと働いている証拠。

風邪をひくと熱が出たり、鼻水が出たりそれぞれ症状が出ると思います。こういった症状は身体の機能がちゃんと働いている証拠なので、なるべく症状を薬で止めるということはぜずにしっかり出し切るということを大切にしています。

そのためにも、風邪のひき始めにはホットタオルで「首の後ろ」「鎖骨」「仙骨」を温めます。

とは言え、仕事を考えると症状を止めないとどうにもならない時もあるので、病院に行き薬をもらう事ももちろんします。

ただ可能な限り、熱が出て入れば熱を身体から出し切ります。寒気がしたら身体を温め、熱くなったら温めるのをやめます。

身体が感じる感覚を大切にしていると、風邪も早く治り出し切った後はかなりスッキリとします。

お話し ビューティ・ペルヴィス インストラクター サエ/編集 七戸 綾子